若い人からお年寄りまで好かれている食べ物の1つに、おしゃぶり昆布があります。
特に「浜風」はサイズも多くあり、小さい子どもでも気軽に食べられますよね。ですが実は、おしゃぶり昆布の食べすぎは体に悪いことを知っていますか?
では、おしゃぶり昆布の食べすぎで体にどのような影響がでてしまうのでしょうか。
今回は、おしゃぶり昆布の浜風の食べすぎが体にどんな影響を及ぼすかについて紹介します。
目次
おしゃぶり昆布を食べすぎると「ヨウ素」の過剰摂取になる?
おしゃぶり昆布を食べすぎると、ヨウ素の過剰摂取になるのです。
ヨウ素は私たちの体に必要な栄養素ですが、摂りすぎることで体に悪影響を及ぼすことがあります。特にヨウ素を過剰摂取すると、体にある悪影響が出てしまうのです。
まずは、おしゃぶり昆布の食べすぎでヨウ素を摂りすぎるとどうなるのか紹介します。
甲状腺機能低下症になることも
まずおしゃぶり昆布には、かなりのヨウ素が含まれています。
このヨウ素は適量であれば問題はありませんが、食べすぎると甲状腺に異常をきたしてしまうのです。甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を元に甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。
主に新陳代謝の働きを調整し、体を動かすには大事といわれています。
つまり、甲状腺に異常をきたしてしまえば、体が思うように動かないこともありえるのです。そして甲状腺の機能を低下させてしまうと、甲状腺機能低下症を引き起こします。
甲状腺機能低下症を起こすと、イライラしたり手足のしびれを起こすことがあります。
1日に摂取してもよいヨウソの適量はどれくらい?
では1日のヨウ素の適量はどのくらいなのかというと、成人の場合だと1日2200㎍といわれています。
詳しくは後ほど紹介しますが、これは大体おしゃぶり昆布1g程度の量になるのです。これからわかるとおり、ヨウ素というのは体に必要ですが、摂りすぎは体に悪影響を及ぼします。
適量も中々少ないのですが、普段普通の食生活を送るなら別に問題はない範囲です。
おしゃぶり昆布の浜風を食べすぎると危険?どうなる?
おしゃぶり昆布の浜風の食べすぎは、体にいろんな悪影響を及ぼしてしまいます。
代表的なのは下痢や腹痛を起こしますが、他にもおしゃぶり昆布を食べすぎると危険なんです。
続いて、おしゃぶり昆布の浜風の食べすぎで体にどんな悪影響が出るのかについて紹介します。
下痢
おしゃぶり昆布の浜風を食べすぎると、下痢を引き起こすことがあります。
昆布には多くの不溶性の食物繊維が含まれており、適量であれば便秘を改善してくれます。ですが摂りすぎると、腸の動きを活発にしすぎるため、腹痛や下痢を引き起こしてしまうんです。
下痢の他にも、おしゃぶり昆布の食べすぎは吐き気がするときもあります。なので、おしゃぶり昆布を食べて下痢になった場合、食べすぎという体のサインです。
ほかにもどんな影響が出るのか
おしゃぶり昆布の食べすぎが引き起こす体への悪影響は、下痢や腹痛だけではありません。
なんとなく元気がでなかったり、体重の増加やむくみ、肌が荒れたり冷え性を引き起こします。これらはすべて、先ほど紹介した甲状腺の異常によるものです。
他にも女性の場合は、月経異常や不妊症を引き起こす可能性もあります。なので、おしゃぶり昆布の食べすぎには色々と注意しましょう。
おしゃぶり昆布の浜風の効果
おしゃぶり昆布の浜風の食べすぎは、体によくありません。
ですが、それとは逆に体に良い影響を及ぼすこともあるんです。では、どういった良い効果があるのでしょうか?
続いて、おしゃぶり昆布の浜風の効果について紹介します。
便秘解消に効果的
おしゃぶり昆布の浜風の効果1つめは、便秘解消に効果的です。
そもそもおしゃぶり昆布には、不溶性食物繊維が多く含まれています。この不溶性食物繊維は、便の水分だけでなく量もかさ増しさせます。
その上、適度に腸を刺激する効果もあるので、溜まった便を外へと出してくれるのです。しかし、不溶性食物繊維の摂りすぎは、先ほど紹介したとおり下痢などを引き起こします。
なので、下痢を引き起こさないよう適量をしっかりと守って食べすぎないようにしましょう。
低カロリーでダイエットに効果的
おしゃぶり昆布の浜風の効果2つめは、低カロリーでダイエットに効果的です。
おしゃぶり昆布の種類によってカロリーは異なりますが、基本おしゃぶり昆布はどれも低カロリーです。浜風のカロリーは、11gで27kcalといわれています。
いまいちピンとこないと思いますが、これは圧倒的にカロリーが低いです。それだけではなく、おしゃぶり昆布はよく噛みますから満腹中枢も刺激されます。
そのため、少量だけでも食べると満腹感が得られます。
たった少量のおしゃぶり昆布で満腹になる上、低カロリーとなるとダイエットには最適といえるでしょう。
おしゃぶり昆布!1日の適量とは?
おしゃぶり昆布も、適量を守れば体に悪影響を及ぼすことはありません。
ただ1日の適量といっても、大人と子どもではその量は変わってきます。これを守れないと、先ほど紹介した悪影響が出てしまうことも考えられます。
続いて、おしゃぶり昆布の1日の適量について紹介します。
大人の適量
大人のおしゃぶり昆布の1日の適量は、大体1gです。
先ほど軽く紹介しましたが、成人の適切なヨウ素摂取量は1日2200㎍といわれています。
そして、おしゃぶり昆布1gに含まれるヨウ素は、1000~4000㎍です。つまり、おしゃぶり昆布以上食べると、食べすぎとなります。
しかも私たちは普段の食事でヨウ素を摂ることもありますから、でも十分多いのです。それらを考えると、大人のおしゃぶり昆布の適量は以下が適量といえるでしょう。
子供の適量
子どものおしゃぶり昆布の1日の適量は、年齢によって変わってきます。
生後5ヶ月までの子どものヨウ素摂取量は、0.25mgで、17歳でも適量で2mgです。これらをおしゃぶり昆布の量に換算すると、おしゃぶり昆布1~2枚になります。
そもそも幼児までは、おしゃぶり昆布1枚でも多すぎるぐらいです。なので、10歳未満の子どもにはおしゃぶり昆布1枚程度が適量になります。
浜風の場合だと、2枚ぐらいがちょうどいい量といえます。
おしゃぶり昆布を沢山食べたいなら!食べ合わせを考える
おしゃぶり昆布の1日の適量は、どのくらいなのかはよく分かったと思います。
ですが実際知ってみると、意外と少なくて物足りないと思う人もいますよね。おしゃぶり昆布の食べる量を増やしたいのであれば、食べ合わせを考えることで体への悪影響は少なくなります。
では、どういうふうに食べ合わせを考えればいいのでしょうか?
最後に、おしゃぶり昆布を食べる際の食べ合わせについて紹介します。
1日のヨウ素の量から考える
どうしてもおしゃぶり昆布を食べたい場合は、1日のヨウ素の摂取量を考える必要があります。
1日に摂取できる量に限度はありますが、別に毎日摂取しなければさほど体に影響はでないんです。なので、少しおしゃぶり昆布を食べすぎた日は、次の日はいっさい食べなければ問題はありません。
他にも毎日味噌汁を飲んだり、和食中心の生活を続けないようにすると、ヨウ素の摂取量に空きができます。こういったように調整をすれば、おしゃぶり昆布を少し多めに食べても大丈夫です。
目分量ギリギリまで食べない
他にも気をつけるのは、1日のヨウ素目分量までおしゃぶり昆布を食べないことです。
たとえ食べる間隔を置いていても、食べすぎてしまうと体調を崩してしまいます。なので、食べるときもヨウ素の摂取量ギリギリになるまで食べないことが大事です。
どうしても食べすぎてしまうようなら、最初から小分けにしてみるといいかもしれません。
まとめ
今回はおしゃぶり昆布の浜風を食べすぎるとどうなるのか紹介しましたが、参考になったでしょうか?
おしゃぶり昆布は、適量であればダイエットに効果があります。しかし食べすぎると、下痢や吐き気などを引き起こします。
そのため食べすぎに注意が必要ですが、その量の調整にも十分気をつけなければいけません。もしおしゃぶり昆布の1日の適量に悩んだ方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。