食べ物の豆知識

京都でしか買えないお漬物!有名で人気のお土産やお取り寄せ方法など解説

京都でしか買えないお漬物!
スポンサーリンク

 

今の時代、お漬物はどこでも買えるようなイメージがありますよね。

ですが実は、お漬物の中には京都でしか買えないお漬物があるんです。

今回は京都でしか買えないお漬物や、そのお漬物の取り寄せ方法などについて紹介します。

 

京都のお漬物!京漬物とは?

京都のお漬物は、一般的に京漬物と呼ばれています。

中々聞きなれない単語ですが、京漬物とは一体どのような漬物なのでしょうか?

まずは、京漬物と三大京漬物の詳細について紹介します。

 

京漬物とは?

京漬物とは、京都ならではの漬物のことです。

京都は寺院も多く、昔から菜食主義の文化が広まっています。

また、京都では恵まれた土壌と新鮮な水により、多くの伝統野菜の栽培なども行っていたんです。

そうした京都で栽培された野菜の味を活かし、優れた保存方法で作られた漬物を京漬物といいます。

元々漬物は京都発祥のもので、その中でも伝統的な漬物を三大京漬物と呼んでいます。

 

三大京漬物とは?

三大京漬物は、しば漬けと千枚漬け、すぐき漬けの3つがあります。

どれも京都の名産で、京都の漬物の歴史の中でも最も名高いのが、この三大京漬物です。

しば漬けは赤紫蘇とナスを漬け込み、千枚漬けは聖護院カブラを使用しています。

すぐき漬けはすぐきを使用しており、この3つは代々京都の名産として数えられています。

 

三大京漬物の特徴!しば漬け・すぐき漬け・千枚漬け

三大京漬物は、しば漬け、すぐき漬け、千枚漬けの3つがあります。

しば漬けなどは口にすることが多いですが、すぐき漬けや千枚漬けは珍しいと思います。

では、三大京漬物にはどのような特徴があるのでしょうか?

続いて、三大京漬物の特徴について紹介します。

 

しば漬け

しば漬けの特徴は、色鮮やかな赤色と独特な酸味です。

しば漬けは大原の地が発祥で、大原は紫蘇の名産地でもあります。

大原特産の赤紫蘇と、ナスやきゅうり、みょうがといった夏野菜と漬け込むのが京都のしば漬けです。

また、きゅうりやナスを酢漬けしたものと区別するために、「京しば漬け」といった名称で親しまれています。

しば漬けの旬は、夏野菜を使っていることから7~8月が一般的です。

 

すぐき漬け

すぐき漬けの特徴は、京野菜であるすぐきなを使っていることです。

すぐきなはアブラナ科で、カブの一種です。

葉は肉厚で、根の部分は円錐形と大根を短くしたような形をしています。

すぐき漬けは天秤押しという独特な漬け方で塩漬けにし、さらには室というもので乳酸発酵させます。

そのため、酸味が強い漬物になっています。

シャキシャキとした食感も特徴的で、味の濃さからもご飯と合わせると美味しいと評判の漬物です。

すぐき漬けが店舗に並ぶのは冬場が多く、翌年の夏まで置いてあることが多いです。

 

千枚漬け

千枚漬けの特徴は、甘くさっぱりとした味わいです。

千枚漬けは聖護院かぶらを薄く輪切りにして、壬生菜と昆布と一緒に浅漬けにしたものです。

浅漬けにする際、塩と甘酢を使っているので、非常にさっぱりとしていて甘いです。

かぶらの食感も独特なことから、老若男女問わず好かれている漬物として知られています。

千枚漬けは冬が旬ですが、店頭に並ぶのは10月頃です。

京都では、冬の訪れを知らせる漬物として名前が広く知れ渡っています。

 

京都でしか買えないお漬物!有名店

一言に漬物といっても、多くの種類があるのは分かったと思います。

ですが、中には京都でしか買えないお漬物があるんです。

では、京都でしか買えないお漬物は一体どこで購入することができるのでしょうか?

最後に、京都でしか買えないお漬物を売っている有名店について紹介します。

 

土井志ば漬本舗

京都でしか買えないお漬物を売っている有名店1つめは、「土井志ば漬本舗」です。

この土井志ば漬本舗は、1901年に創業した老舗店です。

志ば漬本舗で売られている「志ば漬」の素材は夏野菜と塩、ちりめん赤紫蘇のみしか使っていません。

材料がシンプルながらも、風味豊かなしば漬けは京都でしか買えないお漬物として今有名になっています。

営業時間は平日9時から17時で、土日祝日は9時から18時です。

店舗はJR京都駅から京都バス17・18号に乗り、花尻橋を下車して、徒歩すぐのところにあります。

 

川勝總本家

京都でしか買えないお漬物を売っている有名店2つめは、「川勝總本家」です。

川勝總本家は、1917年に創業した老舗店です。

川勝總本家で有名なのが、千枚漬けと今昔沢庵です。

他にも、三大京漬物やかぼちゃの浅漬けなど古く伝わるものから、新しく取り入れた浅漬けもあります。

川勝總本家は京都でしか買えないお漬物と検索すれば、よくヒットしますがそうでもありません。

オンラインショップの他にも、百貨店などでも川勝總本家の商品を買うことはできます。

なので、京都に中々行けない人でも、老舗の三大京漬物を購入できるので便利です。

営業時間は9時から18時で、年中無休です。

京都の東急ホテルのすぐ近くにあり、松原通りを直線状に行って右側に店舗があります。

 

千枚漬本家 大藤

京都でしか買えないお漬物を売っている有名店3つめは、「千枚漬本家 大藤」です。

千枚漬本家は、創業1865年の超老舗店です。

千枚漬けを考案した大黒屋藤三郎さんが御所を下り、屋号を定め、自らの漬物を販売したのが始まりです。

なので、この千枚漬本家では昔ながらかつ、本物の千枚漬けを味わうことができます。

ここで販売される千枚漬けは、京都でしか買えないお漬物としては非常に有名で人気もあります。

営業時間は9時から17時で、定休日は月によって異なります。

阪急京都線・京都河原町駅より徒歩2分で、駐車場も設けられています。

 

まとめ

今回は京都でしか買えないお漬物について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

三大京漬物は今となっては、かなり有名な漬物です。

特に老舗店では、百貨店では買えない京都限定であるものが多いです。

ただ中には、オンラインショップをやっているところもあります。

京都でしか買えないお漬物が気になった方は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

 

スポンサーリンク

-食べ物の豆知識