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かまぼこは何歳から食べれるの?幼児食におすすめのレシピなど解説

かまぼこは何歳から食べれるの?
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手軽に魚の栄養を取ることのできるかまぼこ♪

骨取りの手間も無いので、小さなお子さんにも与えやすいのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか?

そんなかまぼこですが、実際は何歳からなら食べられるのでしょうか?

今回は、かまぼこが何歳から食べられるのか、詳しく解説していきます!

また、子どもにかまぼこを与える際の注意点やオススメのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

かまぼこは何歳から食べれるの?

 

子供の栄養のために魚は欠かせませんが、調理や骨取りの手間を考えると、結構面倒ですよね~。

その点、かまぼこは骨取りも必要なく、そのままでも美味しく食べられるので子どもに向いているようにも思えます♪

実際に、かまぼこは何歳から食べられるのでしょうか?

 

離乳食が終わってから(1歳~1歳半)

結論から言うと、かまぼこは離乳食が終了した1歳~1歳半頃から食べることが出来ます。

『え!離乳食には使っちゃダメなの?』と思われる方も多いかもしれませんね。

かまぼこの原材料はタラやエソ、ヒラメといった白身の魚がほとんどで、離乳食期の子どもでも食べられそうにも思えますが、実はかまぼこは離乳食には不向きな食材なんです!

なぜかまぼこが離乳食に向かないのか、次に詳しく解説していきますね♪

 

かまぼこは離乳食にむかない理由

かまぼこが離乳食に向かないのには、いくつか理由があります。

ここからはその理由について4つ、お伝えしていきますね。

 

塩分が多い

まず第一に、かまぼこには塩分が多く含まれるため、離乳食期の小さなお子さんには不向きです。

厚生労働省では、1歳未満の赤ちゃんが1日に摂取する塩分量目安を1.5gまでと定めています。

一方で、かまぼこに含まれる塩分量は100g当たり2.3gほど。

かまぼこの1切れは大体15g程ですから、1切れだけでも0.3gとなります。

かまぼこ以外にも、ちくわやはんぺんなどの練り物にも塩分が多く含まれていますので、離乳食期の赤ちゃんに与えるのは避けるようにしましょう。

ちなみに、厚生労働省の定める塩分摂取目安は1~2歳で3.0g、3~5歳で3.5gまでとされています。

かまぼこが食べられる年齢になったとしても、適切な塩分量となるように、量を決めて与えてあげるようにしてくださいね。

 

弾力がある

かまぼこの種類にもよりますが、かまぼこにはある程度の弾力がありますよね。

歯が生えそろっておらず、まだ噛む力の弱い子どもにとって、弾力のあるかまぼこは噛み切れずに喉に詰まってしまう危険性があるんです。

小さなお子さんにかまぼこを与える場合には、細かく切ってから与えるようにして、食べている間は目を離さないようにしてくださいね。

 

添加物

かまぼこは加工食品ですから、商品によっては添加物も多く含まれます。

特に変性防止剤のリン酸塩や、ピンク色に染めるための着色料は多くのかまぼこ製品に使用されていますよ。

もし小さなお子さんにかまぼこを与えるのであれば、無添加のものを選ぶ方が安心ですね♪

 

アレルギー

かまぼこには卵や大豆などのアレルギー物質も多く含まれています。

主原料の白身魚がエサとして食べたエビやカニなどのアレルギー成分が含まれている可能性もありますね。

離乳食期のお子さんは、どんなアレルギーを持っているか分かりませんから、最大限の注意を払うようにしましょう。

また、かまぼこをお子さんに初めて与える際には、湯通しすることをオススメします♪

湯通しすることで、塩分を落とすことができますし、かまぼこについた雑菌を死滅させることもできますよ。

ただし、加熱してもアレルゲンはなくなりませんから、必ずアレルギーが無いことを確認出来てから与えるようにしましょう。

 

子供にかまぼこを食べさせる場合!注意点

さて、ここからはお子さんに初めてかまぼこを食べさせる際の注意点について、お伝えしていきます♪

 

塩抜き

先ほどもお伝えしたように、かまぼこには塩分が多く含まれています。

そのため、事前に塩抜きしてから与えるのがオススメですよ♪

方法は簡単で、沸騰させたお湯でサッと湯通しするだけでOK。

湯通しで殺菌することもできますから、ぜひ試してみてくださいね。

 

小さく切る

かまぼこは弾力があるため、離乳食を終えたお子さんでも喉に詰まらせる危険性があります。

そのため、歯が生えそろいよく噛めるようになるまでは、小さく刻んでから与えるようにしましょう。

 

添加物

かまぼこには、変性防止剤や着色料をはじめ、多くの添加物が含まれています。

小さなお子さんに与える際は、できるだけ無添加の物を選んであげるようにしましょう♪

 

アレルギーや添加物をチェック

かまぼこには、添加物の他にもアレルギー物質も含んでいます。

大豆や卵、カニやエビなどの甲殻類アレルギーにも注意が必要ですよ。

 

離乳食におすすめのかまぼこレシピ

 

ここからは、離乳食期の赤ちゃんにも安心してあげられるオススメのかまぼこレシピをご紹介していきます♪

どれも簡単に作ることが出来ますので、ぜひ試してみてくださいね♪

(アレルギーには十分注意してくださいね!)

 

茶碗蒸し

〈材料3個分〉
卵・・・2個
みりん・・・小さじ1
赤ちゃん用和風だし・・・適量
水・・・250cc
かまぼこ・・・少量

〈作り方〉
①ボウルに卵を溶き、水を入れる。
②和風だし、みりんも入れて、よくかき混ぜる。
③かまぼこを細かく切り、茶碗に入れておく。
④茶碗に卵液を入れる(この時、濾しながら入れると美味しく出来ますよ♪)。
⑤ラップを軽くして、300Wの電子レンジで8分加熱する。

 

うどん

〈材料〉
うどん・・・半玉
ホウレン草・・・1枚
しらす・・・適量
かまぼこ・・・一切れ
水・・・100㏄
赤ちゃん用和風だし・・・適量

〈作り方〉
①鍋に水と和風だしを入れ、煮立ってきたら具材とうどんを入れる。
②全体的に火が通ったら完成!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

かまぼこは赤ちゃんの離乳食にも使えそうなイメージですが、塩分量やアレルギーの危険性から実はNGな食品!

かまぼこを子どもに与えるなら、離乳食が終わった1歳~1歳半頃からにしましょう!

 

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