昔は夏によく食べたわらび餅も、今では1年通して食べられることが多いです。
しかし、「わらび餅は早いうちに食べた方がいい」と指摘されることもあります。
では、わらび餅の賞味期限は一体どのくらいなのでしょうか?
今回は、わらび餅の賞味期限は短いのかについて紹介します。
わらび餅の賞味期限切れは短い?
今現在、わらび餅は色んなところで販売されています。
コンビニだけでなくわらび餅専門店や、自分で作ったわらび餅など色々あります。
では、各所で売られているわらび餅の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?
まずは、わらび餅の賞味期限はどれくらいで切れるのかについて紹介します。
スーパーやコンビニ(2~3日)
スーパーで売られているわらび餅の賞味期限は、大体2~3日程度の日持ちになります。
これだけ長いのも、スーパーやコンビニで売られているわらび餅には保存料が使われているからです。
なので、専門店や自分で作ったものよりも長持ちします。
わらび餅専門店(1~3日)
専門店や老舗店で売られているわらび餅の賞味期限は、大体1~3日程度の日持ちになります。
専門店などで売られているわらび餅は、保存料が入っていることはそうありません。
また食感などにもこだわっているので、賞味期限だけでなく美味しく食べられる期間も短いです。
もし、専門店などでわらび餅を買った場合は、なるべく早いうちに食べてしまいましょう。
自分で作った「わらび餅」(1~2日)
自分で作ったわらび餅の賞味期限は、大体1~2日程度の日持ちになります。
手作りのわらび餅だと、材料はシンプルにわらび餅粉、砂糖、水しか使われていません。
そのため、専門店などのものよりも賞味期限は短いです。
また作った時期によっては気温などの変動もあるので、1日以内に食べきらないといけない場合もあります。
賞味期限切れのわらび餅!いつまで食べれる?
わらび餅の賞味期限は短いので、食べ忘れたらあっという間に賞味期限は過ぎてしまいます。
賞味期限が切れてしまった場合、食べられるのか疑問ですよね。
また、わらび餅の賞味期限が短い理由はなんなのでしょうか?
続いて、賞味期限切れのわらび餅はいつまで食べられるのかについて紹介します。
賞味期限切れ1~2日程度なら食べれる
賞味期限とは食べ物を美味しく食べられる期間のことなので、1~2日程度であれば賞味期限切れでも食べれます。
ただ、専門店で買ったものや手作りの場合だと、大分食感などが変わってしまいます。
そのため、あまり美味しくありません。
わらび餅を美味しいうちに食べたい場合は、早いうちに食べきってしまいましょう。
わらび餅の賞味期限が短い理由
わらび餅が長持ちしないのは、傷みの原因になるでんぷん質と水分が多く含まれているからです。
でんぷん質は菌に好まれるので、でんぷん質が多く含まれていれば、それを養分にして菌が繁殖してしまいます。
そのため、賞味期限とは別に早いうちに食べなければお腹を壊してしまう可能性もあるんです。
特に手作りの場合だと菌の繁殖は早いので、作ったらすぐ食べることをおすすめします。
わらび餅が腐った場合!見分け方
わらび餅は、賞味期限が切れても1~2日程度であれば食べることができます。
ですが、中には1~2日経たずに腐ってしまうこともあるんです。
続いて、わらび餅が腐ったときの見分け方について紹介します。
見た目
わらび餅が腐ったときの見分け方1つめは、見た目です。
わらび餅は腐ると、カビが生えたり変色したりします。
これは、わらび餅に含まれるでんぷん質が腐敗したことで起こってしまう現象です。
他にも、ネバネバしていたり溶けていたら腐っている証拠です。
匂い
わらび餅が腐ったときの見分け方2つめは、匂いです。
わらび餅は腐ると、ツーンとした鼻を刺すような臭いがします。
実際嗅いでみると、わらび餅は腐ると匂いの変化があるので、分かりやすいと思います。
もし見た目が大丈夫でも、異臭がしたときは食べないようにしましょう。
味
わらび餅が腐ったときの見分け方3つめは、味です。
わらび餅は腐ると、酸っぱい味がします。
これは、わらび餅に含まれるでんぷん質に菌が増殖したせいで味に変化が出てしまっているからです。
どこか酢に似たような酸っぱさがあるので、味に違和感を感じたらすぐに捨てましょう。
わらび餅の保存方法
わらび餅を保存するときは、基本冷蔵庫で保存します。
しかし、ただ冷蔵庫に入れておくだけでは腐敗の速度が速まってしまうんです。
また、冷蔵保存の他に保存方法はないのでしょうか?
続いて、わらび餅の保存方法について紹介します。
冷蔵保存
わらび餅は基本、冷蔵庫で保存します。
わらび餅は冷蔵庫で保存することで、賞味期限が2日ほど保つので、しっかり冷蔵庫に入れておく必要があります。
ただ冷蔵庫で保存とき、いくつか注意点があります。
注意点1つめは、ラップにかけて保存することです。
わらび餅は空気に触れると固くなってしまうので、ラップをしないと余計に固まってしまいます。
注意点2つめは、チルド室で保存することです。
普通に冷蔵庫に入れるより、チルド室の方が適温なので、固くなりにくくなります。
また、きな粉は一緒に冷蔵すると固まるので別々に保存しましょう。
冷凍保存
わらび餅を長持ちさせたい場合は、冷凍保存することをおすすめします。
わらび餅は冷凍保存すると、1ヶ月ほど賞味期限が伸びます。
ただ冷蔵庫保存するときはラップやジップロックに包んで、密封した状態で保存しなければいけません。
少しでも空気に触れると腐ってしまうので、しっかりラップなどで包みましょう。
わらび餅の栄養成分
なんとなく食べているわらび餅ですが、もちろん栄養はあります。
では、わらび餅には一体どのような栄養成分が含まれているのでしょうか?
最後に、わらび餅の栄養成分について紹介します。
栄養成分
わらび餅には、食物繊維やビタミンE、ビタミンB群やカロテンが含まれています。
これらの栄養素は、わらび餅を作るときに使うわらび粉に含まれているんです。
わらび餅は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれていて、便秘解消などに役立ちます。
またカロテンは強い抗酸化作用があり、ビタミンB群は疲労回復効果や、髪や肌を健康に保つ効果があるんです。
そのため、女性にとってわらび餅は美容を保つために効果的な食べ物といえます。
カロリーが高い?食べ過ぎると太る?
わらび餅は美容効果がありますが、カロリーは100gあたりだと169kcalになります。
和菓子の中だと比較的低めですが、手作りか専門店で買うかでまたカロリーは違ってくるんです。
手作りの場合だと自分で砂糖を加えるので、専門店やスーパーで売られているものより砂糖の量が多いこともあります。
また、最近ではタピオカ粉を用いるわらび餅も売られています。
タピオカ粉で作ったわらび餅は、普通のわらび餅よりカロリーが高いので注意が必要です。
まとめ
今回は、わらび餅の賞味期限は短いのかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
わらび餅の賞味期限の目安は、大体1~2日です。
買った店によって賞味期限が違ってきますし、しっかり冷蔵保存しないと腐りやすくなってしまいます。
もし、わらび餅の賞味期限が気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。