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加湿器に付いたカルキの落とし方4選!簡単に取れる方法を解説

加湿器に付いたカルキの落とし方4選!
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加湿器を使おうとして、加湿器を出したらカルキの汚れが酷いだなんて事はよくありますよね。

毎回汚れるたびに掃除しなければなりませんが、そもそもどうやったらカルキ汚れを落とす事ができるのでしょうか?

中には、落とし方が分からずにそのまま放置なんてあると思います。

なので今回は、加湿器に付いたカルキ汚れの落とし方について紹介します。

 

加湿器にカルキの汚れが付く理由とは?

そもそもなぜ、加湿器にカルキ汚れがつくのでしょうか?

実はカルキ汚れがついてしまうのは、かなり単純な理由なんです。しかもカルキ汚れは、放っておくと後でとんでもない事に繋がってしまいます。

まずは、加湿器にカルキ汚れが付く理由について紹介します。

水道水に含まれるミネラルが原因

加湿器にカルキ汚れが付く原因は、水道水に含まれるミネラルが原因です。

そもそも加湿器を使うときは大体、水道水を使う事が多いですよね。加湿機に入れた水道水を入れ、その水分を蒸発させる事で加湿するような構図になっています。

そして水分が蒸発したとき、水道水に含まれるミネラルは加湿器に付着します。このミネラル分が空気に触れると、カルキ汚れになってしまうのです。

カルキを放置すると加湿器が壊れる事も

カルキ汚れについてですが、中には面倒で放置してしまう人も多いと思います。

しかし、注意が必要です。理由は、カルキ汚れを放置したままにすると加湿器が壊れてしまうからです。

たとえ、壊れなかったとしても、加湿器本体に、かなりのダメージを与えてしまいます。加湿器の送風音が大きくなったり、加湿量が低下するなど色々と不具合がでてきます。

加湿器が壊れないためにも、カルキ汚れは溜まる前に定期的に落としておく事が必要です。

 

加湿器の機種の中でもカルキが付きやすいタイプとは?

カルキ汚れは、水道水に含まれるミネラルによって付いてしまいます。

ですがそんなカルキ汚れも、実は機種によって汚れが付きやすいタイプとそうではないタイプがあるんです。では、そのカルキ汚れが付きやすいタイプとそうでないタイプの違いはなんなのでしょうか?

続いて、加湿器の中でもカルキ汚れが付きやすい機種について紹介します。

スチーム式加湿器

カルキ汚れが付きやすい加湿器1つめは、スチーム式加湿器です。

スチーム式加湿器は、熱で水分を沸騰させて水蒸気を発します。カルキ汚れは水分内のミネラルが原因でできてしまいます。そのため水蒸気が発生してしまうと、カルキ汚れはだんだん溜まっていくのです。

白い塊の汚れが溜まってきたら、こまめに掃除しましょう。

ハイブリッド式加湿器

カルキ汚れが付きやすい加湿器2つめは、ハイブリット式加湿器です。

ハイブリット式加湿器は、「スチーム式加湿器」と「気化式加湿器」を組み合わせた仕組みの加湿器です。まさにハイブリット!

ハイブリット式加湿器は、水が染みこんだフィルターに温風を当てて蒸発させます。この仕組みをみると、スチーム式加湿器と仕組みが似ていますよね。

スチーム式加湿器は直接熱に当てますが、ハイブリット式加湿器はフィルターに温風を当てます。スチーム式加湿器ほどではありませんが、カルキ汚れが溜りやすいのが欠点です。

 

加湿器に付いたカルキの落とし方!クエン酸を使用

加湿機についたカルキ汚れの落とし方は、いくつかあります。

その中でも効果的といわれているのが、クエン酸を使った方法です。しかもクエン酸を使った掃除方法は、かなり簡単で楽に掃除できます。

続いて、加湿機についたカルキ汚れをクエン酸で落とす方法について紹介します。

クエン酸を使ってカルキ汚れを落とす方法

  1. 大きめのバケツに水を入れる
  2. 水の容量の1%分のクエン酸を入れて混ぜる
  3. 加湿器のパーツをバケツの中に入れる
  4. 60分後に汚れをスポンジで拭き取る
  5. 最後に水洗いして拭く

クエン酸を使ってカルキ汚れを落とすには、まず大きなバケツなどに水を入れます。続いてその水に対し、水の容量の1パーセント分のクエン酸を入れて溶かします。

その後は、加湿器のパーツを外してクエン酸を溶かした水に30分から1時間ほど漬けこむんです。1時間経った後は、漬けていたパーツの汚れをスポンジで軽く拭きます。そして最後に、水でクエン酸をしっかりと洗い流して終わりです。

このとき注意すべきなのは、パーツを拭く際にはしっかりと拭いて水気が残らないようにしましょう。ここでしっかり乾いていないと、カビなどの繁殖に繋がってしまいます。

他にもクエン酸を使う上での注意点がありますが、それについては後で紹介します。

 

クエン酸を使う上での3つの注意点

続いてクエン酸を使う上での注意点なのですが、注意すべき点は3つあります。

①クエン酸の濃度を高くしない

まず1つめは、クエン酸の濃度を高くしない事です。

水に溶かすクエン酸の濃度が高いと、加湿器の部品の破損などに繋がります。そのため、あまりクエン酸の濃度を濃くすると、かえって加湿器が使えなくなるので注意が必要です。

②クエン酸と塩素系漂白剤を一緒にしない

2つめは、クエン酸と塩素系漂白剤を一緒にしない事です。

塩素系漂白剤は汚れを落としますが、クエン酸と混ぜると有害ガスを発生させてしまいます。なので、絶対クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜないようにしましょう。

③加湿器のパーツをキレイに洗い流す

3つめは、クエン酸で汚れを落とした後は、パーツを十分に洗い流す事です。

クエン酸が残っていても加湿器の故障に繋がります。そのため、クエン酸を溶かした液体で加湿器を洗ったら、きちんと水で洗い流す事が重要です。

水で洗い流した後も、しっかりとパーツを拭いて、カビが生えないようにしましょう。

 

クエン酸以外で加湿器に付いたカルキの落とし方!3選

重曹

カルキ汚れを落とすには、クエン酸を使うのが効果的です。

しかし、そんな都合よくクエン酸が手元にあるなんて事は少ないですよね。ではそういったとき、クエン酸の代わりにカルキ汚れを落とせるものはないのでしょうか?

続いて、クエン酸以外で加湿器についたカルキ汚れの落とし方について紹介します。

①重曹

クエン酸の代理になるカルキ汚れを落とすもの1つめは、重曹です。

汚れを落とすときに役に立つのは、やはり重曹ですよね。加湿器のカルキ汚れは、実は重曹でも落とせます。

  1. 水1リットルに重曹を60g混ぜる
  2. 加湿器のパーツを漬け込む
  3. 60分後に汚れをスポンジで拭き取る
  4. 最後に水洗いして拭く

方法は簡単で、水1リットルに対して重曹を60グラム入れます。そして溶かした後は、加湿器のパーツを溶かした液体に入れて漬けこむだけです。

ただ重曹はクエン酸ほどまで、カルキ汚れを落とす事はできません。カルキ汚れが酷い場合は、汚れの酷い箇所を重曹に少量の水を混ぜて、ペースト状にしたもので軽く擦りましょう。

 

②炭酸ソーダ

クエン酸の代理になるカルキ汚れを落とすもの2つめは、炭酸ソーダです。

炭酸ソーダは、重曹と炭酸ナトリウムでできたものです。そのため、炭酸ソーダで掃除をするときは先程紹介した重曹と同じ手順で構いません。

ただ炭酸ソーダも、重曹と同じくクエン酸ほどカルキ汚れを落とす事は難しいです。

しかし、炭酸ソーダは重曹やクエン酸と違い、水に溶けやすいのでスプレーにして掃除をする事も可能です。スプレー状にする事で、細かい箇所も簡単に掃除ができます。

そのため、細かいところも念入りに掃除したい場合は、炭酸ソーダをおすすめします。

 

③オキシクリーン

クエン酸の代理になるカルキ汚れを落とすもの3つめは、オキシクリーンです。

オキシクリーンとは、酸素系漂白剤です。

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤よりも弱いため、加湿器の部品を傷めつけません。

 

  1. 50℃程度のお湯にオキシクリーンを入れて混ぜる
  2. 加湿器のパーツを入れる
  3. 2時間漬け込んだら汚れをスポンジで拭き取る
  4. 最後は水で流し拭く

 

方法は50℃ぐらいのお湯にオキシクリーンを溶かし、泡立つように混ぜます。しっかりと泡だったら部品を入れ、2時間ほど漬けこみ、その後は部品を軽く擦ります。

最後にしっかりと水で泡を流したら、掃除は完了です。ただ、オキシクリーンは過酸化ナトリウムでできています。

素手で洗うと手が荒れてしまうので、必ずゴム手袋をして洗いましょう。

 

加湿器にカルキが付かないようにする方法

加湿器についたカルキ汚れを落とす方法は、いくつかあります。

ですが、本音をいえばそもそも加湿器にカルキ汚れが付かない事が1番ですよね。実は、加湿器にカルキが付かない方法というものがあるのです。

最後に、加湿器にカルキ汚れが付かない方法について紹介します。

加湿器の水を替える頻度を増やす

加湿機にカルキ汚れが付かない方法1つめは、加湿器の水を替える頻度を増やす事です。

実は、加湿器内に古い水を入れたままだとカルキ汚れが付きやすくなる原因になります。特にフィルターにカルキ汚れが溜まってしまうので、水を替える事は簡単にできる予防法です。

他にも、タンク内の水が古いとカビなどが繁殖する原因になります。加湿器全体の汚れを取るためにも、加湿器の水を替える頻度を増やしましょう。

加湿器を定期的に掃除する

加湿機にカルキ汚れが付かない方法2つめは、加湿器を定期的に掃除する事です。

先程紹介した通り、加湿器の水を定期的に替える事はとても大事です。しかし、もっとも効果的なのは、加湿器のパーツを定期的に掃除するのが効果的です。

掃除のペースですが、できる限り1週間1回のペースがいいでしょう。掃除の仕方については、クエン酸などの使用が効果的です。

ただし、加湿器の種類によっては、定期的な掃除が加湿器の故障に繋がる場合もあります。なので、加湿器の掃除をする際は加湿器の取り扱い説明書をしっかりと読んでからにしましょう。

 

まとめ

今回は加湿機に付いたカルキ汚れの落とし方を紹介しましたが、参考になったでしょうか?

カルキ汚れは、主に水蒸気が原因で自然にできてしまいます。そのため、落とし方を知るのも大事ですが、定期的に加湿器を掃除する事も重要です。

掃除する際は加湿器の取扱説明書を読み、安全な方法で掃除をしましょう。もし加湿器のカルキ汚れが気になる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

 

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