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食器洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!7つの油の落とし方!皿洗いの汚れで悩まない方法を徹底解説

2021年10月8日

食器洗ってもぬるぬる!
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食器を洗うとき、油汚れを洗ってもぬるぬる、ベタベタが取れない!なんて事はよくありませんか?

実際、油汚れを落とすのに苦労する主婦の方も多いと思います。しかし、油汚れというものはメカニズムさえ知ってしまえば楽に落ちるんです。

今回は、油汚れを洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」な状態を解決する方法を紹介します。

 

お皿やフライパンなど洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!そんなときは、アルカリ性の洗剤を使うと「ぬるぬる・ベタベタ」の油をキレイに落とすことができます。
※アルカリ性のデメリットは肌荒れしやすいこと!しかし、「スプレータイプの洗剤」を使うことで肌荒れのリスクを軽減してくれます♪

油汚れ!3つの特徴とは?

実は、一言に油汚れといっても特徴があるんです。

特徴は3つほどあって、どれも厄介ですが分かってしまえば落とす事はさほど難しくありません。では、油汚れにはどういった特徴があるのでしょうか?

まずは、油汚れの特徴について紹介します。

 

①冷えると固まる

油汚れの特徴1つめは、冷えると固まる事です。

食器を洗っていれば1度は経験しますが、油汚れは放っておくと食器にこびりついてしまいますよね。その原因が、油は冷えると固まるという性質を持っているからです。

豚や牛などの油は、常温でも固まってしまう飽和脂肪酸というものです。そのため、30℃から40℃になると固まり始めてしまいます。

他にも食用油も同じで、油の成分が冷える事で凍ってしまい固まってしまうのです。

 

②水に溶けない

油汚れの特徴2つめは、水に溶けない事です。

これは、多くの人が知っている情報だと思います。実は油と水が混ざったり溶けたりしないのは、2つの化学的な性質が反対だからです。

難しい話になりますが、他にも表面張力というものが関係しています。水は水同士、油は油同士で引き合う事で集まっており、これを表面張力といいます。

この表面張力が同じぐらいだと混ざりやすいのですが、水と油の表面張力の力の差は大きいです。そのため、水と油は簡単に混ざりませんし、油は水に溶けないのです。

 

③油は酸性

油汚れの特徴3つめは、油は酸性である事です。

よく巷では、油汚れを落とすときにはアルカリ性の洗剤を使うといいといいますよね。アルカリ性というのは、反対の性質を持つ酸性を落とす効果があります。

従って、アルカリ性で落とす事ができる油というのは酸性だと説が成り立つのです。しかし一説には、「油は酸性ではない」という意見もあります。

深く掘り下げるとややこしいので、あくまで油は酸性の性質によく似た性質を持っていると覚えておきましょう。

 

食器洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!7つの油の落とし方

油汚れを落としたと思っても、食器を洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!なんて事はめずらしくありません。

これは油汚れのメカニズムを知っても、中々解決しにくい事でもあるからです。しかし、油汚れで食器を洗ってもぬるぬるのままである対処法はいくつかあります。

続いて、食器を洗ってもぬるぬるなとき、どういった対処をすればいいのかついて7つ紹介します。

 

①油汚れを先に拭く

油汚れで食器がぬるぬるなときの対処法1つめは、食器の油汚れを先に拭く事です。

まず最初に油汚れをふき取っておくと、食器を洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」になる状態を回避できます。というのも、油汚れは水で伸ばしてしまう事で余計に広がってしまうんです。

なので、食器を洗う前に新聞紙などで食器を拭いておくと、油汚れに手間取りません。このとき油汚れを拭くときは、なにを使っても大丈夫です。

個人的には新聞紙がおすすめですが、キッチンペーパーの他にもヘラなどでも拭き取る事ができます。

 

②お湯を使う

油汚れで食器が「ぬるぬる」「ベタベタ」なときの対処法2つめは、食器をお湯で洗う事です。

新聞紙や拭くものがない場合、このお湯を使って食器を洗うのが1番楽な方法です。

先程紹介しましたが、油は冷えてしまう事で固まってしまいます。そのため油汚れを落としたいなら、油を温めて分解させる必要があります。

このとき、お湯が高温であればあるほど、油汚れは落ちやすくなります。中には、ガス代が気になる人もいると思いますが、そういった人には後でまとめて洗う方法がおすすめです。

油汚れが酷い食器は後回しにし、後にまとめて油汚れが酷い食器を洗う事でガス代を節約できます。また、油汚れが酷い食器を後に回す事で、他の食器に油汚れがつく事も避ける事ができます。

 

③洗剤を泡立てて使う

油汚れで食器が「ぬるぬる」「ベタベタ」なときの対処法3つめは、洗剤を泡立てて使う事です。

恐らくこれを聞いただけだと、「泡立ててなんの意味があるの?」と思う事でしょう。知らない人も多いのですが、洗剤は泡立てたほうが油汚れを包みやすくなります。

そのため、洗剤を泡立てて使うだけでも、洗剤が油汚れを包みこみ、しっかり落としてくれるんです。原理としては、洗剤を泡立てる事で洗剤の表面積を増やす事で、汚れに接する面積を増やします。

何度も洗剤を使うより、洗剤を泡立てて落とす事で洗剤の消費も減らす事ができるので便利です。

 

④油に効果的なスポンジを使う

油汚れで食器が「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!ときの対処法4つめは、油に効果的なスポンジを使う事です。

今までは新聞紙や、お湯、洗剤の使い方を工夫した方法を紹介しています。ですが油汚れを落とすなら、油に効果的なスポンジを使う事も有効的な手段なのです。

では、どういったものが油に効果的なのかというと、目の粗いスポンジが油汚れに効果的です。というのも、目の粗いスポンジはへなへななスポンジよりもコシが強めです。

コシの強いスポンジは、少量の洗剤だけでも十分泡立つ事ができます。そのため、泡立てられる面積も広くなり、より油汚れを洗剤で包みこむ事ができるのです。

もし金銭的余裕があるのなら、普段食器を洗うスポンジとは別に、油汚れ用のスポンジを用意してみるのもいいでしょう。

 

 

 

⑤つけ置き

油汚れで食器が「ぬるぬる」「ベタベタ」なときの対処法5つめは、食器をつけ置きをする事です。

実は、意味のないように見えるつけ置きですが、油汚れを落とすのにものすごい効果があります。というのも、つけ置きするときに洗剤を混ぜる事で、洗剤が油汚れを落としやすくしてくれるんです。

「油汚れはすぐに落とさなきゃ!」と思いがちですが、実はそうではありません。大きな容器に、水と汚れた食器に洗剤を入れてつけ置きするだけで、汚れの落ち具合がかなり違います。

なので、1度騙されたと思ってつけ置きを試してみるのもいいでしょう。

 

⑦アルカリ性の洗剤を使う

油汚れで食器が「ぬるぬる」「ベタベタ」なときの対処法6つめは、アルカリ性の洗剤を使う事です。

先程紹介しましたが、油は酸性に良く似た性質を持っています。そのため、真逆の性質を持つアルカリ性の洗剤で洗う事で油汚れを落とす事ができます。

アルカリ性は脂肪酸と結びつく事で、せっけんと同じような物質に変わってしまうのです。それを理論を活かして、実際にアルカリ性の洗剤で油汚れを落としてみた結果、大分違いが出ています。

これは、洗ってもぬるぬるしがちなタッパーなどに特に効果的です。もしタッパーについた油汚れが洗ってもぬるぬるしている場合、アルカリ性の洗剤を使ってみましょう。

 

お皿やフライパンなど洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!そんなときは、アルカリ性の洗剤を使うと「ぬるぬる・ベタベタ」の油をキレイに落とすことができます。
※アルカリ性のデメリットは肌荒れしやすいこと!しかし、「スプレータイプの洗剤」を使うことで肌荒れのリスクを軽減してくれます♪

⑧食洗器を使う

油汚れで食器がぬるぬるなときの対処法7つめは、食洗器を使う事です。

実際、食洗器を使って油汚れを落とそうとした人は多いと思います。ですが約半数の人は、食洗器を使っても食器を洗ってもぬるぬるした状態だったそうです。

あくまで食洗器は、食器を洗った後に使うのを目的に使うのが効果的です。ただ最近の食洗器はかなり進化していて、あらかじめ食器を洗わなくても油汚れを落とすものもあります。

なので、どんな食洗器であればすぐ油汚れが落とせるのか調べて買うのも1つの対処法です。

 

まとめ

今回は、油汚れを洗ってもぬるぬるな状態を解決する方法を紹介しましたが、参考になったでしょうか?

油汚れというのは、メカニズムを知って初めて解決できるものです。それを知った上で、洗剤の他にも洗い方の工夫をすればその悩みから解放されます。

もし食器を洗ってもぬるぬるで悩んでいる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

お皿やフライパンなど洗っても「ぬるぬる」「ベタベタ」が取れない!そんなときは、アルカリ性の洗剤を使うと「ぬるぬる・ベタベタ」の油をキレイに落とすことができます。
※アルカリ性のデメリットは肌荒れしやすいこと!しかし、「スプレータイプの洗剤」を使うことで肌荒れのリスクを軽減してくれます♪
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