肌を日焼けから守ってくれる日焼け止め。
紫外線の強い季節には毎日使っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、そんな日焼け止めが黒い服についてしまうと、普通に洗濯しただけではなかなか落とすことができないんですよね。
放っておくと黄ばんでしまって、お気に入りの服が着れなくなってしまうことにも!
そこで今回は、日焼け止めが黒い服についた際の落とし方をご紹介していきます♪
時間が経って黄ばんでしまった場合の対応などについても詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
日焼け止めが黒い服についたとき!まずやること
日焼け止めを塗っていたら、黒い服にポタっとついてしまった!!
そんなとき慌ててしまいますが、落ち着いて次にお伝えすることをまずやってみてください。
洗濯表示を確認する
まずは、その服の洗濯表示を確認してください!
そもそも家の洗濯機などで洗えない服であれば、早めにクリーニング店へお願いしなければなりません。
家で洗うことのできる服であれば、本記事でお伝えする方法で日焼け止めを落としていきましょう♪
そのまま放置すると落ちなくなる可能性もある
日焼け止めを塗るのって、忙しい朝の時間帯が多いのではないでしょうか。
そんな時に日焼け止めを黒い服につけてしまうと、『ティッシュで適当に拭いてとりあえず放置・・・』なんてこともあるかもしれませんね。
しかし、黒い服に日焼け止めがついたとき、最もNGな行動が「放置」なんですよ!
実は日焼け止めには様々な粒子が含まれていて、服の繊維よりも細かいものが非常に多いんです。
そのため、服についた日焼け止めを放置していると、その粒子たちがどんどん繊維の奥に入り込んでいき、後からではキレイに落とせなくなってしまうんですよ。
最悪の場合、シミになって残ってしまうことにもなりかねません。
もしも日焼け止めがついてしまった黒い服がお気に入りの服や高価な服なのであれば、必ず応急処置をすぐに施すようにしてくださいね♪
【やってはいけないこと】いきなり水で叩いたりはダメ
日焼け止めがついてしまった服がお気に入りの服だったりすると、慌てて水で叩いてしまうこともあるかもしれませんね。
しかし、これも実はNG!
これをしてしまうと、水でたたいた部分の生地だけが伸びてしまったり、反対に縮んでしまうことも。
また、そもそも日焼け止めはウォータープルーフのものが多いので、いきなり水で叩いてもほとんど落とすことはできないんですよ。
日焼け止めが黒い服についたと!落とす方法
さて、ここからは実際に、黒い服に日焼け止めがついてしまった際の落とし方を解説していきます。
日焼け止めを落とすのは時間との勝負!
ぜひ手順を覚えておいてくださいね♪
メイククレンジング剤を使う
日焼け止めの成分は油性なので、いきなり水で洗っても水をはじいてしまいます。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めなどはさらに強力なので、普通に洗濯しただけではほとんど落とすことが出来ないでしょう。
ですから、まずはメイククレンジング剤で油分を落としていきます。
日焼け止めがついてしまった所にクレンジング剤をたっぷりつけ、生地を傷めないように優しく揉みこみましょう。
洗剤を塗る
クレンジング剤を揉みこんだら、次に洗濯洗剤を原液のままたっぷりと塗ります。
時間に余裕があれば、そのまま5~15分ほど置いておくと効果が高まり、しっかりと落とすことが出来るのでオススメですよ♪
液体洗剤を染み込ませた後によく揉む
洗濯洗剤が染み込んだら、こちらも優しく丁寧に揉みこんでいきます。
ここまでの工程で、ついてしまった日焼け止めはほぼ落とすことが出来ているはずです!
もしもまだ落としきれていない場合は、もう一度洗濯洗剤を塗りなおして繰り返してみてくださいね。
洗濯機で洗う
最後は洗濯機に入れて、通常通り洗濯してください。
このとき、揉みこませた洗濯洗剤を落とす必要はなく、そのまま洗濯してしまって大丈夫ですよ♪
これでほとんどの日焼け止めはしっかりと落とすことが出来ているでしょう。
日焼け止めがついた!時間がたって黄ばんだ場合の落とし方
何度も繰り返しますが、黒い服に日焼け止めがついてしまったら、その先は時間との勝負です!
しかし、
『忙しくて落としている時間が無かった・・・』
『日焼け止めがついているのに気が付かず、気付いたら黄ばんでしまっていた・・・』
なんてこともあるかもしれません。
日焼け止めによる黄ばみはなかなか落とすのが難しいのですが、これからご紹介する方法を試してみる価値はありますよ♪
まずは黄ばんでしまった服を40℃程度のお湯につけ、黄ばんでいる部分に食器用洗剤をつけてください。
優しく揉み洗いし、お湯で洗い流したら通常通りの洗濯を行ってください。
これでも黄ばみが落ちない場合は、漂白剤を使用します。
このとき、必ず酸素系の漂白剤を使用するようにしてください!
塩素系の漂白剤を使用すると、日焼け止めの成分と反応し、ピンク色に変色してしまうことがあるんです。
酸素系の漂白剤を用意したら、そこへ10分~1時間ほど黄ばんだ服をつけ置きし、最後に洗濯すればOK。
どうしても落ちない場合はクリーニングへ
ここまで、様々な日焼け止めの落とし方をご紹介してきました。
しかし、それでもどうしても日焼け止めが落ちない場合は、プロのクリーニング店へ頼むのも方法の1つですよ。
クリーニング店によって料金は多少前後しますが、染み抜き1点につき1000円~のところが多いようです。
一度、ご相談してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日焼け止めのついた黒い服はシミになりやすく、お気に入りの服だとかなりショックですよね。
何度も言いますが・・・、日焼け止めを落とすのは本当に時間との勝負!
ぜひ今回ご紹介した方法を覚えておいてくださいね♪