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灯油の臭いを消したい!服にこぼしたときの取り方を徹底解説

灯油の臭いを消したい!
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灯油を給油しようとしたとき、灯油が服にかかってしまった事はありますよね。

服に灯油がついて、においやシミになってしまい、結局服を捨てた人も少なくはないでしょう。では、一体どうすれば服についた灯油のにおい消しができるのでしょうか?

今回は、服についた灯油のにおい消しや、服に灯油をこぼしたときの対処法について紹介します。

 

灯油が服に付いたときの洗濯のやり方とは?

灯油が服に付いたとき、「すぐに洗濯しなきゃ!」と焦ってしまいますよね。

ですが、実は灯油が服に付いたとき、すぐに洗濯をしてはいけないんです。他にも、灯油が服に付いて洗濯をするときは、いくつか注意点があります。

まずは、灯油が服に付いたときの洗濯のやり方について紹介します。

 

すぐに洗濯しない

まず服に灯油が付いた場合、服をすぐに洗濯してはいけません。

というのも、灯油は水に強いため、洗ったとしてもすぐには落ちないんです。それだけでなく、水に強い分、他の洗濯物と一緒に洗ってしまうと、他の洗濯物も灯油臭くなってしまいます。

これらを避けるためには、ある手順を踏まなければなりません。続いて、その手順について紹介します。

 

服を部屋干しする

服に灯油が付いたら、まずは服を部屋干ししましょう。

なぜ干す必要があるのかというと、灯油は干しておくだけで空気中に蒸発するからです。なので突然におい消しのために、消臭剤をかける必要もありません。

服を干す目安としては、3日から1週間ほど干します。他にも、部屋で干す目安として、においが消えたら干すのを止めても大丈夫です。

ですが、服を部屋干しする際には、必ず影干しにして直射日光を当てないようにしましょう。

詳しくは後ほど紹介しますが、ストーブなどに当てて乾かすのも絶対やってはいけません。

 

中性洗剤で揉み洗い

先程紹介した部屋での影干しだけで、灯油は蒸発して消えます。

ただ場合によっては、服にシミができてしまう事もあります。そういったときは、中性洗剤で揉み洗いをしましょう。

中性洗剤というのは中性のもので、私達の身近にあるものを挙げれば食器用洗剤が中性洗剤に当てはまります。そして、灯油の付いた箇所に食器用洗剤をつけて揉み洗いをします。

洗剤で揉み洗いした後は水でそそいで、まずはにおいが取れたかを確認しましょう。

においが取れたようであれば、次は洗濯機に入れて洗います。

 

灯油が付いた服だけを洗濯機で洗う

食器用洗剤で揉み洗いし、灯油のにおいが取れたら、次は洗濯機で洗います。

このとき注意すべきなのは、洗濯する際は灯油が付いた服だけを洗う事です。というのも灯油は水に強いため、においなどが他の洗濯物に移りやすいからです。

なので、灯油の付いた服を洗うときは洗剤で灯油を落としても、単品洗いをする事をおすすめします。これらの手順を踏めば、服についたにおい消しができますし、シミも消す事ができます。

 

自分で洗えないときはクリーニング店へ

ただ影干しをして、洗濯する事はできますが、中には自分で洗うのが怖い人もいると思います。

他にも時間などがない場合、この方法だとかなり手間がかかってしまいます。そういったときは、クリーニング店へと持っていきましょう。

クリーニング店であれば確実に落とせるので、不安になる事は滅多にないと思います。ただクリーニングに出す場合は、しっかりとお店側に灯油を服に付いてしまった事を話す事が大事です。

ここで伝え損ねてしまうと、適切な処置を取れなくなってしまうので注意しましょう。

 

服に灯油の臭いが付いたときの消し方

服に灯油が付いたとき、落とすのは当然ですが、まず困るのはにおいです。

たとえ洗えたとしても、服に灯油のにおいが付いたままだと気分が悪いですよね。ではどうすれば、服に付いた灯油のにおい消しができるのでしょうか?

続いて、服に灯油のにおいが付いたときの消し方について紹介します。

 

重曹

服に灯油のにおいが付いたときの消し方1つめは、重曹を使う事です。

汚れを落とすのに万能な重曹ですが、実は消臭効果もあるんです。また重曹は吸収性も高いので、においの元を徹底的に吸収してくれます。

使い方も簡単で、洗濯して灯油をしっかり落とした後に、においのする箇所に重曹を振りかけて放置します。そしてにおいが取れた後は、重曹を落とすだけでまた綺麗に服が使えます。

重曹を使う際は、ストッキングの中に重曹を入れたり工夫する事で、重曹が床に広がる事を防げます。

 

洗剤

服に灯油のにおいが付いたときの消し方2つめは、洗剤を使う事です。

実は洗濯用洗剤も、重曹と同じでにおいの元をしっかりと吸収する効果があります。においを落とす方法も、重曹を使ったときの方法と同じです。

ただこのとき、洗剤はもちろん粉末タイプでなければいけません。重曹と粉末タイプの洗剤のどちらかを使うかは、自分で決めてみましょう。

 

洗濯機にお湯を入れる

服に灯油のにおいが付いたときの消し方3つめは、洗濯機にお湯を入れる事です。

なぜお湯で洗うのがいいかというと、お湯の方が水よりにおいを消しやすいからです。方法も簡単で、お湯を満タンに入れた洗濯機ににおいの取れない服を入れて洗濯するだけで灯油のにおいは取れます。

お湯の温度についてですが、お湯の温度は温かければ温かいほどいいです。しかし、あまりにも熱いと逆に服にダメージを与えてしまいます。

そのため、温度設定としてはぬるま湯程度にしておきましょう。

 

お茶がら使う

服に灯油のにおいが付いたときの消し方4つめは、お茶がらを使う事です。

よくしつこいにおいの元には、お茶がらを使う消臭方法があります。お茶に含まれるカテキンには、強い消臭効果があります。

そのカテキンが、染みついた灯油のにおいを綺麗に取ってくれるんです。これは先程紹介した洗剤や重曹と同じで、においを取る手順と同じです。

お茶を沸かした後のお茶がらを乾燥させて、灯油のにおいがする箇所にお茶がらを置いて放置しましょう。お茶をよく飲む人にとっては、非常に手軽な灯油のにおい消しの方法です。

 

コーヒーの残りかす

服に灯油のにおいが付いたときの消し方5つめは、コーヒーの残りかすを使う事です。

先程紹介したお茶と同じく、コーヒーの残りかすにも消臭効果があります。元々焙煎した後のコーヒー豆は、表面にたくさんの小さい穴があいています。

この小さな穴が、においを吸ってくれるんです。ちなみにコーヒーの残りかすの消臭効果は、あの炭の5倍といわれています。

使い方は、先程紹介したお茶と同じです。

コーヒーを抽出した後の残りかすをそのまま乗せてもいいですし、残りかすを乾燥させてから使えます。ただ抽出したばかりのコーヒーの残りかすは、カビが生えやすいので使えるとしたら2日程度です。

徹底的ににおいを消したいなら、残りかすを乾燥させてから使うのをおすすめします。

コーヒーの残りかすを乾かすときは、自然乾燥かフライパンで煎るか電子レンジを使いましょう。

 

みかんの皮

服に灯油のにおいが付いたときの消し方6つめは、みかんの皮を使う事です。

みかんの皮を煮て、その煮たお湯をスプレーする事で灯油のにおいを消臭する事ができます。におい消しに効果があるのは、みかんの皮に含まれるクエン酸の効果です。

クエン酸には、高い消臭効果があるので灯油のにおいもしっかりと取ってくれます。しかも、みかんの皮を使った消臭スプレーの作り方は非常に簡単です。

洗ったみかんの皮を鍋に入れ、火にかけて10分から20分程度煮たてて完成です。この消臭スプレーをスプレーボトルに入れ、灯油のにおいが残る箇所に吹きかけましょう。

そしてそのまま放置するだけで、簡単に灯油のにおい消しができます。

 

エタノール

服に灯油のにおいが付いたときの消し方7つめは、エタノールを使う事です。

消毒用エタノールをタオルにつけて裏から拭く方法も、かなり有名なにおい消しの方法です。手順も簡単で、タオルにエタノールを染みこませて、においのする箇所を裏から拭くだけです。

拭いた後は、硬く絞ったタオルで拭き取り、洗濯しなおして部屋干しをします。ただこれは少し手順が多いので、急いでいるときには不向きかもしれません。

 

灯油がついた服を乾かすときに注意すること

ダメ

服に灯油が付いたときは、まず服を部屋干ししなければいけません。ですが、灯油が付いた服を乾かす上でもいくつか注意点があるんです。

この注意点を守らないと、最悪火事などを引き起こす可能性も考えられます。最後に、灯油が付いた服を乾かすときに注意する事について紹介します。

 

ヒーターやストーブの近くに干さない

灯油が付いた服を乾かすときの注意点1つめは、ヒーターやストーブの近くに干さない事です。

これは灯油が服について、影干ししているときに注意すべき事です。灯油の付いた服をストーブの近くで干すと、ストーブの火が服に燃え移る可能性があります。そのため、火事に繋がる危険性がかなり高くなります。

安全のために、絶対に灯油の付いた服を干す際には、ストーブの前で干してはいけません。

 

直射日光があたる所で干さない

灯油が付いた服を乾かすときの注意点2つめは、直射日光があたる所で干さない事です。実は、灯油の付いた服を直射日光に当ててしまうと、ストーブのときと同じような事が起きてしまいます。

つまり引火の可能性があるので、絶対に直射日光が当たる場所で灯油のついた服を干してはいけません。

 

まとめ

今回は、灯油の付いた服のにおい消しの方法を紹介しましたが、参考になったでしょうか?

灯油が服についた場合、慌てて洗濯してはいけません。むしろ落ち着いて影干しをしてから、後日また別の落とす方法を取りましょう。

におい消しの仕方もたくさんあるので、自分のやりやすい方法でやってみる事が1番です。もし服に付いた灯油のにおいが気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

 

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