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乾燥剤シリカゲルは発火の危険性あり!正しい捨て方を解説

乾燥剤シリカゲルは発火の危険性あり!
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お菓子などを買ったとき、乾燥剤が一緒に梱包されていますよね。

そのため、ついそのまま捨ててしまうことも多いです。

この乾燥剤はシリカゲルというものからできているのですが、1つだけ問題があります。

その問題とは、乾燥剤シリカゲルが発火する危険性です。

今回は、乾燥剤シリカゲルの発火の危険性や、正しい捨て方について紹介します。

 

乾燥剤シリカゲルは発火の危険性あるの?

噂では、乾燥剤シリカゲルはそのまま処分すると発火の危険性があるといわれています。

ただ乾燥剤をそのまま捨てて、大事故になった例はあまり聞きません。

では、本当に乾燥剤シリカゲルは発火する可能性があるのでしょうか?

まずは、乾燥剤シリカゲルは発火するのかについて紹介します。

 

乾燥剤は発火する危険性がある

結論からいうと、乾燥剤は発火する危険性があります。

ですがそれは、あくまで発火を引き起こす原因となっているため、危険視されているだけです。

乾燥剤には、シリカゲルで造られたものと生石灰の2つが存在します。

シリカゲルの場合、そのまま捨てても発火することはありません。

ですが、生石灰の方は発火する可能性があるといわれています。

ただ生石灰で火事を起こす例は、生石灰同士が摩擦を起こし、他のものに触れたことで発火するというのが正しいです。

なので、シリカゲル自体には発火の危険性はありません。

あくまで、乾燥剤というのがキーになるので、ややこしいですが区別はしっかりつけましょう。

 

乾燥剤で起こった火事の例

では、乾燥剤で起こった火事の例とは一体どんなものがあるのでしょうか?

実際、炊飯器近くに生石灰乾燥剤を放置したことで火事が起きたという事例があります。

これは、生石灰が炊飯器から出る水蒸気に当てられ、発熱をしたことが原因です。

そして発熱した近くに燃える素材があったため、火事になってしまったのです。

乾燥剤自体、燃えることはありませんが、発火の原因になるので注意が必要です。

 

乾燥剤シリカゲルの正しい捨て方

乾燥剤は発火を起こしますが、シリカゲル自体発火を起こすことはありません。

ですが、万が一に備えて捨てるときに工夫は必要です。

また乾燥剤シリカゲルの量によっても、処分方法は違ってきます。

続いて、乾燥剤シリカゲルの正しい捨て方について紹介します。

 

燃えるゴミとして処分する

乾燥剤は、燃えるゴミとして捨てて問題ありません。

シリカゲル乾燥剤は特に問題はありませんし、生石灰乾燥剤も燃えるゴミに出していいんです。

先ほど、生石灰乾燥剤は発火を起こすと紹介していますが、それは量にもよります。

生石灰乾燥剤で火事が起こるのは、およそ数百キロの量を燃やしたときです。

なので、小さな乾燥剤程度で火事は起きないので心配ありません。

 

小袋状のシリカゲルの捨て方

お菓子についてる小袋状の乾燥シリカゲルは、そのまま捨てましょう。

そもそも、シリカゲルでの発火は少ないので、ゴミ袋に直接入れて出しても問題はありません。

また、小袋からシリカゲルを取り出す必要もありません。

湿気取りように入れられてる乾燥剤も同じですので、安心してくださいね。

 

大量のシリカゲルの捨て方

お菓子の乾燥剤だけでなく、シリカゲルはドライフラワー用にも販売されています。

そういったシリカゲルは、袋に入っておらずそのままで、かつ量も多いです。

そんなときは、ビニール袋にシリカゲルを詰めて、燃えるゴミに出しましょう。

 

乾燥剤シリカゲルは再利用できるの?

乾燥剤シリカゲルについてですが、実は再利用することができます。

ただ再利用するには、いくつか注意点があります。

最後に、乾燥剤シリカゲルの再利用方法と再利用する上での注意点について紹介します。

 

乾燥剤シリカゲルは再利用できる

乾燥剤の再利用についてですが、シリカゲルであれば再利用することはできます。

生石灰は1度水分を吸ってしまうと、乾燥剤として使うことはできません。

ですがシリカゲルの場合なら、1度水分を吸っても、乾燥させれば再利用することができるんです。

なので、シリカゲルでできた乾燥剤はとっておけば有効活用できます。

もし乾燥剤が必要であれば、事前にとっておきましょう。

 

乾燥剤シリカゲルを再利用する方法

乾燥剤シリカゲルを再利用するときは、まずシリカゲルを袋から取り出します。

そして、取り出したシリカゲルをフライパンで弱火にして温めます。

弱火で温め、青色に変化したら、火を止めてシリカゲルを冷やします。

最後に不織布に入れれば、また乾燥剤として再利用することができます。

ただ再利用するときは、シリカゲルを加熱しすぎないようにしましょう。

 

まとめ

今回は、乾燥剤シリカゲルは発火するのかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?

シリカゲル自体、発火することはありません。

なので、小袋をそのまま捨てても火事を引き起こすことは少ないです。

ただ生石灰の乾燥剤だと、少しだけ扱いに注意が必要です。

もし、乾燥剤の捨て方に悩んでいる方はぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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