色んな野菜の中で、最近低カロリーで人気な野菜のうちズッキーニがあがると思います。
現にダイエット中の女性などは、積極的に食べることも多いでしょう。
しかし実は、ズッキーニを食べ過ぎると逆に太ったり、食中毒を起こすことがあります。
今回は、ズッキーニを食べ過ぎるとどうなるのかについて紹介します。
ズッキーニを食べる目安として1日に1~2本程度なら安心して食べても大丈夫!低カロリーでカリウムやビタミンC、ビタミンK、βカロテンなど豊富です。国産で安心の長野県産ズッキーニがおススメ。
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目次
ズッキーニを食べ過ぎると体に悪い?下痢やアレルギーの原因
実はズッキーニを食べすぎると、食中毒や下痢、アレルギーなど体に悪い影響がでてしまいます。
では一体なぜ、そういった症状がでてしまうのでしょうか?
まずは、ズッキーニを食べすぎると体にどんな体に悪い影響ががでるのか?について紹介します。
食中毒の原因になることも
ズッキーニの食べ過ぎが体に及ぼす悪影響1つめは、食中毒です。
食中毒といえば、ポツリヌス菌やサルモネラ菌などの菌によって起こすイメージが強いですよね。
しかし実際は、体に有害な化学物質などを摂って、発熱や嘔吐を起こすことも食中毒のうちに入ります。
ズッキーニを食べすぎると、ククルビタシンという成分によって食中毒を起こしてしまいます。
このククルビタシンは、きゅうりやメロンなどのウリ科によく含まれる栄養素です。
また、このククルビタシンは、苦味の元ともなっていて、ズッキーニの中に少しだけ含まれています。
ですが、ズッキーニを食べすぎることで、このククルビタシンの過剰摂取を起こすことがあります。
そうしてしまうと、食中毒を起こし、発熱や嘔吐などの症状を引き起こしてしまうのです。
アレルギー
ズッキーニの食べ過ぎが体に及ぼす悪影響2つめは、アレルギーです。
実は、ズッキーニを食べる上で気をつけなければいけないことがあります。それが、花粉症を患っている人は食べるのを控えたほうがいいという注意です。
というのも、花粉症を患っている人がズッキーニを食べてしまうと、アレルギーを起こしてしまいます。
ズッキーニで起こすアレルギーであるブタクサ花粉症は、交差性のある野菜や果物が発症の原因となるからです。
なので、花粉症の中でもブタクサ花粉症の人は、アレルギーを引き起こしたりしてしまいます。
ブタクサ花粉症は8月から10月の間に起こるので、この時期に花粉症になる人は注意が必要です。
ズッキーニを食べるなら1日どれぐらい?
ズッキーニを食べ過ぎてしまうと、食中毒を起こしたり、アレルギーを起こすことがあります。
食中毒などを起こさないためには、1日の目安量を越えないようにしなければいけません。
続いて、ズッキーニの1日の摂取目安量について紹介します。
1日に食べる量
ズッキーニの1日の摂取目安量は、1日に1~2本程度です。
これは先ほども紹介しましたが、ズッキーニを食べ過ぎると食中毒を引き起こしてしまいます。
原因は、ズッキーニに含まれるククルビタシンなので、要はククルビタシンの過剰摂取を避ければいいわけです。
確かにズッキーニに含まれるククルビタシンは少ないですが、摂り過ぎないに越したことはありません。なので、色々と総合してみるとズッキーニは1日に1~2本に留めておきましょう。
苦いズッキーニは食べないようにする
しかし、ズッキーニの摂取目安量を守っていても、中には食中毒を引き起こしてしまうことがあります。
というのも、その理由は苦いズッキーニを食べてしまうことが原因です。
実をいうと、苦いズッキーニには、普通ではありえない量のククルビタシンが含まれています。
そのため、1~2本に抑えたとしても、ククルビタシンによる食中毒を引き起こしてしまうのです。
ククルビタシンはウリ科に含まれる苦味成分なので、食べればどんな状態かが分かりやすいです。
もし、苦いズッキーニを食べてしまった場合は、あまり食べ過ぎないようにしましょう。
ズッキーニのカロリーや栄養
ズッキーニは低カロリーなのは有名ですが、その他にどんな効果があるのかよく知らない人の方が多いです。
なによりダイエット中に食べるなら、カロリーや栄養素ぐらいは知っておきたいですよね。
続いて、ズッキーニのカロリーや栄養素について紹介します。
カロリー
ズッキーニのカロリーは100gで、エネルギーがおよそ14kcalになります。
これは、野菜の中でも非常に低いカロリーの野菜であるともいえます。
例えば、さつまいもは100gだとエネルギーが151kcalです。かなり高カロリーなのですが、野菜のカロリーは低くても大体30kalはあります。
これを見てみると、ズッキーニのカロリーはものすごく低いことがよく分かります。
ですが、油などを使って調理してしまうと、そのぶんカロリーは高くなってしまいます。
栄養素
ズッキーニの栄養素についてですが、以下の通りです。
たんぱく質が1.3g、脂質が0.1g、炭水化物が2.8gというのがズッキーニに含まれる栄養素になります。
他にもカリウムやビタミンC、ビタミンK、βカロテンなども多く含まれています。
そもそも、脂質などが少ないのも、ズッキーニに含まれる水分が大きく関係しています。
ズッキーニに含まれる水分の量は、94.9gなので、ほとんどが水分でできているといっても過言ではありません。
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ズッキーニの美味しい食べ方!油をあまり使わないように
ダイエット中でズッキーニを食べる場合、いくつかの注意点があります。
その中の1つに、あまり油を使い過ぎない方がいいという説があります。
では、一体なぜズッキーニを食べるなら、油を使い過ぎない方がいいのでしょうか?
最後に、ズッキーニを料理する上での注意点について紹介します。
油を使うと太るので注意
ズッキーニを料理する上で気をつけたいのが、油を使う量です。
ズッキーニは野菜の中では珍しく、油を使っていためたりすることで、βカロテンの吸収をよくしてくれます。
そのため、ダイエット中でもズッキーニを油で炒めたり、焼いて食べることは多いです。
ですが油を使いすぎると、逆に油でカロリーを摂ってしまい、カロリー摂取量が多くなってしまいます。
なので、ダイエット中はできるだけ、ズッキーニは油で炒めたりしないようにしましょう。
焼いたり炒めるときも、少量の油で炒めることを心がけることが大切です。
ズッキーニを調理する上でのポイント
ズッキーニを調理する上で大事なのは、油の量だけではありません。
他にも、油で炒めるときに煮込むことで、βカロテンの吸収をよくすることができます。また油で炒めた後に煮込むことで、ビタミンCやカリウムなども効率よく摂取することができるんです。
なので、炒め物にするときも、ただ炒めるだけでなく、少しだけ調味料で煮詰めるように意識してみるといいでしょう。
他にもズッキーニはさっぱりとしたものと合うので、ポン酢などともよく合います。
美味しいズッキーニのレシピ
美味しいズッキーニのレシピについてご紹介しますね。
ズッキーニのナムル風
【材料】
ズッキーニ(半分・1/2)
にんにく半分(半分・1/2)
赤唐辛子半分(半分・1/2)
ごま油(小さじ1)
醤油(小さじ1)
【作り方】
ズッキーニ:千切り
にんにく:みじん切り
赤唐辛子:輪切り
フライパンにごま油を入れて熱します。「ズッキーニ」「にんにく」「赤唐辛子」を入れて炒めます。最後に醤油を加えるだけ。
簡単に作れてしまうので、是非お試しください。
まとめ
今回は、ズッキーニを食べ過ぎるとどうなるのかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
ズッキーニは低カロリーで、ダイエット中にはいいですが、食べすぎると体に悪影響を及ぼします。
また調理する上で工夫しないと、逆にカロリーが増えて、プラマイゼロになってしまいます。
なので栄養素を知ったり、調理上で工夫することで、良点を生かしたまま食べましょう。
もし、ズッキーニの食べ方について困っている方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
ズッキーニを食べる目安として1日に1~2本程度なら安心して食べても大丈夫!低カロリーでカリウムやビタミンC、ビタミンK、βカロテンなど豊富です。国産で安心の長野県産ズッキーニがおススメ。
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