夏の暑い時期には冷たい麦茶を冷蔵庫に入れている方も多いのではないでしょうか。
麦茶を作る際には麦茶のパックを使うのが便利ですが、水出ししたり煮出した後には、麦茶のパックを取り出し忘れたり、そもそも濃い味が好きだからと入れたままにしている人もいるかもしれません。
ですが、麦茶のパックの入れっぱなしは衛生面や味などに問題がないのか気になりますよね?
この記事では、
- 麦茶のパックの入れっぱなしは良くないのか
- 麦茶の賞味期限
について紹介していきます。
麦茶パックを入れっぱなしはヤバい!どうなる?
麦茶のパックの入れっぱなしは良くないのでしょうか?
麦茶を水出しややかんなどで煮だしたりした際に、麦茶のパックを入れたままにすると良くありません。
どうしてかというと、味や香りが良くないということもありますが、色が濃くなりすぎて濁りも出てきてしまいます。
冷蔵庫で水出しした際に麦茶のパックの沈んでいるところだけ色が濃くなったのを見たことがあるかたも多いかもしれません。
入れっぱなしにすると、
- 味は苦みがでてくる
- 麦茶の良い香りが損なわれる
- 雑菌が繁殖
してしまいます。
せっかくの麦茶の良い香りや美味しさが損なわれるのはもったいないですよね。
雑菌は、腹痛などの原因になるので腐らせないためにも、美味しく飲むためにもパックの入れっぱなしはやめましょう。
麦茶を作り置きするときの注意点
麦茶を美味しく飲むためには、「抽出時間」を守ることが大切です。
麦茶のパックの抽出時間は、水出しと煮出しでは時間に違いがあり、麦茶のパックの種類によっても違うので製品の袋に記載されている時間を守りましょう。
大体の場合だと、
- 水出し2~3時間で出来上がり
- 煮出し3~5分煮出して火を止めてから1時間ほど置いておく
という場合がほとんどです。
水出しや煮出し終わったあとには麦茶のパックを取り出すようにしましょう。
麦茶の賞味期限
作り置きした麦茶の賞味期限はどれくらい持つのでしょうか?
家で作って冷蔵庫に入れておく場合は水出し煮だしいずれも賞味期限は2~3日ほどです。
冷凍する場合には2週間ほど持つと言われています。
麦茶はでんぷん質が含まれていて腐れやすいので常温保存は避けましょう。
どちらにしても美味しく飲むためには早めに飲んだ方が良いでしょう。
麦茶が腐れたらどうなる?
麦茶のパックを入れたままにしてしまうと、雑菌が繁殖して腐りやすくなってしまいます。
麦茶は腐った場合には、どのようになるのでしょうか?
- 麦茶は腐ると、
- 白い浮遊物
- 異臭がする
- 酸っぱくなる
という変化があります。
腐ってしまった麦茶を飲んでしまうと腹痛などをおこしてしまうので、このような状態になった場合には飲まないで捨てるようにしましょう。
また、煮だした後に1時間以上置いてしまったりした時や、常温に置いたままの麦茶は危険なので飲まないことをおススメします。
過去にコープ九州が行った実験では「煮だした麦茶を常温で冷ましたもの」が一番傷みやすいといった結果が出ています。
なので、やかんごと氷水などで冷やしてから容器に移して冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
美味しく安全に飲めるように常温で置きっぱなしにしたり、パックを入れたままにせず、美味しく安全に麦茶を飲みましょう。
美味しい麦茶の作り方
麦茶の美味し作り方について、解説してきますね。
【水出し】の美味しい作り方
耐熱ポットに麦茶のパックを1つ入れて、100ccほど熱湯を注ぎ、濃いめに麦茶成分を出して、冷水で分量に薄めることで香りがとても良い麦茶が出来上がります。
麦茶のパックを取り除いたら、そのまま冷蔵庫で保存しましょう。
【煮だし】の美味しい作り方
沸騰したお湯1リットルの中に麦茶のパックを1つ入れて3~5分煮出した後、火を止めて5分ほど置いてから麦茶のパックを取り出します。
氷水などで麦茶の沸騰させた鍋ややかんなどを冷やします。
そのあとに冷蔵庫で保管しましょう。
まとめ
この記事では、
- 麦茶のパックの入れっぱなしは良くない
- 麦茶の賞味期限
について紹介していきます。
ミネラルが入っているので夏の水分補給には麦茶がおススメです。
正しい作り方と保存方法に注意して美味しく麦茶を飲まれてくださいね!