サラダやスープなどに入れると美味しい春雨。
味を主張しすぎないのでいろいろな料理にも使いやすいですよね!
ただ、原材料が何でできているのか知っている方は少ないのではないでしょうか?
原材料を知らずに食べてアレルギー症状が出てしまってはとても大変です。
今回は、「春雨ってアレルギーは出ないの?原材料について詳しく解説」していきたいと思います。
春雨って何でできているの?
そもそも春雨は何でできているのでしょうか?
春雨って、実は国産と中国産では原材料が違うのです。
国産の春雨は、ジャガイモやサツマイモのデンプンを原料としています。
中国産は、緑豆のデンプンを原料としています。
緑豆とは、緑色の豆で日本ではもやしの種子として使われているものです。
国内のシェアがほとんど中国産で、国産の春雨はわずか数社しか作っていません。
国産の春雨の特徴は、1本1本がやや太く、食感はモチモチしていて味が良くしみこみます。
中国産は、1本1本が細くて歯ごたえがあります。
普段食べている春雨を思い浮かべると中国産の方が大半だと思います。
春雨って食べてもアレルギーは出ないの?
原材料は分かりましたが、春雨を食べてもアレルギーは出ないのでしょうか?
重度の大豆アレルギーがある方は、極まれにアレルギーが出てしまう可能性があるということが分かりました。
中国産の春雨の原材料の緑豆は、大豆ではなく小豆の仲間なのにどうして大豆アレルギーの人が関係してしまうのか調べてみると、理由が分かりました。
【交叉反応の問題】といって、大豆アレルギーの方でも、似た食材の小豆系の食べ物でアレルギー反応が起きてしまうことです。
豆類でアレルギーが出る方は、春雨も気を付けた方が良いということですね。
国産の春雨には、ジャガイモやサツマイモが原材料となっているので、ジャガイモやサツマイモでアレルギーの出る方は注意が必要です。
春雨は低カロリーなので置き換えダイエットに効果的
春雨は、100gが約80kcalと低カロリーな食材です。
ダイエット中にラーメンやパスタなどが食べたくなる時ってありますよね。
食べてしまうと結構カロリーを摂取してしまうのでそんな時に春雨を代用するとカロリーを抑えることが出来ます。
白米やパンなどもどうしても糖質が高いのでダイエットしている時には出来るだけ避けたいものですよね。
春雨は血糖値の急上昇を防ぐ低GI値食品でもあるので、脂肪がつきにくい特徴もあります。
【低GI値食品】とは、
Glycemic Indexの略称で、食後2時間の糖質吸収度を数値化して表したもので、GIが55以下の食品を低GI食品と呼びます。この低GI食品は肥満やメタボリックシンドロームの予防にも効果的とされています。
また、春雨は、食物繊維も多いので、便秘にも良いとされています。
ダイエットをしていると便秘になる方も多いので便秘も解消されるのはてとも良いですよね!
まとめ
今回は、春雨ってアレルギーは出ないの?原材料について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
国産の春雨はジャガイモやサツマイモのデンプンでできているので、ジャガイモやサツマイモのアレルギーの方は注意が必要。
中国産の春雨は小豆の仲間の緑豆のデンプンでできているが、同じ豆類のアレルギーの中でも重度の大豆アレルギーの方は注意が必要。
ということが分かりました。
味にクセがない分いろいろな料理に使えて便利ですが、アレルギーにも注意が必要です。
また、ダイエットにも最適ということも分かりましたので、女性の味方になってくれそうですね!