もち麦は食物繊維が白米の20倍で、水溶性食物繊維が多く含まれています。
食べたときに繊維を感じるようなものは、不溶性食物繊維と呼ばれますが、水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維なので食べやすく、とても体に良いです。
そこで昨今では雑穀米にも含まれている、もち麦がとても人気になっています。
売り切れたら嫌だからと買いだめたりしていると、いつの間にか賞味期限が切れてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、
- もち麦の賞味期限切れはいつまで食べても大丈夫?
- もち麦が茶色く変色した場合は、食べても大丈夫なの?
- もち麦は腐るとどうなるのか
- もち麦の美味しい食べ方
について詳しく解説していきます。
もち麦の賞味期限切れ!いつまで食べても大丈夫?
もち麦を買いだめしてしまった場合や、食べようと思って置いてしまっていた場合に賞味期限切れになってしまうこともあるのでしょう。
そういった場合には、いつまで食べても大丈夫なのかについて解説します。
①賞味期限がない
実は、とても驚かれるかもしれませんが、もち麦には賞味期限がありません。
製造期限のみの記載になっています。
もち麦は生鮮食料品と同じ分類に分けられます。
野菜などには賞味期限の記載はありませんよね?
なので、賞味期限の記載の義務がないということです。
メーカーによっては賞味期限を記載している所もあるようですが、ほとんど記載がない場合が多いです。
②開封後は約1か月
もち麦は賞味期限がないとお伝えしましたが、もち麦の袋には「開封後は早めに食べてください」
と言った記載があるものが多いです。
開封後はどうしても空気にさらされるため、湿度や乾燥などがあり開封前の密閉されていた状態とは保存状態が異なります。
もち麦の減量である大麦含まれる脂分が酸化することで劣化の原因にもなりえるでしょう。
目安としては、開封後はだいたい1か月を目途に食べ終わるようにしましょう。
また、冷蔵保存では約3か月もつのでその場合には最初から冷蔵庫での保存がおすすめです。
もち麦が茶色に変色している場合!食べても大丈夫なの?
もち麦を食べようとたくさん炊いてしまった場合に、保温時間が長いと変色してしまうことが多くあります。
せっかく食べようと思っていたのに・・・とショックを受けますよね。
茶色く変色してしまうと、もしかして腐っているの?と思って捨てようと思ってしまいがちですが、実は腐ってはいません。
もち麦の成分が変色する原因です。
大麦に含まれる色素のポリフェノール類が熱に影響を受けることによって、茶色く変色してしまいます。
変色するのと同時に大麦の匂いが強まってしまうことも多いです。
体に良いとされながらも、もち麦をさけられる原因になっています。
なので、長い間保温するのではなく、小分けにして冷凍にして食べる際に温めるのがおすすめです。
もち麦は腐るとどうなるの?
もち麦は変色してしまっていても、腐れているわけではないと説明しました。
もち麦が腐った場合は、どうなってしまうのか気になりますよね!
①もち麦は腐れない
実は、もち麦は一般的には腐ることがありません。
生鮮食品なのに腐れないいうのは、ビックリですよね!
ですが、腐れないためには保存方法もとても大切になってきます。
次項で説明します。
もち麦の保存方法
もち麦の正しい保存方法について解説します。
もち麦は腐らないからといっても、保存方法がとても大切です。
①冷蔵庫で保存
もち麦は保存に適した温度は10°前後です。
あまり高温多湿になると白米などと同じで、虫が湧いてしまう原因となってしまいます。
カビやダニが発生しやすくなってしまい、間違えてカビやダニがついたもち麦を食べてしまうととても危険です。
そのため、冷蔵庫に入れるのが良いでしょう。
また、もち麦を密閉容器に入れてから冷蔵庫に入れるのが一番おすすめです。
その方法では、3か月程度もち麦を保存しておくことが可能なので時々もち麦を食べたいという方にはおすすめの保存方法です。
もち麦の美味しい食べ方
もち麦の美味しい食べ方について紹介します!
せっかくなら美味しく食べたいですよね。
ダイエットにもとても向くので美味しく食べて健康になれるのは嬉しいです。
もち麦を美味しく食べるにはまずは炊き方です。
もち麦を美味しく炊くためには、もち麦は洗わないことがおすすめです。
炊飯器で炊く際には、もち麦の2倍くらいの水を入れて炊きましょう。
炊けたら、スープにしたりリゾットにして食べると腹持ちもとても良いのでダイエットにも最適です。
あんこで包んでおはぎ風しても案外美味しく食べれますよ!
まとめ
今回は、健康志向の人が増えてきていて注目されているもち麦の賞味期限切れについて解説してきました。
せっかく健康に良いものを取り入れようとしていても、保存状態が良くなく体調を壊してしまったりしては元も子もありませんよね。
正しい保存方法で体に良いものを取り入れましょう!