単身赴任が決まった旦那さんなどに、栄養バランスの考えられた食事を食べて欲しいと思う人もいます。
そんなとき、おかずを冷凍して送ることも少なくありません。
では、どういったおかずが冷凍するのに向いているのでしょうか?
今回は、冷凍できるおかず15選を紹介します。
冷凍できるおかずを選ぶポイント!冷凍に不向きな食材を避ける
冷凍できるおかずを作るときは、冷凍して長持ちさせることを大前提にしなければいけません。
ですが、どういった野菜が冷凍に不向きなのかよく分かりませんよね。
まず、冷凍に不向きな食材について紹介します。
水分量の多い野菜と根菜は避ける
冷凍に不向きな食材はどんなものかというと、水分量の多い野菜と根菜です。
水分量の多い野菜の代表といえば、トマトやきゅうりなどです。
なぜ冷凍に不向きなのかというと、トマトなどは冷凍すると食感が変わってしまいます。
他にも、野菜内にある水分が霜などになり、腐る原因を作ってしまうからです。
また根菜は、冷凍してしまうと繊維がスカスカとなり、美味しさが半減してしまいます。
冷凍とうま味が増す食材とは?
冷凍に不向きな野菜もありますが、冷凍することでうま味が増す食材もあります。
まず1つめは、豆腐です。
豆腐は冷凍すると食感が変わりますが、その食感が逆にアクセントになります。
そのため、高野豆腐の他にも鶏そぼろに使う食材に向いています。
2つめは、卵です。
卵は冷凍することで、含まれているたんぱく質が押し込まれるので濃度が増します。
解凍後も元に戻らないので、黄身の濃度が濃いまま食べれるので、味玉などに向いています。
冷凍した「おかず」!賞味期限はどれぐらい?
冷凍できるおかずを作る上で、不向きな食材についてはよく分かったと思います。
ではいざ、冷凍したおかずを送るとき、賞味期限も考えなければいけません。
続いて、冷凍したおかずの賞味期限について紹介します。
2週間~1ヶ月以内には食べきる
冷凍したおかずは、2週間から1ヶ月の間に食べきるのが原則です。
なぜ2週間以内なのかというと、時間が経てば食材が腐敗していくからです。
また、冷凍する際にしっかり中まで冷凍しないと、逆に腐る原因を作ってしまいます。
他にも、冷凍したおかずをそのままにしておくと、しもやけしてしまいます。
そうなると、食べると美味しさが半減したり、食べられなくなるので注意が必要です。
長期間保存することのデメリット
冷凍したおかずを長期間保存する上でのデメリットは、腐るのが早いことです。
特に汁物の場合は、汁が外に漏れて他のおかずに付くことで、衛生的に問題が発生してしまいます。
また、長期保存したままにしておくと、味が落ちてしまいます。
なので、できることなら冷凍したおかずは2週間を目安に食べきりましょう。
冷凍した「おかず」!送り方とは?
冷凍したおかずを送るとき、腐らないように送り方にも注意が必要です。
ダンボールへの詰め方もそうですが、単身赴任中で忙しい中でも食べやすいようにしたい気遣いもしたいですよね。
続いて、冷凍したおかずの送り方について紹介します。
一食分ごとに小分けする
冷凍したおかずは、必ず一食分ごとに小分けをしましょう。
なぜ小分けにするのかというと、解凍しやすいのと腐敗を進めないようにするためです。
またおかずを詰めるときは、粗熱を取ってから別の容器に詰めるのがコツです。
おかずを作ってそのまま詰めてしまうと、水蒸気でびちゃびちゃになってしまいます。
なので、冷凍したおかずを送るときは、小さいタッパーに詰めて小分けにしましょう。
クール宅急便
冷凍したおかずを単身赴任先に送るときは、クール便を利用しなければいけません。
クール便でなければ、中に詰めたおかずが腐ってしまいます。
またダンボールに詰めるときにも、いくつか注意点があります。
冷凍したおかずをダンボールに詰めるときは、なるべくびっしりと詰めましょう。
隙間が空いてしまった場合は、新聞紙や保冷剤などを詰めます。
汁物などがある場合は、ゴミ袋などで包んだりして汁漏れを防ぎましょう。
冷凍できるおかず!15選
単身赴任中におかずを送ることは、お父さんなどにとっては嬉しいことです。
ですが、毎回送るたびに同じおかずを送ると飽きてしまいますよね。
実は、冷凍したおかずはかなりのバリエーションがあります。
最後に、冷凍できるおかずを15つほど紹介します。
鶏の照り焼き
冷凍できるおかず1つめは、鶏の照り焼きです。
鶏の照り焼きは簡単で多く作れるので、冷凍できるおかずにはぴったりです。
醤油、みりん、砂糖、酒で煮詰めた鶏を焼くだけで出来るので簡単にできます。
豚の生姜焼き
冷凍できるおかず2つめは、豚の生姜焼きです。
豚の生姜焼きを冷凍して送る場合は、豚肉にタレを漬けこんだものを小分けにします。
そのため、解凍するときは必ず焼きましょう。
タレに漬け込むと汁が出るので、送るときには注意が必要です。
唐揚げ
冷凍できるおかず3つめは、唐揚げです。
夕飯で多く作ったときは、唐揚げを冷凍するのも1つの手段です。
唐揚げだとそのまま冷凍できますが、解凍するときには注意が必要です。
唐揚げの場合は、軽く温めて解凍した後、トースターにアルミホイルを敷いて焼きましょう。
ハンバーグ
冷凍できるおかず4つめは、ハンバーグです。
ハンバーグというと、手作りだと冷凍が難しいと思いますよね。
ですが、ハンバーグもしっかり中まで火を通すことで冷凍することは可能です。
冷凍する際には、中まで火を通してしっかり冷ました後に冷凍しましょう。
煮魚
冷凍できるおかず5つめは、煮魚です。
煮魚は幅広いですが、冷凍することも可能です。
どんな魚でも可能なので、調理法なども多くあります。
ただ煮魚だと汁漏れがあるので、しっかりタッパーなどに入れる必要があります。
焼き魚
冷凍できるおかず6つめは、焼き魚です。
焼き魚は焼いた後に、ラップに包んで冷凍します。
ラップに包んだ後は、ジップロックに入れておくだけで問題ありません。
ジップロックに詰める場合は、あまり詰め過ぎないようにしましょう。
野菜炒め
冷凍できるおかず7つめは、野菜炒めです。
野菜炒めは、冷凍しやすいおかずの1つです。
肉を抜いてもいいですが、肉入りの野菜炒めでも問題なく食べられます。
ただ汁が出てしまうこともあるので、タッパーで冷凍しましょう。
焼きそば
冷凍できるおかず8つめは、焼きそばです。
焼きそばを冷凍する際は、冷ました後にラップに包んでジップロックに入れて冷凍します。
ただ解凍する際にしっかり解凍しないと、パサパサして美味しく食べられません。
長く保存しておくとさらにパサパサするので、早いうちに食べきることが大切です。
お好み焼き
冷凍できるおかず9つめは、お好み焼きです。
お好み焼きは、1枚1枚ラップに包んで冷凍します。
しっかり冷凍して解凍すれば、美味しく食べることができます。
ただ肉を入れてしまうと生臭くなるので、肉を入れるのはなるべく避けましょう。
スパゲティ
冷凍できるおかず10つめは、スパゲッティです。
スパゲッティも焼きそばと同じく、ラップに包んで冷凍します。
焼きそばと同じで、スパゲッティもあまり長く保存することはおすすめしません。
ウィンナーやベーコンであれば、肉と違って一緒に入っていても食べることができます。
きんぴらごぼう
冷凍できるおかず11つめは、きんぴらごぼうです。
冷凍できるおかずの定番といえば、きんぴらごぼうですが、冷凍する際いくつか注意があります。
きんぴらごぼうはごぼうを使っているので、長く冷凍保存すると食感が悪くなります。
なので、小さくラップに包んで小分けすると、余らずに済みます。
炊き込みご飯のおにぎり
冷凍できるおかず12つめは、炊き込みご飯のおにぎりです。
炊き込みご飯も、冷凍できるおかずとしてはかなり便利です。
そのままレンジで解凍すれば食べられるので、おにぎりにするともっと食べやすいです。
チャーハン
冷凍できるおかず13つめは、チャーハンです。
チャーハンも炊き込みご飯と同じく、簡単に解凍して食べることができます。
送るときも、ラップなどに包んでおくと非常に食べやすいです。
具材もシンプルで、作りやすいので作る方も楽です。
ひじきの煮物
冷凍できるおかず14つめは、ひじきの煮物です。
ひじきの煮物は簡単に冷凍できるので、冷凍できるおかずの中でもおすすめの品です。
ひじきは冷凍しても、特に食感が悪くなりません。
ただ汁が出やすいので、タッパーに入れて送りましょう。
かぼちゃの煮つけ
冷凍できるおかず15つめは、かぼちゃの煮つけです。
ひじきの煮物と同じく、かぼちゃの煮つけも冷凍できるおかずの1つです。
美味しく食べるには、あまり長期保存しないことをおすすめします。
また汁漏れの心配もあるので、タッパーにしっかりと入れましょう。
まとめ
今回は、冷凍できるおかずについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
冷凍できるおかずは多くあるので、単身赴任している旦那さんなどに送ることもできます。
ただ送る際には、衛生的に問題ないように気をつけましょう。
もし、単身赴任の旦那さんがいる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。