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ちらし寿司の保存方法とは?常温だと何時間?食べ方や翌日のアレンジ方法など詳しく解説

ちらし寿司の保存方法とは?常温だと何時間?
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お祝いごとのときなどに、ちらし寿司を食べることは多いと思います。

しかしその日のうちに食べられず、あまったものを翌日に食べるのも少なくありません。

そんなとき、どうやってちらし寿司を保存すればいいのでしょうか?

今回は、ちらし寿司の保存方法や、翌日も美味しく食べられる方法を紹介します。

 

ちらし寿司を常温で保存する方法

ちらし寿司

ちらし寿司は冷蔵庫で保存することが多いですが、実は常温でも保存することはできます。

しかし、常温で保存する上でいくつか注意しなければいけないことがあります。

それは、温度です。

では、何度で保存すればいいのでしょうか?

まずは、ちらし寿司を常温で保存する方法について紹介します。

 

常温(10度以下の場合)での保存方法

ちらし寿司を常温で保存する場合、温度は10度以下でないといけません。

というのも、10度以上になってしまうと、具材の腐敗化が進んでしまうのが理由です。

また酢飯が乾燥してしまうと、具材に問題がなくても食べても美味しくありません。

そういったことを避けるには、10度以下で保存をしましょう。

保存するときは、寿司桶などに濡らしたキッチンペーパーをかぶせます。

他にも、ちらし寿司を入れたお皿などにラップをかけておくことで保存することもできます。

 

常温(10度以下の場合)で保存できる期限

常温でちらし寿司を保存した場合、保存できる期間は1~2日です。

ただこれは、しっかりと寿司桶に濡れたキッチンペーパーなどをかぶせて、乾燥を防いだ場合です。

そして、もう1つ気をつけたいのが季節です。

夏場の場合、常温で保存すると腐る可能性が高いので避ける必要があります。

なので、冬場の時期に10度以下で保存して、翌日までに食べきるのが安全です。

 

ちらし寿司を冷蔵庫で保存する方法

ちらし寿司は常温でも保存できますが、冷蔵庫で保存した方が安全です。

ただ常温より安全といっても、常温とはまた違った方法で保存しなければいけません。

続いて、ちらし寿司を冷蔵庫で保存する方法について紹介します。

 

冷蔵庫での保存方法

ちらし寿司を冷蔵庫で保存する場合、酢飯がパサパサにならないことが大切です。

冷蔵庫での保存は、常温で保存したときよりも、酢飯がパサパサになりやすいです。

なので、それを防ぐために野菜室で保存する必要があります。

野菜室に酢飯を入れる場合、まずは具材を取り除きます。

そしてラップで包み、さらに新聞紙で包むことで保存できます。

具材の方は冷蔵庫で保存した方が安全なので、酢飯とは別に保存するだけで問題ありません。

 

冷蔵庫で保存できる期限

ちらし寿司を冷蔵庫で保存する期限は、3日程度です。

3日程度といっても、できるなら3日以内に食べきってしまうのが理想です。

というのも、酢飯も冷蔵庫で保存したとはいえ、時間が経つにつれ劣化してしまいます。

なにより別に避けて保存した具材も、そう長く持ちません。

なので先ほど紹介した保存方法を試して、3日以内に食べきりましょう。

 

ちらし寿司を冷凍庫で保存する方法

今まで、ちらし寿司を常温と冷蔵で保存する方法を紹介しています。

実は他にも保存方法として、冷凍庫で保存することもできるんです。

冷凍庫で保存する場合、今までの保存方法よりもずっと長持ちします。

では一体、どのくらいほど保存できるのでしょうか?

続いて、ちらし寿司を冷凍で保存する方法と保存できる期間を紹介します。

 

冷凍庫での保存方法

ちらし寿司を冷凍庫で保存する場合、冷蔵庫で保存するときと同じ方法で構いません。

まずは、酢飯と具材はしっかりと分けます。

そして酢飯だけをラップなどに包み、酢飯だけを冷凍保存します。

具材を冷凍保存してしまうと、温めたときに劣化してしまうので、あまりおすすめはできません。

なので、酢飯だけは冷凍庫で保存し、具材は冷蔵庫で保存しましょう。

 

冷凍庫で保存できる期限

ちらし寿司を冷凍庫で保存できる期間は、2週間ほどです。

ただこれは、酢飯を2週間保存できるという意味です。

そのため、冷蔵庫のときと同じく、具材だけは3日で食べきる必要があります。

これらのことを考えると、酢飯だけ保存し、具材を新しく買うといった方法をするのが妥当です。

ただそこまでちらし寿司を食べないのであれば、具材が腐らないうちに酢飯も食べきりましょう。

 

ちらし寿司を美味しい温め方

ちらし寿司を冷蔵・冷凍保存していた場合、温めないと食べることができません。

一見、ちらし寿司の温め方というのは思いつきませんよね。

では一体、どうすればちらし寿司を美味しく温めることができるのでしょうか?

続いて、ちらし寿司の美味しい温め方について紹介します。

 

電子レンジを使う時は酢を足す

ちらし寿司を温めるときは、基本電子レンジや蒸し器を使います。

電子レンジを使う場合、しっかりラップや蓋をしてから温めます。

このとき、温め直した酢飯に酢を足すと、美味しく食べることができます。

というのも、冷蔵庫などで保存すると、少なからず酢飯がパサついています。

なにより、温め直したことで酢が飛んでいるので、酢飯らしさがなくなってしまうのです。

なので、電子レンジで温め直した場合は、その後に酢を足して混ぜましょう。

 

蒸し器で蒸す

急いでいる場合は、電子レンジでも問題はありませんが、蒸し器で蒸した方が美味しく食べられます。

というのも、蒸し器の場合だと、徐々に温めていきます。

そのため、急に温度が上がる電子レンジよりも、酢が飛びません。

そして具材もゆっくりと冷ましてくれるので、固くなるのも防いでくれます。

もし蒸し器がある場合は、電子レンジよりも蒸し器を使うことをおすすめします。

 

ちらし寿司!腐っている場合の見分け方

ちらし寿司の保存方法は色々ありますが、たまに保存が上手くいかずに腐ってしまうこともあります。

そうなったとき、区別できる方法はあるのでしょうか?

最後に、ちらし寿司が腐っている合図と見分け方について紹介します。

 

具材の色が変色している

ちらし寿司が腐っているか見分ける方法1つめは、具材や酢飯の色の変化です。

恐らく、これが1番分かりやすい見分け方です。

特に、酢飯は腐敗化が進むと、黄色く変色します。

そのため、酢飯が黄色くなった時点で腐っていることが一目で見抜けるのです。

具材も、黒や茶色っぽくなっているのであれば、それは腐っている合図です。

どちらかが変色していた場合は、食べずに捨てましょう。

 

触るとぬめっている

これも、非常に分かりやすい区別のつけ方です。

臭いなどではいまいち分かりづらいので、まずはしゃもじや箸などで酢飯や具材に触れてみましょう。

その際、ぬめっていたら腐っている可能性が高いです。

具材が糸を引いていたらもちろん、温めてもいないのに湿っていた場合も注意が必要です。

 

まとめ

今回は、ちらし寿司の保存の仕方について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

ちらし寿司の保存方法は色々ありますが、方法によって気をつけるべき点が変わってきます。

なので、その注意点だけはしっかりと守って保存しましょう。

もし、ちらし寿司の保存方法で悩んでいる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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