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ヒートテックが暖かくない!かえって寒い理由とは?風邪をひく蒸れるなど詳しく解説

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冬になれば、ヒートテックを着る人も多いと思います。

ですが、前の年に買ったヒートテックを着てみると、暖かくないなんてことも少なくありません。

それどころかかえって寒かったりして、風邪を引く人も多いそうです。

ではなぜ、ヒートテックが暖かくないなんてことがあるのでしょうか?

今回は、ヒートテックが暖かくない理由について紹介します。

 

ヒートテックの仕組みとは?

ヒートテックが暖かくない理由を知るには、ヒートテックの仕組みを知らなければいけません。

ヒートテックは「吸湿発熱」という仕組みを利用しています。

一体、「吸湿発熱」という仕組みはどのようなものなのでしょうか?

まずは、ヒートテックの仕組みについて紹介します。

 

仕組みとは?

ヒートテックは「吸湿発熱」という仕組みを利用することで、暖かくしてくれています。

そもそも寒さを感じてしまうのは、汗が原因です。

人はなにもしなくても1日に800ml以上の汗が出るので、汗が留まったりすることで体が冷えてしまうんです。

ですが、ヒートテックは水蒸気になった汗を、インナーの繊維が吸い取ってくれます。

その上で、水蒸気が水分に変わる瞬間に生まれる凝縮熱で暖かさを得るんです。

この仕組みが「吸湿発熱」というものです。

 

ヒートテックに使っている素材とは?

ヒートテックは、「吸湿発熱」で暖かくしてくれていますが、それだけではないんです。

ヒートテックに使われている素材も、暖かくする上で重要なんです。

ヒートテックの合成繊維は超極細で、ポリエステル、アクリル、ヨーレン、ポリウレタンが使われています。

ポリエステルは、水蒸気が水に変わった後に衣服を素早く乾燥させる役割があります。

アクリルは保湿性を保ち、レーションは水分吸収率が高く発熱する役割があるんです。

またポリウレタンは体にフィットして、伸縮性を出すので動きやすくしてくれています。

 

ヒートテックが暖かくない!かえって寒い理由とは?

ヒートテックの仕組みについては、よく分かったと思います。

ヒートテックが暖かくないのは素材のせいかと思いがちですが、実はそうではありません。

続いて、ヒートテックが暖かくない理由について紹介します。

 

着ているだけでは暖かくない

ヒートテックが暖かくない理由1つめは、着ているだけでは暖かくないからです。

実は、ヒートテックはただ着ているだけでは暖かくなりません。

というのも、衣服は肌と擦れることで熱を発生します。

それはヒートテックも同じなので、ただ着ているだけでは暖かくないんです。

 

汗を吸い過ぎると発熱しない

ヒートテックが暖かくない理由2つめは、汗を吸い過ぎると発熱しないからです。

ヒートテックは気化した汗を合成繊維が吸収することで、蒸気が水になるときの凝縮熱で暖かさを得ています。

ただこれには限度があって、汗をかきすぎると汗を吸収することができなくなってしまうんです。

そのため、体を動かすときにヒートテックを着るのはおすすめしません。

 

サイズが大きいと暖かくない

ヒートテックが暖かくない理由3つめは、サイズが大きいと暖かくないからです。

衣服と肌を摩擦させるためには、服のサイズが大きすぎると暖かくはなりません。

そのため、ヒートテックも体にフィットしていないと意味がないんです。

また洗濯のしすぎでよれてしまったときも、暖かさを感じにくくなります。

 

重ね着の枚数が少ないと暖かくない

ヒートテックが暖かくない理由4つめは、重ね着の枚数が少ないと暖かくないからです。

重ね着の枚数が少ないと、ヒートテックが暖かくなりません。

というのも、ヒートテックは吸湿発熱で保温性を発揮しています。

しかし外気の遮断はできず、それどころか生地薄いので通気性がいいんです。

なので、重ね着する枚数が少ないと外気を通してしまうので暖かくなりません。

 

ヒートテックが暖かくない!着ない方がよいとき

ヒートテックは、着ているだけでは暖かくなりません。

また汗を吸いすぎるとかえって寒くなるので、着ないほうがいいときもあります。

では一体どんなとき、ヒートテックを着ないほうがいいのでしょうか?

続いて、ヒートテックを着ないほうがいいときについて紹介します。

 

登山

ヒートテックを着ない方がいいとき1つめは、登山をするときです。

登山をすると、かなりの汗をかいてしまいます。

ヒートテックは大量の汗を吸収できないので、かえって寒くなってしまうので登山には不向きです。

また山頂に近づくにつれ気温が低くなるので、ヒートテックを着ると余計に寒さを感じてしまいます。

 

屋外観戦

ヒートテックを着ない方がいいとき2つめは、野外観戦をするときです。

屋外で観戦となると、中々服と肌で摩擦を起こすことがそうありません。

そのため、摩擦熱がなく暖かくならないのです。

特に屋外だと寒いので、そのまま風邪を引き起こしてしまう可能性もあります。

 

キャンプ

ヒートテックを着ない方がいいとき3つめは、キャンプをするときです。

キャンプは一見向いてそうですが、昼間と夜の気温の差が原因で暖かくないなんてことも少なくありません。

昼間かいた汗が乾かずに夜を迎えると、ただ体を冷やすだけになってしまいます。

そうなると風邪を引きやすくなるので、キャンプにヒートテックを着ていくのはおすすめしません。

 

ヒートテックより暖かいインナーを紹介

ヒートテックは暖かいですが、その他にも暖かいインナーがあります。

興味がわく人もいると思いますが、買うとしたら一体どこで購入できるかどうかも気になりますよね。

最後に、ヒートテックより暖かいインナーについて紹介します。

 

モンベル ジオライン!楽天で購入可能

このモンベルのジオラインは、ヒートテックに代わって暖かいと有名です。

ポリエステル100パーセントでできているので、速乾性に優れています。

速乾性が優れていると、たくさん汗をかく運動をするとすぐに汗が乾いてくれるんです。

また体から放出される熱をもう1度利用する仕組みもあり、体を温めてくれます。

このモンベルのジオラインは、楽天で購入が可能です。

値段は6000円前後するので、少々高いと感じるかもしれません。

 

パタゴニア キャプリーン・ミッドウェイトL.W

バタゴニアのキャプリーン・ミッドウェイトは寒暖差の激しい場所でも、高い保湿性と速乾性に優れています。

真冬に登山をしても暖かく、汗をかいてもすぐに乾いてくれます。

そのため人気なのですが、ヒートテックに比べるとかなり高価です。

楽天などでは取り扱っておらず、オッシュマンズ公式通販サイトなどで購入できます。

 

まとめ

今回は、ヒートテックが暖かくない理由について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

ヒートテックが暖かくないのは、色んな理由があります。

また着用してはいけない場面もあるので、着るときは場面を考えなければいけません。

もし、ヒートテックが暖かくなくて悩んでいる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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