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灯油の処分ってホームセンターでもできるの?3つの処分方法を解説

2022年3月18日

灯油の処分ってホームセンターでもできるの?
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暖かくなってストーブが不要になると、灯油があまってしまうことも少なくありません。

そんなとき、灯油の処分に悩む人は多いと思います。

よくコメリなどのホームセンターで灯油は買えますが、ホームセンターで処分できるのでしょうか?

今回は、ホームセンターで灯油を処分できるのかについて紹介します。

 

灯油の処分ってホームセンターでもできるの?

今の時代、ホームセンターでも灯油を購入することはできますよね。

そうなると、「ホームセンターでは灯油の処分もできるんじゃ?」と思ってしまいますよね。

では、灯油の処分はホームセンターでできるのでしょうか?

まずは、灯油の処分はホームセンターでできるのかについて紹介します。

 

コメリで処分できる?

灯油を売っているホームセンターというと、コメリが思いつく人が多いと思います。

では、コメリでは灯油を処分することできるのかというと、実はコメリでは灯油を処分できません。

実際、コメリの方に灯油を処分できるか問い合わせはあるそうです。

ホームページに記載された情報だと、「不要灯油の引き取りや処理については承れません」だそうです。

 

カインズで処分できる?

コメリの他にも、カインズでも灯油の販売は行われています。

ですが、カインズでも灯油の処分を受け付けていません。

灯油処分への問い合わせには、「灯油の処分はお客様自身でお願い致します」と断っています。

カインズもコメリと同じく、灯油の販売はしていますが、処分は引き受けていないことを覚えておきましょう。

 

スーパーバリュー処分できる?

ホームセンターといえばカインズやコメリの他に、スーパーバリューは有名ですよね。

スーパーバリューにも灯油売り場はあるので、灯油処分は受け付けているのか気になると思います。

結論からいうと、スーパーバリューでも灯油処分は扱っていません。

今まで3店舗紹介しましたが、この結果をみる限り、ホームセンターでの灯油処分はできないとみていいでしょう。

 

灯油の処分がホームセンターでできない理由とは?

ホームセンターでは、灯油の処分はできません。

実際、ホームセンターに灯油を持っていっても処分は不可と断られたという人もいます。

ホームセンターで灯油が処分できないのにも、いくつか理由があります。

続いて、灯油の処分がホームセンターでできない理由について紹介します。

 

灯油を処分する費用がかかるため

ホームセンターで灯油処分ができない大きな理由は、灯油を処分する費用がかなりかかることです。

灯油は処分するのが難しく、特別管理産業廃棄物に分類されています。

そのため、その場で処理すること自体不可能です。

灯油処分と一言にいっても、灯油を運ぶ費用や、運んだ先での灯油処分にかかる費用はかかります。

これら全てをホームセンターが請け負うとなると、ホームセンター側が赤字になってしまいます。

例え有料にしても料金が高くなるのは自明なので、受付けられないと考えられます。

 

処分は有資格者でないとできないため

他にも、ホームセンターで灯油処分ができない理由が1つだけあります。

それが、灯油の処分は有資格者でないと処分できないからです。

先程も紹介しましたが、灯油は特別管理産業廃棄物に分類されます。

そのため、処分するのにも資格を持った人でないといけないんです。

灯油は素人が処分するのは大変危険なので、やはり知識がなければ処分できません。

 

灯油を処分するなら

灯油を処分するには費用もかかりますし、資格を持っている人でないと処分できません。

そのため、しかるべき場所で処分する必要があります。

では、どういった場所で灯油を処分すればいいのでしょうか?

続いて、灯油を処分できる場所について紹介します。

 

ガソリンスタンド

灯油を処分できる場所1つめは、ガソリンスタンドです。

先程紹介したホームセンターで、灯油処分をできるかに対しての問い合わせの回答にはこうあります。

「ご近くのガソリンスタンド様にご相談ください」とあるように、ガソリンスタンドなら灯油処分ができます。

現在ガソリンスタンドは全国各地にあるので、1番相談しやすいと思います。

ですが中には、処分を有料で受け付けているところもあるので、事前に確認が必要です。

 

灯油販売店

灯油を処分できる場所2つめは、灯油販売店です。

たまに見かける移動灯油販売の車などでも、灯油の引き取りを請け負ってくれることがあります。

ただ車の場合だと、引き取ってくれる量は少量に限られてしまうのが難点です。

他にも灯油販売店での引き取りや処分も可能ですが、多くは販売のみ可能なことが多いです。

なので、灯油販売店に処分を依頼する際も、事前に下調べをしておきましょう。

 

処分できないときは市役所に問い合わせしてみる

灯油を処分できないときは、市役所に問い合わせることでどうにかなることがあります。

ただこれは、市役所が灯油処分をしてくれるわけではありません。

あくまで、市役所は処理業者の紹介をしてくれるだけです。

しかし、正式な認可を受けた処理業者を紹介してくれるので、非常に安全です。

 

灯油を処分するときにやってはダメなこと

ダメ

灯油を処分するなら、ガソリンスタンドなどに持っていく必要があります。

ですが中には、灯油もサラダ油のように固めて捨てることができるんじゃないかと思う人もいるでしょう。

最後に、灯油を処分するときにやってはダメなことについて紹介します。

 

川や海、下水などに流す

灯油を処分するときにやってはダメなこと1つめは、川や海、下水などに流すことです。

下水に灯油を流すと、灯油が引火した際に火災事故が起こる可能性があります。

「灯油が液化した状態なら問題ない」という意見もありますが、灯油が気化した場合のことを考えると危険です。

火災事故により、下水管が破裂した場合、損害賠償を請求される可能性もあります。

また川や海の場合は汚染問題を起こしてしまうので、魚などに被害が及んでしまいます。

 

庭に流す

灯油を処分するときにやってはダメなこと2つめは、庭に流すことです。

灯油を庭などに埋めてしまうと、川や海と同じく土壌が汚染されてしまいます。

また1度土壌が汚染されると、治るのにかなりの年月がかかってしまいます。

この汚染された土壌に、火が点くと火災事故に繋がるので、絶対にやめましょう。

 

燃やしてはダメ

灯油を処分するときにやってはダメなこと3つめは、燃やすことです。

サラダ油の処分をする際、凝固させて捨てる方法がありますよね。

それを灯油で試せるかと思うかもしれませんが、灯油は絶対に燃やしてはいけません。

灯油は1度火を点ければ燃え上がりますし、爆発が起こる可能性があります。

灯油処分には専門的な知識が必要なので、資格のない人が処分するのは大変危険です。

 

まとめ

今回は、ホームセンターで灯油を処分できるのかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?

残念ながら、ホームセンターでは灯油の処分を受け付けていません。

なので、近くのガソリンスタンドなどで処分をお願いしましょう。

もし、灯油の処分に困った方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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