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ジップロックを電子レンジに入れると溶ける?解凍して溶けたのを食べたら有害?詳しく解説

2021年9月4日

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今、料理をするときにジップロックは欠かせませんよね。

余った食材を冷凍するにはうってつけで、保存する際に小分けに保存できる事から多くの主婦が愛用しています。

ですが誰もが1度は、「ジップロックを電子レンジに入れるとどうなるか?」と考えた事ありませんか?

なので今回は、ジップロックを電子レンジで使う際の注意点について紹介します。

 

ジップロックよりも耐久性がありレンジや食洗器にも対応している優れもの「ブルーノ保存容器」

 

ジップロックを電子レンジに入れると溶ける?

冷凍していたものを解凍するのには、少し手間がかかりますよね。

そのため、ジップロックをそのまま電子レンジに入れる事が出来たならと思う事くらいはあると思います。

では実際、ジップロックを電子レンジに入れるとどうなってしまうのでしょうか?

まずは、ジップロックを電子レンジに入れると溶けるのかについて紹介します。

 

解凍であれば溶ける可能性は低い

結論からいうと、ジップロックを電子レンジで加熱すると、溶ける可能性はかなり高いです。

ジップロックにも耐熱温度が設定してあって、それを越えれば溶けたり破裂する事があります。

耐熱温度は種類によっては違いますが、電子レンジでの加熱が危険な事に変わりはありません。ですが、電子レンジの解凍機能であれば、溶ける可能性は低いんです。

解凍機能は、加熱よりも温度帯は低くなるようできています。そもそも加熱して破裂してしまうのも、一気に容器の中の温度が上がる事が原因です。

そのため、徐々に熱を加える解凍機能であれば、溶ける可能性は少し減らせる事ができるのです。

 

タッパータイプは問題なし

ジップロックは、電子レンジで加熱すると溶ける可能性があります。

ですがジップロックの中で、タッパータイプは特に問題はないといわれています。なぜかというと、耐熱温度が高いのが理由です。

タッパータイプは、コンテナータイプとスクリューロックの2種類がありますが、どちらでも加熱は可能です。

なので、もし電子レンジで加熱すると仮定できるなら、このタッパータイプに保存するのが賢明といえます。

タッパータイプなら汁ものも保存できるので、どんなものにでも保存は可能です。

 

長時間の加熱は禁止

電子レンジでジップロックを加熱すると溶ける可能性がありますが、時間によってはそれが変わってきます。

例えば、500Wで40秒加熱するのと、同じ500Wで1分加熱するのとでは温度が違ってきます。

長く加熱するとその分袋内の温度が上がるので、耐熱温度を越えると耐えきれなくなります。ですが、ほんの10秒や20秒だけであれば、そこまで温度は上がりません。

なので、電子レンジで加熱は出来なくはないですが、長時間の加熱は危険だという事を覚えておきましょう。

 

ジップロックを使って解凍する方法

ジップロックを電子レンジに入れるのは、とても危険なのはよく分かったと思います。

ただ種類によっては平気だったり、加熱時間を短くしたとしてもリスクはあります。そんなときに手っ取り早い解決策が、湯銭での解凍です。

しかし、ジップロックは湯銭する際、その温度に耐えられるのでしょうか?続いて、ジップロックを使っての解凍する方法について紹介します。

 

バッグシリーズの耐熱温度に注意

当然ですが、ジップロックには耐熱温度があります。

タッパータイプは耐熱温度は高く、加熱しても問題はありませんが、バッグシリーズには注意しなければなりません。バッグシリーズの耐熱温度は、大体100℃までといわれています。

そのため、電子レンジでの加熱や直接火に当てると、中のビニールが溶けてしまいます。

それを考えると、バッグシリーズを使うときは、湯銭など低い温度で加熱するのが妥当です。例えば、低めのお湯に浸けてゆっくりと解凍するなど、時間をかける必要があります。

 

なるべく他の容器に移して解凍する

ジップロックのバッグシリーズは、比較的耐熱温度は低く作られています。

先程から紹介していますが、やはり加熱するのはある意味危険ともいえる行動です。なので1番効率のいい方法として、別の容器に移して解凍するのがてっとり早いです。

そもそもジップロックは、そのまま直接加熱するのを仮定して作られたものではありません。あくまで保存用のためのものなので、加熱するなら他の容器へと移してからにしましょう。

ですが耐熱温度がそこそこあるのを考えると、レンジでの加熱も少し視野に入れて開発された可能性も考えられますね。

 

 

ジップロックの耐熱温度

ジップロックには色んな種類がありますが、それぞれ耐熱温度が違うのを知っているでしょうか?

実はそれぞれ耐熱温度はあって、そんな事から電子レンジでの解凍ができるものもあります。では、一体どの種類がどれほどの耐熱温度なのかについても紹介します。

 

フリーザーバッグは100℃まで

フリーザーバッグのジップロックの耐熱温度は、およそ100℃までです。

これは実際に記載されている温度で、この温度を越えると中のビニールが溶けてしまいます。ですがバッグシリーズには、電子レンジでの加熱に対応できるものも販売されています。

しかもこの電子レンジに対応できるバッグは、かなり大きめの作りになっているのも特徴です。なので、かなり多くの食材を保存する事が可能です。

スーパーでは売っているところに差がありますが、Amazonなどのネット通販でも買えます。

 

コンテナーは140℃まで

コンテナーのジップロックの耐熱温度は、およそ140℃までです。

電子レンジでの加熱温度は、料理や食材によって違ってきます。例えば、水分を含んだ食材であれば耐熱温度は100℃で、油を多く含む食材であれば120℃以上の温度になります。

それを考えると、コンテナーのジップロックは電子レンジでの加熱に耐えられるという事です。

ただコンテナーのジップロックも、過度な熱を当てすぎると変形したり、中身が溶ける事があります。なので電子レンジで加熱するときは、蓋を少しだけ開けておきましょう。

蓋を少しだけ開けておく事で、完全に熱を密閉した状態ではなくなります。そうすると熱が抜けていくので、中に留まる分が減り、溶ける可能性も低くなるのが理由です。

 

ジップロックはタッパータイプが便利

 

加熱してジップロックが溶けたら有害?食べれる?

どれだけ注意しても、万が一加熱してジップロックが溶けたとき、問題なのは中にある食材ですよね。

普通であれば、正直食べる気は起きませんし、溶けたビニールの事を考えてしまいます。では、ジップロックの場合はどうなのでしょうか?

最後に、もし加熱してジップロックが溶けた場合、中の食材は食べられるのかを紹介します。

 

溶けた部分を食べても問題はない

ジップロック自体、有害物質で作られていないので、溶けた部分を食べても問題はありません。

なぜそういえるのかというと、それはジップロックの歴史がその安全性を語っています。

またジップロックが1968年アメリカで販売されてから、溶けた部分を食べたときの健康被害についてはないそうです。

日本では旭化成ホームプロダクツが販売していますが、そちらでもそういった被害は特にでていません。ジップロックが開発されて40年以上経ちますし、これまでも品質向上の改良などはされています。

それを考えると、有害物質による健康被害は中々考えにくいです。

 

溶けた部分はきちんと取り除く

ただいくら品質向上による改良や、健康被害の症例が出ていないとはいえ、絶対安全なわけではありません。

やはりビニールの一種なため、口にするのはあまりよくありませんよね。なので、溶けた部分はきちんと取り除いておくという処理は必要です。

もしビニールが溶ける心配があるのなら、他の耐熱皿を使うか、別の加熱方法で解凍しましょう。

 

ジップロックが電子レンジの中で溶けた場合!掃除方法

ジップロックが電子レンジの中で溶けたとき、どのように掃除したらよいのか?

手順を説明しますね。

  • 水拭きする
  • 水拭きで取れない場合はクレンザーを使う
  • それでも取れない場合は「激落ちくん」を使ってみる

このよう手順で電子レンジの中の溶けたジップロックを掃除してみてください。

 

まとめ

今回は、ジップロックを電子レンジで使う際の注意点について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

ジップロックには色んな種類がありますし、それぞれ用途も違います。用途を間違ってしまえば、当然事故が起こる可能性が高くなります。

そのため、どの種類を使えばいいのかというのを事前に確認する事もとても大切です。用途や食材になどによって使い分ける事で、加熱したときに容器が溶けるという事を避ける事は十分できます。

もしジップロックをレンジで使おうと考えている方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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