豚肉は、炒め物や汁物などいろいろな料理に使えて便利ですよね。
スーパーなどに行くと値段が安くて、ついつい多めに買ったりしたことありませんか?
多めにかったせいで、全部使いきれず
「あ~賞味期限がきれしまいそう~」
「まだまだ、使いきれずに残ってる、どうしよ~」
そんな時に豚肉を冷凍庫に入れたら何日持つの?
長持ちする保存方法は?
という疑問について、今回は詳しく解説していきますね。
目次
賞味期限と消費期限の違いとは?
賞味期限と消費期限の違いについて詳しく知っていますか?
よく食品に書いてありますが、実のところちゃんとした違いについて知らないという方は意外と多いそうです。
ここでは賞味期限と消費期限の違いについて紹介します。
①賞味期限
食品が美味しい状態で食べられる期間のことを賞味期限と言います。
賞味期限が切れても美味しく食べることは出来ますが、味が落ちてしまうということがあります。
賞味期限が切れたものを食べようとするときには味・におい・色などをしっかり確認してから食べるようにしましょう。
また、この賞味期限は保存方法をしっかり守っていて、容器などを開けていない未開封の状態のことです。
なので開封済みの物や保存方法を守っていないものは対象外になるため賞味期限まで美味しく食べられるとは言えません。
②消費期限
食品が安全に食べられる期間のことを消費期限と言います。
基本的には消費期限が切れたら食べてはいけません。
この消費期限は保存方法をしっかり守っていて、容器などを開けていない未開封の状態のことです。
なので開封済みの物や保存方法を守っていないものは対象外になるため消費期限まで安全とは言えません。
そもそも豚肉の賞味期限はどのくらい?
豚肉の賞味期限はどれくらいなのか?というのは気になりますよね。
買ってから何日くらいなのか?賞味期限通りにしか食べられないのか?
気になりますよね。
豚肉と一言で言っても豚肉にもいろいろな形のものがあります。ブロック肉とミンチでは空気に接している面も違いますよね。
表面積が大きくなればなるほど劣化しやすいです。
- ブロック肉は3~4日
- 厚切り肉は3~4日
- スライス肉は1~2日
- ひき肉は当日から1日程度
となっています。
あくまで目安になっているのでご参考ください。
豚肉のチルド室では何日大丈夫?
お肉を買ってからチルド室に入れるという方は多いと思います。
チルド室に入れておくと少し食品持ちが良いのでは?と考えると思いますがどれくらい大丈夫なのでしょうか?
①消費期限切れから3日程度
チルド室の温度は大体0度くらいです。この0度は菌の繁殖がほとんどないと言われています。
チルド室に入れたら良いものは日持ちが悪い食材全般です。
なので豚肉などのあまり日持ちがしないものにもとても重要な場所です。
チルド室に入れる際のPOINTは、
- 豚肉は1回分ずつ小分けに。
- 外気に触れないようラップや密閉容器に入れる。
- 庫内温度を変化させないように、扉は長く開けない(特に夏場は要注意)
- 食品を詰め込み過ぎないようにする。(冷気を生き渡らせるため)
豚肉はチルド室で冷蔵保存すると、消費期限が3日程度延びます。
しかし豚肉は外気に触れると、日持ちが延びるチルド室で保存したとしても雑菌が繁殖してしまいますので出来るだけ外気に触れないよう注意が必要です。
豚肉を冷凍した時何日大丈夫?
豚肉を冷凍保存したらどれくらい持つと思いますか?
あまりお肉の冷凍を長く置いていても冷凍やけの味がしたりするのも嫌ですよね。
美味しく食べられるくらいの保存期間を紹介します。
①1か月程度
大体ですが、1か月程度は劣化せず美味しく食べられます。
買ったままの状態ではなく、水気をふき取り小分けにしてラップで包んで出来るだけ空気を含まないようにします。
フリーザーバッグなどにいれて保管するとなおOKですよ!
出来るだけ早く冷凍させるためにアルミホイルを下に敷いておくのもおすすめですのでご参考ください。
豚肉が腐ったらどうなる?腐った豚肉の見分け方
豚肉は腐ったらどんな状態になってしまうのか?
また、腐った豚肉の見分け方につて紹介します。
「見た目」を確認する。
- カビが生えていないか
- 粘り気がないか
- 緑や黄色などに変色がないか
「におい」は大丈夫か。
- 腐敗臭がないか
- いつもの豚肉の匂いかどうか
少しでもおかしいなという点がある時には、健康第一ということを考えて「廃棄」することをおすすめします。
まとめ
この記事では、豚肉は冷蔵庫だと何日くらい持つのか?について解説してきました。
賞味期限と消費期限の違いについて知っていましたか?
野菜みたいに分かりやすく変色していれば腐っていることや、傷んでいることは分かりやすいですがお肉は分かりにくいですよね。
だからと言ってすぐに捨ててしまうのももったいないですよね。
出来るだけ早く消費してしまうのも大事ですが、腐っているのか不安な場合は腐っているのか大丈夫かの見分け方を参考にしてみたくださいね!
食品ロスも問題になっていますので、たくさん買ったときには小分けにしてチルドや冷凍保存をして出来るだけ食材を有効に大切に美味しく!食べましょう。