町内会などで回ってくる回覧板。
地域の情報や町内会の運営に関する情報が載っているので、見ないわけにはいかないのですが、
「いちいち回すのが面倒・・・拒否できるの?」
「これだけネットやスマホが普及しているのに、回覧板を使う必要性ってある?」
「一斉メールでよくない?」
などなど、正直に言うと時代遅れで面倒くさいですよね・・・。
そこで今回は、面倒な回覧板を拒否することはできるのか?について解説していきます!
断り方のポイントについても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
回覧板いらない!拒否できるの?
回覧板って紙媒体で、しかも、わざわざ次のお宅まで渡しに行かなくてはならないなんて、非効率だと思いませんか?
「回覧板が面倒!できれば拒否したい!」
という方は今の時代、多いと思います。
そんな回覧板を拒否することはできるのでしょうか。
結論から言うと、回覧板を拒否することは可能です!
そもそも、回覧板とは町内会に加入している人同士で情報を共有するためのもの。
町内会から脱会すれば、必然的に回覧板は回ってこなくなるでしょう。
ただし、「町内会には入っておきたいけれど回覧板は断りたい。」という方もいるかもしれませんね。
この場合は、町内会長や役員の方にその旨を相談し、納得してもらう必要がありますので、脱会するよりは少し面倒です。
納得してもらえなければ、回覧板を断るのは難しいでしょう。
また、回覧板を断ることができたとしても、ご近所付き合いに悪い影響が生じてしまうこともあります。
ですから、『回覧板の断り方』には気を付けなければなりませんね。
回覧板いらない!トラブルにならない丁寧な断り方とは?
ではここから、ご近所とトラブルにならないための丁寧な断り方について、「相手」「手段」「理由」の順で紹介していきます。
まず断る「相手」ですが、町内会の会長や役員など、立場が上の方に相談するようにしましょう。
また、会長の了承が得られたとしても、住民にまで伝わっておらず、回覧板が回ってきてしまうこともあります。
ですから、会長の了承を得られたら念のため、近所の方にも伝えておくと良いでしょう。
次に「手段」についてですが、近所でよく会う方であれば、直接伝えても良いでしょう。
そうでなければ、電話がオススメですよ。
メールなどを使うのも良いですが、誤った印象を与えてしまい、のちのちトラブルに発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。
最後に「理由」についてです。
角の立ちにくい無難な理由としては、
「不在にしていることが多いので、回覧板を回すのが遅くなってしまう」
「回覧板で回ってくる情報は、すでにHPなどで確認している」
などというように伝えるのが良いでしょう。
また、回覧板は多くの家庭を回るものです。
いまのご時世、
「コロナなどの感染症が心配だから」などと伝えてみるのもオススメですよ。
町内会を脱会するにしろ、しないにしろ、丁寧に伝えることが大切です♪
回覧板を断るデメリットについて
ここまで、回覧板の断り方についてご紹介してきましたが、回覧板を断ると以下のようなデメリットも出てきます。
【デメリット】
- 地域の情報が入って来なくなる
- 高齢者の安否確認がされないままになる
- ゴミ収集や地域の催し物に参加しづらくなる
特にゴミ収集については、町内会でゴミ当番や掃除当番の担当が回されていることが多いです。
ですから、町内会を脱会してしまうと、
「ゴミ当番や掃除当番もしないのに、ゴミは出すんですね~」
などと、きついことを言われてしまう可能性もなきにしもあらず・・・。
「こんなはずじゃなかった!」となってしまう前に、回覧板を断るデメリットも今一度、確認しておきましょう。
そもそも回覧板の役割とは?
さて、そもそも回覧板の役割ってご存じでしょうか?
回覧板の役割は、地域の催し物やゴミ当番、防災・防犯情報などを共有をすること!
また、回覧板は昭和の初期頃から普及し始め、それ以前までは、町の掲示板や伝言で地域の情報を共有していました。
回覧板が普及したことによって、「誰が確認して誰が確認できていないのか」がすぐにわかるので、地域住民の安否確認の役目も担っているんですよ。
特に高齢化社会の今、回覧板の安否確認機能は、非常に大切な役割の1つとなっています。
最近では、回覧板の電子化が導入された地域もあるようですので、そういった取り組みが普及していくことにも期待したいですね♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昔ながらの回覧板は、正直、今の時代には合っていないと感じますよね。
もし、回覧板を断る際には、丁寧かつハッキリと伝えることが大切です。
また、ゴミ収集や掃除などは、地域住民の善意によって成り立っていることも事実。
町内会を脱会したとしても、感謝の気持ちは忘れずにいたいものですね♪