いろいろな料理に使える「きのこ類」は、常備しておきたいと思っている方は多いでしょう。
特に「しめじ」は、味も美味しく人気が高いきのこです。
きのこは栄養素も高いことが分かっているので、積極的に取り入れたいですね!
ところで、購入しようとするとき、「しめじ」と「ぶなしめじ」があって、どう違うのか気になったことはないですか?
今回は、「しめじ」と「ぶなしめじ」の違いや、特徴や栄養素などについても調査しましたので紹介していきます。
「しめじ」とは
そもそも、しめじとは?
について詳しく見ていきましょう。
①正式名称は「ホンシメジ」
「しめじ」はシメジ科シメジ属のキノコで、正式名称は「ホンシメジ」で、赤松などの木に生えて成長する「菌根菌」タイプのきのこ。
②「しめじ」の特徴
見た目の特徴は見たことがあるかたはご存じかもしれませんが、傘の直径が約2~3センチ・長さ約8センチ程度で、下の部分がやや膨らんでいる特徴があります。
「菌根菌」タイプのキノコは、栽培が難しい、「ホンシメジ」は高級食材です。
現在はスーパーなどに並んでいるのである程度、栽培の数も増えていますが、天然物は貴重であるということが分かっています。
③「しめじ」の栄養素
100gあたり、
- カロリー 14kcal
ビタミン類
- ビタミンB1 0.008㎎
- ビタミンB2 0.5㎎
- ビタミンD 4ɥg
- パントテン酸 1.97mg
- ナイアシン 9mg
ミネラル
- カリウム 300mg
- 鉄 1.1mg
食物繊維 3.3g
「ホンシメジ」はカロリーが低く食物繊維が豊富。
そのため、ダイエットの強い味方になる整腸作用も期待できます。
むくみ改善効果のあるカリウムも豊富ということや、貧血予防効果のある鉄分も含まれてることも分かりました。
栄養素の中でも注目が、ナイアシンとパントテン酸とアスパラギン酸です。
ナイアシンは、血行促進効果
パントテン酸は、新陳代謝を促す効果
アスパラギン酸は、疲労回復効果
があることが分かっています。
「ぶなしめじ」とは?
そもそも、ぶなしめじとは?
について詳しく見ていきましょう。
①かつての「ホンシメジ」
「ぶなしめじ」はキシメジ科シロタモギタケ属のきのこ。
以前ぶなしめじは「ホンシメジ」として販売されていたため、「しめじ」とは「ぶなしめじ」を指すことが多いです。
②「ぶなしめじ」の特徴
見た目の特徴は、傘の直径約1センチ・長さは10~15センチ程度です。
味にクセがないため幅広い料理に使えるのも特徴です。
③「ぶなしめじ」の栄養素
100gあたり、
- カロリー 18kcal
- ビタミン類
- ビタミンB1 0.16㎎
- ビタミンB2 0.16㎎
- ビタミンD 2.2ɥg
- パントテン酸 0.86mg
- ナイアシン 6.6mg
- ビオチン9.9ɥg
- ビタミンC 7㎎
ミネラル
- カリウム 380mg
- 鉄 0.4mg
食物繊維 3.3g
栄養素の中でも注目が、ナイアシンとパントテン酸とアスパラギン酸です。
ナイアシンは、血行促進効果
パントテン酸は、新陳代謝を促す効果
アスパラギン酸は、疲労回復効果
があることが分かっています。
「ホンシメジ」と栄養面では大きな違いがありませんが、ビオチンとビタミンCは「ぶなしめじ」だけに含まれています。
どちらの成分も美肌効果をもたらす栄養素なので、美容に気遣っている人にはおすすめです!
旨味成分は、グルタミン酸・アスパラギン酸も入っています。
「しめじ」と「ぶなしめじ」の違い
「しめじ」と「ぶなしめじ」の違いについてまとめました。
「しめじ」
- 正式名称は「ホンシメジ」
- 全長約8センチで、根元部分が太い
- 栽培が難しく、天然のしめじは高級
- 旨味が強い
- 鉄分が多い
「ぶなしめじ」
- 全長10センチ程度
- 栽培が比較的簡単なため手頃な価格
- しめじよりあっさりした味
- ビオチンとビタミンCが含まれている
「しめじ」は洗って使うの?
「しめじ」を調理する際に洗った方が良いのでしょうか?
調べたところ、洗ってしまうと美味しさが半減するということが分かりました。
泥などの汚れが付着しているところは、布巾で軽くふいたり、軽く洗う程度が良いでしょう。
私自身は結構しっかり洗っていました。
せっかくの美味しさが半減してしまうと残念なので、、次回からは軽く洗う程度にしようと思います。
まとめ
「しめじ」と「ぶなしめじ」の特徴や栄養面などの違いについて調べたことを紹介してきました。
「しめじ」と「ぶなしめじ」にには、それぞれに良さがあって特徴や栄養面でも違いが分かりました。
どちらも美味しいですが、せっかくならそれぞれの良さを取り入れた料理をして、美味しく食べてみてくださいね!