延長コードといえば、スイッチランプがあるものも多いですが1つだけ問題があります。
それが、スイッチランプがチカチカと点滅する事です。
1度は経験した方も多いでしょうが、延長コードのスイッチランプが点滅していても使えるのでしょうか?
今回は、延長コードのスイッチランプについて色々紹介します。
延長コードのスイッチランプがチカチカ点滅!使っても大丈夫?
延長コードのスイッチランプが点滅したとき、使っても大丈夫なのか?焦ってしまいますよね。
恐らく延長コードのスイッチランプが点滅したのを見て、延長コードを買い替えた人もいると思います。
では実際、延長コードのスイッチランプが点滅しているとき、使い続けても大丈夫なのでしょうか?
まずは、コードのスイッチランプが点滅していても使ってもいいのかについて紹介します。
点滅していても基本的には使用できる
結論からいうと、延長コードのスイッチランプが点滅していても使う事ができます。
実は、あのコードのスイッチランプが点滅するのにはある理由があるんです。それが、ランプ自体の寿命が尽きているからです。
延長コードのスイッチに使用されている光は、ネオン管式のパイロットランプといわれています。そもそもあのスイッチが点滅するのは、電源がついているか簡単に知らせるためです。
そのため、パイロットランプとコンセント機能の電源は別々に作られています。延長コードのスイッチが点滅しているだけなら、何も問題はありません。
コンセントタップの寿命は3年
そもそもコンセットタップの寿命は、大体3年程度といわれています。
あくまで目安ですが、どのコンセントタップも3年以上使い続けると不調がでてくるそうです。
特に、コンセントが劣化している場合と、コンセント自体に異常が出ていたら買い換えるべきです。まずコンセントの劣化というのはなんなのかというと、コンセントのパーツが劣化している状態の事をいいます。
たとえば、コンセントのコードが切れていたり、電源プラグが曲がっている状態がパーツの劣化です。そして、コンセント自体の異常というのが、電子機器と接続したときに出る異常の事をいいます。
コンセントが熱くなったり、使用している電子機器が動かなくなったりした場合はこの状態に当てはまります。
これらの状態がみられたら、3年経っていなくても買い換えましょう。
延長コードのスイッチランプが消えたとき!使うと危険なの?
延長コードのスイッチランプが点滅していても、使っても問題はありません。
ですが点滅ではなく、完全にランプが消えてしまうとまた焦ってしまいますよね。一見危険なように見えますが、実際完全にランプがつかなくなった延長コードを使うのは危険なのでしょうか?
続いて、コードのスイッチランプが完全に消えたら使ってもいいのかについて紹介します。
電気が通っているなら大丈夫
延長コードのスイッチのランプが消えても、先程紹介したとおり問題はありません。
スイッチランプのライトと、スイッチ機能は違うので、スイッチ機能に問題がなければ使えます。ただし、使えるかどうか判断するときに大事なのは、電気が通っているかです。
たとえば、コンセントを繋いだ電子機器が使えるかどうか、この様子をよく見てみましょう。
電子機器の電気の通りが安定していて、点滅していないようなら問題なく使えている証拠です。
使用している電子機器が消えたりしたら危険
ただ危険なのは、使用している電子機器の電源が消えたりした場合です。
電子機器に問題はないのに、電子機器自体の電源が消えるのは買い換えの合図ともいわれています。ちなみにこれを放置しておくと、漏電に繋がる可能性があります。
ときどきコードをいじれば、この不調が解決するときもありますが、あれはあくまで一時的です。
そもそも、電子機器の電源が安定しないのにコードを弄って直すのは、コードが古い証拠なんです。他にもコンセントの部分が熱くなっていたら、買い換えの合図になります。
この2つの異常を覚えておく事で、漏電などの危険を避ける事ができます。
スイッチランプ付き?付いていない?選び方を解説
一言に延長コードといっても、色んな種類がありますよね。
今まで、スイッチランプのついたものを紹介しましたが、ランプがついていないものもあります。では、ランプがついていないものとついてるものにはどういった違いなのでしょうか?
最後に、ランプのありなしで、選ぶときに大事な点について紹介します。
スイッチランプ付き延長コード
まずスイッチランプのついた延長コードの良いところは、一目で電気がついているかどうか分かるところです。
しかも最近のはライトが強いので、たまにライトがチカチカしてイライラする人もいると思います。それほどまで分かりやすいので、消し忘れなどをする事が少なくなります。
ただスイッチランプは、使っていればランプ自体の電球が持たなくなってしまいます。こうなってしまうと、スイッチランプがついていても意味がありません。
節電という面では非常に優秀で、ランプの点灯で節電を意識した結果、ある程度電気代が安くなるそうです。
スイッチランプが付いていない延長コード
続いてスイッチランプのない延長コードの良いところですが、ライトが目につかないところです。
スイッチランプがついていると、どうしても部屋の電気などを消したときもランプはついたままです。そのため、眩しくて逆にコンセントのスイッチを抜いてしまう人もいます。
しかし、スイッチランプがない延長コードにはその欠点がありません。ただし裏を返すと、スイッチランプの点灯で消し忘れの判断がつかないことです。
そうなると、電子機器を使った際に自分でわざわざ確認しなければいけません。朝の急いでる中にこれを思い出してしまうと、イライラしてしまいますよね。
節電や普段の生活の不安解消には不向きですが、ランプが点滅しないぶん落ち着く人もいます。
結局どちらのほうがいいの?
またスイッチランプがついたものとついていないものの差で気になるのは、どちらが安いかです。
これは売っているメーカーにもよりますが、2つとも比べてみても値段はそう変わりはありません。それに共通していえるのは、コンセントタップには3年と寿命があるという事です。
この事実は変わりないので、なるべく長持ちしやすいものを使う方がいいでしょう。
ちなみに、Amazonでベストセラー1位の延長コードは、雷ガード付きの光らない個別スイッチでした。
まとめ
今回は、延長コードのスイッチランプについて色々紹介しましたが、参考になったでしょうか?
延長コードのスイッチランプが点滅していると、やはり焦ってしまう人が多いです。しかしコンセント機能とランプの電球は、全く関係ありません。
なのでコンセントタップを使えるのは、ランプの点滅ではなく3年という基準を元にしましょう。
もし延長コードのスイッチランプの点滅が気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。