味噌汁や煮物など、様々な和風料理に欠かせない「出汁(だし)」。
しかし、鰹節や昆布から出汁を取るのは、なかなか面倒ですよね・・・。
特に普段の料理では、「ほんだし」や「だしの素」などの顆粒だしを使っている方がほとんどかと思います。
ところで、「ほんだし」と「だしの素」って何か違いがあるのでしょうか?
そこで今回は、「ほんだし」と「だしの素」の違いについて解説していきます!
また、「ほんだし」や「だしの素」が無い時の代用品についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
「ほんだし」とは?
スーパーでよく見かける「ほんだし」。
そもそも「ほんだし」とは、どのような物なのでしょうか?
味の素株式会社
「ほんだし」とは、味の素株式会社の商品です。
味の素株式会社は、あの「味の素」で有名な食品メーカーですよね!
「ほんだし」の特徴
「ほんだし」は、3種類の鰹節を使用しており、香りや味、コクが非常に優れた和風調味料です。
主な原材料は、食塩、砂糖、鰹節などとなっていますよ。
また、便利な小袋タイプも販売されており、使い勝手も良い商品ですね!
ちなみに、乳製分が含まれているため、アレルギーのある方は注意してください。
「だしの素」とは?
こちらもスーパーなどでよく見かける「だしの素」。
「だしの素」はどのような物なのでしょうか?
株式会社シマヤ
「だしの素」とは、株式会社シマヤの商品です。
あまり聞き馴染みの無い会社かもしれませんが、「だしの素」をはじめ、味噌や醤油、つゆなどの和風調味料を数多く手がける山口県の食品メーカーなんですよ。
「だしの素」の特徴
「だしの素」は、鰹節にこだわって作られた和風調味料です。
粉末タイプと顆粒タイプがあり、水にもサッと溶かすことができます。
主な原材料は、ぶどう糖、食塩、鰹節となっていますよ。
「ほんだし」と「だしの素」の違いとは?
さて、「ほんだし」と「だしの素」のご紹介をしましたが、この2つには何か違いがあるのでしょうか。
結論から言うと、大きな違いはありません!
先ほどもお伝えしましたが、2つの商品の原材料にも大きな違いはなく、鰹節を主な原材料とする和風調味料となっています。
そのため、味や風味についてもさほど変わらないでしょう。
どちらを使うか迷っているという方は、味の好みやコスパで選べば大丈夫ですよ♪
ただし、「ほんだし」には乳成分が含まれているため、アレルギーのある方は注意してください。
「ほんだし」や「だしの素」がないとき!代用品を紹介
「ほんだし」や「だしの素」は、普段の料理には欠かせないアイテムですよね!
しかし、うっかり買い忘れてしまうこともありますよね~。
ここからは、そんなピンチのときに役立つ代用品を5つ、ご紹介していきます!
めんつゆ
1つ目は、めんつゆです。
めんつゆは鰹節や昆布などが使われているため、非常に美味しい和風調味料の1つですね。
蕎麦や素麺にもよく使われますが、醤油の塩味が強いため、味付けの際は量を調節するようにしましょう。
白だし
2つ目は、白だしです。
白だしは、めんつゆと風味が似ていますが、白醤油を使用しているため、色が薄いのが特徴です。
すまし汁など、濃い色を付けたくない料理のときには白だしを使うといいですね!
昆布茶
3つ目は、昆布茶です。
本来、昆布茶は調味料ではありませんが、昆布の良い出汁が含まれているので、代用品としてもピッタリなんですよ♪
ただし、昆布茶は塩分が多めなので、塩を加える量は調節した方が安心ですね。
鶏がらスープ
4つ目は、鶏がらスープです。
鶏がらスープを使うと、和風というより中華風の味わいになるため、料理によっては合わないかもしれません。
しかし、中華風の味になっても良いのであれば、美味しく仕上げることができますよ♪
干ししいたけ
5つ目は、干ししいたけです。
もともと干ししいたけは旨味が強く、香りも良いため、和風料理の出汁として使用されてきました。
茶碗蒸しの出汁には、干ししいたけが使われることが多いですよね!
ちなみに、干ししいたけは時間をかけてじっくりと出汁を取る方が、より旨味が出るとされています。
もし時間があれば、水出し法でじっくり出汁を取ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
和風調味料の「ほんだし」と「だしの素」。
どちらもスーパーなどでよく見かけますが、製造メーカーが異なる他には、大きな違いはありません。
味わいの好みや、コスパなどで選ぶことをオススメします♪
また、「ほんだし」や「だしの素」が無くても代用品は色々とありますから、無くなっていても焦らないでくださいね!