今やいろはすはコンビニやスーパーなどで、手軽に買えて飲む人も多いです。
しかし一説によると、「いろはすは天然水じゃない」という噂があります。
では、いろはすはただの水なのでしょうか?
今回は、いろはすは天然水じゃないのかについて紹介します。
目次
そもそも「いろはす」とは?
現在、いろはすは大分有名になりましたが、一体どんなものなのか知らずに飲んでいる人が多いと思います。
製造しているメーカーでなく、本当に天然水なのか謎ですよね。
まずは、いろはすの詳細について紹介します。
コカコーラが販売する天然水飲
いろはすは、あの大手メーカーであるコカコーラが販売している天然飲料水です。
いろはすは物事の始まりを表す「いろは」と、持続可能な健康を重視する生活様式の「LOHAS」を組み合わせています。
またペットボトルの軽量化なども、発売当時は消費者にとって嬉しいと話題を呼んでいたこともあります。
色んな種類が出ている
一見、いろはすは天然水しか出していないように思えますが、実はそうではありません。
今では、フレーバー付きのみかんや桃味といったタイプのものも出ています。
他にも、スパークリングタイプも出ていて、一部ではスパークリングタイプの売り上げも良いそうです。
「いろはす」は天然水じゃない?ただの水で体に悪い?
一部では、「いろはすは天然水じゃない」という噂があります。
この噂を聞いて、いろはすを飲まなくなる人もいますし、軟水か硬水か分からず飲まない人もいます。
続いて、いろはすは本当に天然水なのかについて紹介します。
日本の地下水「天然水」なので安心
いろはすが天然水じゃないという噂がありますが、その噂は嘘です。
いろはすは日本で採れた地下水なので、正真正銘の天然水なんです。
主に北海道の清田、岩手県の奥羽山脈、山梨県の白州、富山県の砺波、鳥取県の大山、熊本県の阿蘇が採水地といわれています。
採水地は公式HPに記載されている
いろはすは天然水じゃないというのが嘘だと知っても、まだ疑い深い人もいると思います。
ですが、採水地は公式HPにきちんと記載されているんです。
またこの公式HPの記載も嘘かと思うかもしれませんが、それもありえません。
日本の水質基準はかなり厳しいので、安全は保証されています。
「いろはす」は軟水、硬水どっち?
いろはすは、日本の地下水なので天然です。
ただ天然水と分かっても、軟水なのか硬水なのか分からずに中々手を出せない人も多いと思います。
では、いろはすは軟水と硬水のどちらなのでしょうか?
続いて、いろはすは軟水か硬水のどちらなのかについて紹介します。
「いろはす」は軟水
結論からいうと、いろはすは軟水です。
いろはすの水質を調べたところ、いろはすの硬度は硬水の基準を大きく下回っているそうです。
また軟水は日本人の体質にも合っているので、硬水と比べて飲んで体調を崩すこともそうありません。
なので、非常に飲みやすい天然水となっています。
軟水とは?
軟水は端的にいうと、カルシウムやマグネシウムなどの金属イオンをあまり含んでいない水のことです。
軟水は髪や肌にも優しく、飲んでいても非常に飲みやすいのが特徴です。
日本の水道水はほとんどが軟水なので、日本人は飲み慣れているので体への負担がそこまでありません。
「いろはす」の硬度について
いろはすは軟水ですが、硬度がゼロというわけではありません。
硬度によって体に与える影響は変わってくるので、知っておくに越したことはないですよね。
続いて、いろはすの硬度について紹介します。
硬度
いろはすの硬度は、採水地によって違ってきます。
北海道の清田だと、硬度は31.8で、岩手の奥羽山脈が27、富山県の砺波は27.7だといわれています。
他にも、山梨県の白州だと27、鳥取県の大山が40.3、熊本県の阿蘇は71.1といった数値になります。
阿蘇と大山は硬度が高めですが、まだ軟水の基準の硬度です。
分類は鉱水
いろはすのラベルに分類は鉱水とされていますが、鉱水とは一体なんなのでしょうか?
鉱水とは、ポンプなどで汲み上げられた水のうち、地下水となる過程で土壌に含まれるミネラルが溶け込んだ水のことです。
鉱水のは飲める水なので、口にしても害はありません。
「いろはす」の成分について
いろはすは天然水ですが、中には色んな成分が含まれています。
採水地によっては、微量ではありますが含まれる成分の変動もあるそうです。
続いて、いろはすに含まれる成分について紹介します。
成分
いろはすには、以下の成分が含まれています。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの4つです。
ナトリウムは、水分量や水分維持に欠かせないミネラルの1つです。
またカリウムは、ナトリウムと同じく水分量の調整をしてくれて、むくみや冷え性などを解消してくれる栄養素です。
カルシウムは、骨や歯を作るのに欠かせません。
マグネシウムは健康な骨を作る上で、ビタミンDを活発にする働きがあります。
他にも、エネルギー代謝やたんぱく質の合成も担うので、生きていく必要な栄養素です。
採水地によって栄養素は変わるの?
結論からいうと、採水地によって含まれる栄養素が変わるわけではありません。
ただ、栄養素の含有量に差があり、どれも均等に栄養素が決まっているわけではないんです。
そのため、採水地によって含まれる栄養素が変わってきます。
「いろはす」を飲みすぎるとお腹を壊す?
ときによりますが、水の飲み過ぎでお腹を壊すことなんてあります。
実際、いろはすを飲んでお腹を壊してしまった人も少なくありません。
続いて、いろはすを飲み過ぎるとお腹を壊すのかについて紹介します。
軟水なのでお腹を壊さない
水を飲んでお腹を壊すということがありますが、実は軟水か硬水かを飲んで起こることは稀なんです。
水を飲んでお腹を壊すのは、大体冷たいものが急に胃に入ることで起こります。
またいろはすは軟水で、私達がいつも口にする水や水道水は軟水が多いです。
軟水を飲み慣れてもいることもあり、軟水でお腹を壊すことはそうありません。
ただ先程も紹介したとおり、水は飲み過ぎるとお腹を壊す原因になってしまいます。
なので、いろはすに限らず、一気に水を飲んだり、水を飲み過ぎないようにしましょう。
お腹を壊す以外に害はない?
水は飲み過ぎると、お腹を壊してしまうことがあります。
それはいろはすも同じなのですが、お腹を壊す以外に害はないのでしょうか?
結論からいうと、いろはすの飲み過ぎで体に健康被害が出たという報告はありません。
ただ、フレーバー付きのいろはすの場合は、体にある影響を与えてしまうので注意が必要です。
フレーバーウォーターの「いろはす」は注意!(巨峰・シャインマスカット・みかん・もも・なしなど)
今現在いろはすには、色んなフレーバーが販売されています。
飲むと少々甘いので砂糖が入っているのか疑いますし、飲み続けて健康に害があるのかも気になってしまいます。
最後に、フレーバータイプのいろはすを飲む上での注意点について紹介します。
加糖タイプなので注意
巨峰やシャインマスカットなどの、フレーバーウォーターのいろはすは飲み過ぎには注意する必要があります。
しかし、このフレーバータイプには加糖タイプと無糖タイプの2つに分かれているんです。
加糖タイプは名前のとおり、砂糖が加えられています。
なので、いろはすの加糖タイプを飲み過ぎると糖分のとりすぎになってしまいます。
加糖タイプのいろはすを飲み過ぎるとどうなる?
加糖タイプのいろはすには、砂糖が使われています。
これを1本ほど飲み干してしまうと、25g~27gほどの砂糖を摂ってしまいます。
WHOから1日の砂糖の摂取量は25gといわれているので、いろはす1本でこの基準を満たしてしまうので注意しましょう。
まとめ
今回は、いろはすは天然水じゃないのかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
結論からいうと、いろはすは天然水です。
かつ軟水なので、私たちが飲み慣れていることもあり、体に害はありません。
もし、いろはすが天然水じゃないか疑問に思った方は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。