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ニッキとシナモンの違い!効能や食べ過ぎたときの副作用など詳しく解説

2022年12月22日

ニッキとシナモンの違い!効能や食べ過ぎたときの副作用
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洋菓子でよく使われるシナモンですが、シナモンに似たスパイスとしてニッキが有名です。

香りがよく似ているので、中にはシナモンもニッキもそう違いのないスパイスと思っている人も多いでしょう。

ですが、ニッキにはシナモンとは違う効能があるんです。

今回は、ニッキの効能について紹介します。

 

ニッキは、食べ過ぎると肝障害と体によくありませんが、1日の摂取量は0.6g(小さじ1/3程度)なら大丈夫です!食べ過ぎなければ、むしろウィルス抑制にも効果的。ちなみにニッキって、葛根湯などの漢方にも使われてるんですよ。なので、手軽に摂取しようと思ったら「ニッキ飴」なら最適♪舐めながら喉を癒してくれます。

 

ニッキとシナモンの違いとは?

ニッキとシナモンの違い

ニッキとシナモンの違いですが、一体なにが違うのでしょうか?

匂いこそ似ていますが、実は製造過程の他にも色んな違いがあるんです。

まずは、ニッキのシナモンの違いについて紹介します。

 

違いとは?

結論からいうと、ニッキとシナモンの違いは原産地と使う部分が違います。

シナモンは、スリランカのセイロン産のニッケイの樹皮を乾燥させて作られています。

一方で、ニッキは日本産のニッケイの根を乾燥させて作られているんです。

同じニッケイから作られてはいますが、原産地と使う部分が違うことで甘味なども違ってきます。

 

甘味や香りなども違う

ニッキとシナモンの違いでもう1つ明確なものがあるとすれば、使われる用途です。

シナモンは、オイゲールというシナモンにしか含まれていない成分が含まれています。

そのため、ニッキよりも甘い香りと味がするんです。

一方ニッキは、シナモンより甘くありません。

後ほど特徴を紹介しますが、こういった甘味や香りなどもニッキとシナモンの大きな違いです。

 

ニッキとシナモンの特徴

ニッキはニッケイの根を乾燥して作られており、シナモンとはまた違います。

また香りの重さや、味にも微妙な違いがあります。

では、ニッキとシナモンには一体どのような特徴があるのでしょうか?

続いて、ニッキとシナモンの特徴について紹介します。

 

ニッキの特徴

ニッキの特徴は、甘味にあるわずかな辛味と爽やかさです。

ニッキもシナモンも甘いですが、ニッキの方がすっきりとした後味がします。

その他にも、ニッキにはわずかな辛味があります。

そのため、ニッキは飴や八つ橋、和菓子などに使われていることが多いです。

 

シナモンの特徴

シナモンの特徴は、甘味と用途の多様さです。

シナモンは甘く、現に様々な料理やお菓子などに使われています。

ですがシナモンは古くから薬として使われており、防腐効果の他にも他のスパイスの代用品にもなります。

 

ニッキは、食べ過ぎると肝障害と体によくありませんが、1日の摂取量は0.6g(小さじ1/3程度)なら大丈夫です!食べ過ぎなければ、むしろウィルス抑制にも効果的。ちなみにニッキって、葛根湯などの漢方にも使われてるんですよ。なので、手軽に摂取しようと思ったら「ニッキ飴」なら最適♪舐めながら喉を癒してくれます。

 

 

ニッキの効果や効能

ニッキの特徴や、シナモンとの違いについてはよく分かったと思います。

ですが、ニッキにはどんな効果や効能があるのか知っている人はそう多くいません。

続いて、ニッキの効果や効能などについて紹介します。

 

効果や効能

ニッキには、心身ともに色んな影響を及ぼす効果があります。

主な効能として、毛細血管の血行不良を改善したり、血糖値を下げるなどがあります。

他にも、体を温めたりなど冷え性改善に繋がる効能があると有名です。

また、リラックス効果や集中力を上げるといった効能もあるので、心身共に有用なスパイスです。

 

ニッキを摂る上での注意点

ニッキは色んな効能がありますが、あまり摂りすぎてしまうと体に良くありません。

というのも、過剰量を長く摂取してしまうと肝機能障害を起こしてしまうからです。

なので、サプリなどで長期的に摂取したい場合などは必ず医師に相談しましょう。

 

シナモンの効果や効能

ニッキには毛細血管の血行不良を良くしたり、リラックス効果など心身共に良い効果をもたらしてくれます。

では、シナモンには一体どのような効果や効能があるのでしょうか?

続いて、シナモンの効果や効能について紹介します。

 

老化防止

シナモンの効能1つめは、老化防止です。

シナモンに含まれる桂皮アルデヒドは、内壁細胞と内細胞を結合する効果があります。

内壁細胞と内細胞を結合すると、毛細血管を丈夫にさせてくれるんです。

毛細血管が丈夫になると、血流が良くなり、高血圧や冷え性の改善の他にも、皮膚や頭皮が若返ります。

なので総じてみると、シナモンには老化防止に役立つ効能がたくさんあります。

 

むくみ防止

シナモンの効能2つめは、むくみ防止です。

シナモンには、カリウムが含まれています。

カリウムは体内の余計な水分を体外に排出する働きがあるので、むくみ解消や防止などに役立ちます。

 

副交感神経の活性化

シナモンの効能3つめは、副交感神経の活性化です。

シナモンに含まれるオイゲノールは、副交感神経の働きを高めてくれます。

そのため集中力が増し、気分をリフレッシュさせる効果があります。

またシナモンのリラックス効果は、この副交感神経の活性化によるものです。

 

シナモン!1日の摂取量

シナモンはスパイスの一種ですが、もちろん1日の摂取量はあります。

後ほど詳しく紹介しますが、実はシナモンの摂取のしすぎは体に悪影響をもたらしてしまうんです。

続いて、シナモンの1日の摂取量について紹介します。

 

1日の摂取量

シナモンの1日の摂取量は、目安として小さじ1杯だといわれています。

厳密にいうと約1.8gが適量であり、シナモンの他にもセイロンシナモンやカシアも摂取しすぎると体に悪影響を及ぼします。

ただ、普通に使っていれば1.8gも使うことはありません。

小瓶に入ったシナモンの一振りで約0.1gなので、そこまで神経質になる必要はないようです。

 

摂取量を超えてはいけない理由

シナモンの摂取量を超えてはいけないのは、シナモンに含まれるクマリンという物質が関係しています。

クマリンという物質は、植物の芳香成分の一種です。

しかし、このクマリンを過剰に摂取しすぎると肝機能障害を起こしてしまいます。

そのため、クマリンのことを考えると約小さじ1杯がシナモンの1日の摂取量の限度になります。

 

シナモンの副作用とは?

シナモンの1日の摂取量は、目安として小さじ1杯が適量といわれています。

では、シナモンを摂りすぎると一体どのような副作用が出てしまうのでしょうか?

最後に、シナモンの副作用について紹介します。

 

副作用

シナモンには、摂取しすぎるといくつかの副作用が出てしまいます。

1つは、先程紹介したクマリンによる肝機能障害です。

これはシナモンだけでなく、クマリンを含んだスパイス全てに共通する副作用です。

なので、摂取しすぎれば肝臓に負担がかかるほか、連日摂取するのも危険といえます。

2つめは、アレルギー反応です。

中には、シナモンを摂取したことで、粘膜が腫れるなどのアレルギー症状を引き起こした人もいます。

アレルギー症状は体質もありますが、一気にシナモンを摂取しなければ起こることはそうありません。

 

妊娠中の人は注意

実はシナモンは、妊娠中の人にはあまり勧められないスパイスです。

というのも、シナモンに含まれるシンナムアルデヒドという物質が胎児に影響があるといわれているからです。

なので、妊娠中はシナモンの摂取は控えましょう。

 

まとめ

今回はニッキの効能について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

ニッキには色んな効能があり、シナモンとは違ったスパイスです。

体に良いですが、摂取しすぎると肝機能障害を起こす可能性があるのであまり摂取しすぎないようにしましょう。

もし、ニッキの効能が気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

 

ニッキは、食べ過ぎると肝障害と体によくありませんが、1日の摂取量は0.6g(小さじ1/3程度)なら大丈夫です!食べ過ぎなければ、むしろウィルス抑制にも効果的。ちなみにニッキって、葛根湯などの漢方にも使われてるんですよ。なので、手軽に摂取しようと思ったら「ニッキ飴」なら最適♪舐めながら喉を癒してくれます。

 

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