ジャンクフードと聞くとあなたはどんなものを思い浮かべますか?
たとえば、ハンバーガーだったり、ポテトチップスを思い浮かべたりすると思います。実は、ジャンクフードと一言にいっても種類は様々で、意味も違ってくるのです。
今回は、ジャンクフードの種類や意味などについて紹介します。
ジャンクフードの意味とは?
まずジャンクフードというワードについてですが、一体どんな意味があるんでしょうか?
ジャンクフードを直訳すると、「がらくた食品」と、なんともインパクトのあるないようですね~笑
ですが実際は、そんな悪いような意味が込められている訳ではないんです。
まずは、ジャンクフードの意味について紹介します。
高カロリー
ジャンクフードの意味合いに組み込まれた意味1つめは、高カロリーです。
まずジャンクフード全般は、他の食べ物と比べると高カロリーです。
たとえば、ポテトチップス100gのカロリーはおよそ554kcalといわれています。このカロリーはミルクチョコレートと同じで、実はせんべいよりもカロリーが高いのです。
ポテトチップスの他にも、ハンバーガーなどは他の惣菜パンなどよりも高カロリーであるといわれています。
栄養素が少ない
ジャンクフードの意味合いに組み込まれた意味2つめは、栄養素が少ない事です。
ジャンクフードは、他の食べ物よりも栄養素が低いのも特徴です。ジャンクフードは脂質や糖質が多いため、その他の栄養素がどれも低くなっています。
たまに、ハンバーガーにも野菜は挟まれているからなどと聞きますが、それは関係ありません。
いくら野菜があったとしても、圧倒的にたんぱく質やビタミンなどは他の食べ物より低いのが事実です。
脂質や糖質が多い
ジャンクフードの意味合いに組み込まれた意味3つめは、脂質や糖質の多さです。
先程も少し触れましたが、ジャンクフードは脂質や糖質が圧倒的に多いです。
たとえとして挙げるなら、フライドチキンのようなジャンクフードは分かりやすいと思います。肉に衣をつけて揚げているので、脂質はかなり高いですよね。
フライドチキンに限らず、カップ麺やスナック菓子はほとんどが脂質と糖質でできています。
ジャンクフードの種類
ジャンクフードの意味も気になりますが、最も気になるのはジャンクフードの種類ですよね。
たとえば、ハンバーガーを思い浮かべる人もいますが、中にはカップラーメンを思い浮かべる人もいます。ではどういった食べ物が、ジャンクフードというくくりになるのでしょうか?
続いて、ジャンクフードの種類について紹介します。
お菓子
- ポテトチップス
- クッキー
- ドーナッツ
- ケーキ
- ハイチュウ
- オレオ
ジャンクフードとカテゴライズされるお菓子は、いくつかあります。
代表的なのは、ポテトチップスやクッキーです。他にも、ドーナツやクッキーだけでなくケーキ全般などもジャンクフードと呼ばれています。
じゃがりこは当然ですが、意外なのはハイチュウやオレオもジャンクフードの一種なんです。しかし、全てのお菓子がジャンクフードなわけではありません。
おせんべいのような焼き菓子は、ジャンクフードの種類とはまた別のカテゴリになります。
麺類
- カップラーメン
麺類でジャンクフードの種類に当てはまるのは、カップラーメンです。
よく流通しているカップヌードルやコンビニブランドのカップラーメンも例外ではありません。他にもインスタントラーメンも、ジャンクフードの種類に当てはまります。
分かりやすくいうと、カップラーメンの栄養素欄に書かれている「油揚げ」は、典型的なジャンクフードの一種です。
中にはノンフライというのもありますが、ノンフライ麺に関してはまた少しだけ意味が違ったりします。
肉類
- フライドチキン
- チキンナゲット
- フランクフルト
肉類でジャンクフードの種類に当てはまるのは、フライドチキンとチキンナゲットです。
これらは両方とも、油を使っていますよね。そのため、肉類の中ではこの2つがジャンクフードの一種として知られています。
他にも、フランクフルトのような加工されたものもジャンクフードの一種です。
簡単にいうと、コンビニのホットスナックで売られている肉類は、ほとんどがジャンクフードにカテゴライズされます。
飲み物
- 炭酸飲料
- シェイク
飲み物でジャンクフードの種類に当てはまるのは、炭酸飲料やシェイクです。
先程、ジャンクフードの特徴で糖質が多いと紹介しましたよね。飲み物も同じで、人工的に砂糖が大量に入った飲料はジャンクフードの一種にカテゴライズされます。
ただ無糖炭酸水は、砂糖を使っていないのでジャンクフードではありません。
ジャンクフードを食べすぎると体に悪い理由とは?
これは周知の事実ですが、ジャンクフードというのはあまり身体によくありません。
しかし一概に体に悪いといっても、一体どういった悪影響があるのかもあやふやです。実は、ジャンクフードを食べすぎると、ある悪影響を及ぼす事があります。
続いて、ジャンクフードの食べすぎで体に及ぼす悪影響について紹介します。
肥満になる
ジャンクフードの食べすぎが起こす体への悪影響1つめは、肥満です。
まず、ジャンクフードのほとんどは脂質でできています。他にも飽和脂肪酸といって、コレステロールを増加させる作用を含むものも多く含んでいます。
飽和脂肪酸は、ラードやバターの他にも生クリームやチーズにも含まれています。これらを摂取し続ければ、当然肥満や生活習慣病の原因になるので注意が必要です。
依存症になる
ジャンクフードの食べすぎが起こす体への悪影響2つめは、様々な依存症です。
実は、ジャンクフードの怖いところは高カロリーだとか肥満の原因になるだけではないんです。1番怖いのは、ジャンクフードの食べすぎによる依存症といわれています。
ジャンクフードによる依存症には、中毒と砂糖依存症の2つに分かれます。中毒とは、ジャンクフードを食べ続ける事によって、さらに求めてしまう現象です。
詳しくは後ほど紹介しますが、こういった中毒症状で脳がやられてしまうというデータがあります。他にも砂糖依存症も、ジャンクフードに含まれる糖質を過剰に摂取する事で引き起こされます。
砂糖依存症も、重症化すると自力で直す事はできません。そのため、ジャンクフードの食べすぎは様々な依存症を引きおこしてしまうのです。
脳に悪影響を与える
ジャンクフードの食べすぎが起こす体への悪影響3つめは、脳への悪影響です。
先程少し触れた中毒というのが、この脳への悪影響です。カロリーの高いものを食べ続けると、脳の快楽中枢が刺激されます。
これによって中毒を起こし、「もっと食べたい!」といった感情が湧き出すんです。このジャンクフードによる中毒は、一説によるとタバコよりも危険だといわれています。
快楽中枢を刺激しすぎて中毒になると、中々戻る事ができないので注意しましょう。
動脈硬化で死亡率が上がる
ジャンクフードの食べすぎが起こす体への悪影響4つめは、動脈硬化です。
ジャンクフードの食べ過すぎは様々な病気を引き起こしますが、特に動脈硬化は深刻な病気の1つです。
先程紹介した飽和脂肪酸は、動脈硬化を引き起こす原因になります。そのため、ジャンクフードを食べすぎると動脈硬化が一気に進んで死亡率が上がってしまうのです。
健康を考えるならジャンクフードを減らす!
ここまで紹介したとおり、ジャンクフードの食べすぎは体によくありません。
できるならばあまり食べないようにした方が健康なままでいられるのは確かです。では、どの範囲までならばジャンクフードを食べてもいいのでしょうか?
最後に、ジャンクフードを食べてもいい範囲について紹介します。
脳や体に影響をもたらさないようにする
ジャンクフードの食べすぎは、脳や体に悪影響を及ぼします。
しかもジャンクフードはカップ麺の他にもお菓子も含まれるので、私達が口にする機会はかなり多いです。そのため、全く食べないというのは中々難しいでしょう。
ただ適量であれば、依存症を引き起こす事は中々ありません。できる事なら、ジャンクフードを食べるなら1週間に1度あるかないかで留めておくといいと思います。
特に子どもは気をつける
大人は1日に摂れる脂質などの栄養素は、子どもよりもずっと多いです。
しかし、子どもは大人の半分だったり、人によってはさらにそれ以下でないといけない人もいます。特に、子どもの方が依存症を起こしやすいので、注意は大人以上に必要です。
そのため、子どもなどにお菓子をあげる際には、どんなおやつをあげるかも重要です。他にも量などもしっかりと決め、依存症や肥満にならないよう気をつけましょう。
まとめ
今回は、ジャンクフードの種類や意味などについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
ジャンクフードは私達の思っているよりも、かなり身近にあります。しかしそのぶん危険性もあって、食べすぎは体に悪影響を与えてしまいます。
そのため、自分で知って食べてもいい範囲をしっかりと見極めましょう。もしジャンクフードの種類が気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。