タラの芽がお店に並んでいるのを見ると、春が来たと感じます。
天ぷらにしたり、おひたしにしたりして食べるととても美味しいですよね!
季節の物は出来るだけ食事に取り入れたいと思っている方も多いでしょう。
タラの芽は自然の物なので少し苦みを感じることがありますが、アク抜きが必要なのか、毒などはないのか気になりますよね。
今回は、タラの芽のアク抜きや下ごしらえの方法について詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を読んで美味しく食べてみてくださいね!
タラの芽の下ごしらえ方法
タラの芽の下ごしらえの方法は簡単です。
必要なことは、
- 水洗いする
- タラの芽の「ハカマ」と呼ばれる根元の固い部分を切り落とす
- 揚げ物の時には根元に火が通りやすいように切り込みを入れる
- アク抜き
この4つで下ごしらえはOKです。
天ぷらや炒め物をするときには、アク抜きはしなくても高温の油で揚げている間にアクが抜けてしまいます。
和え物やお浸しなどの時には必ずあく抜きをしましょう。
タラの芽のアク抜き方法!3つのやり方
タラの芽のアク抜き方法について説明していきます。
タラの芽は、新鮮なものならアク抜きは必要ありません。
ですが、大きく育ちすぎたり収穫してから少し時間がたって鮮度が落ちてしまっているものは、アク抜きしてから調理するのをおすすめします。
アク抜きの際に注意する点は、アク抜きしすぎないことです。
なぜなら、アク抜きしすぎてしまうとせっかくのタラの芽の食感が失われて美味しさが半減してしまいます。
アク抜きはしすぎないのがおすすめです。
アク抜きの方法は、
①水1リットルに対して塩20gを入れて鍋で沸騰させる
②沸騰したらそこにタラの芽を入れてゆでる
③2分ゆでたら、鍋から取り出し2分程度水にさらす
これでアク抜きはOKです!
あまり時間をかけすぎないのがポイントです。
タラの芽は取った方がいいの?毒はないの?
タラの芽には毒があるのか不安に思ったことがある人もいることでしょう。
安心してください!
タラの芽には毒はありません。
タラの芽に毒があると言われてしまったのには理由があり、アレルギー反応でかぶれを引き起こしてしまう「ウルシ」の新芽に似ていることが原因です。
「ウルシ」のことを「毒タラ」と呼んでいたことが原因で、タラの芽にも毒があるのでは?という間違った情報が流れてしまったそうです。
タラの芽には毒はないので、安心して食べれますよ!
タラの芽の保存方法
タラの芽はあまり収穫してから日持ちしないので、早いうちに食べるのがおすすめです。
日がたつにつれてアクも強くなりせっかくの匂いも落ちてきます。
どうしても保存しておきたい場合は、
①新聞紙(または、キッチンペーパー)に包む
②小さな穴を2,3か所開けたビニール袋に入れる
③冷蔵庫の野菜室に入れる
この方法で、2~3日は保存できます。
他の野菜などよりが冷蔵でもあまり日持ちしません。
もっと長く保存したい場合は、
①タラの芽を下ごしらえする
②硬めにゆでる
③水気を切って密閉できる袋に入れる。
④冷凍庫に入れる。
冷凍した場合には、約1か月ほど日持ちします。
ただ、冷凍すると食感や香りがどうしても落ちてしまうので新鮮なタラの芽はやめたほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、タラの芽のアク抜きの方法と下ごしらえの方法について解説してきました。
春になるといろいろな山菜が食べれるようになりますよね!
食べ物から季節を感じるのも良いですよね!
特にタラの芽は天ぷらにするととっても美味しいです。
せっかく美味しく食べるならアク抜きに方法と、下ごしらえの方法は抑えておくのをおすすめします。
タラの芽が店頭に並ぶのが待ち遠しいですね。