寒い季節になるとこたつに入って食べたくなるみかん。
みかんが売っていると、ついつい買ってしまいますよね。日本で流通している一般的なみかんは「うんしゅうみかん」という種類のみかんです。
中国の柑橘栽培で有名な温州にちなんで作られたそうですが、原産国は日本です。そんなみかんですが、食べ合わせが悪いもの・良いものがあるのを知っていましたか?
またみかんの栄養素はビタミンだけではない!?ということを解説していきます。
みかんの食べ合わせが悪いものを紹介
ここでは、みかんの食べ合わせが悪いもの・良いものについて紹介していきます。
食べ合わせが悪いものを出来るだけ避けて、良いものは取り入れるようにしていきたいですよね!
①甘いフルーツは食べ合わせが悪い
なぜ甘いフルーツとの食べ合わせが悪いのか知っていますか?
みかんの酸味が甘いフルーツの消化酵素の働きを妨げる可能性があるからです。みかんと甘いフルーツを一緒に食べると消化時間が長くなってしまいます。
みかんと食べ合わせが悪いとされる甘いフルーツには、
- 柿
- イチジク
- レーズン
- プルーン
- ライチ
- メロン
などがあります。
柿とみかんは同じ季節に食卓に並ぶものですが、一緒に出すのはやめた方が良いということですね!
覚えておきたい豆知識です。
②デンプン質が多い食べ物
なぜ、みかんとでんぷん質が多い食べ物は食べ合わせが悪いのか知っていますか?
みかんと食べ合わせが悪いとされるでんぷん質が多い食べ物は、みかんの浄化作用がでんぷん質で失われるからです。
みかんと食べ合わせが良くない食べ物には、パン・パスタ・ご飯・サツマイモやジャガイモなどのイモ類などがあります。
みかんを風邪の時に食べるというかたは多いと思います。浄化作用が失われてしまうのはもったいないですよね。
これも覚えておきたいですね!
みかんの食べ合わせが良いものを紹介
ここでは、逆に「みかん」と食べ合わせが良いものを紹介していきます。
みかんと食べ合わせが良い食材と組み合わせることで、
- 風邪の予防
- 免疫力アップ
- 高血圧の予防
- コレステロールの低下
- ガンの予防
- 胃腸を強化する効果
- 便秘の改善
などが期待されます。
他にも期待される効果として、
みかんとネギ・生姜・シソ・かぼちゃを食べ合わせることで風邪の予防や免疫力を強化できるなどの効果。
みかんとバナナ・パイナップル・スイカとを食べ合わせることで、高血圧予防やコレステロール低下などの効果。
みかんとヨーグルト・マンゴー・ブロッコリーを食べ合わせることでガン予防などの効果。
みかんとイチゴ・リンゴ・アスパラガス・セロリを組み合わせることで胃腸強化・便秘改善などの効果。
が良い効果として挙げられます。
みかんの効果とは?
みかんの栄養素はビタミンが豊富なことは知られていますが他にもいろいろな栄養素があることを知っていますか?
みかんには豊富なビタミン類やミネラル類が含まれています。
ダイエットの効果があるとされ、みかんの果糖に注目が集まっていますが、みかん1個のカロリーはショートケーキの約10%です。
100g当たりのみかんのカロリーは約45カロリーなのでケーキを食べるよりカロリーを抑えられるということですね!
みかんに含まれている栄養成分はビタミン類・ミネラル類・有機酸・ポリフェノール・有効成分などです。
内訳としては、
- ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE
- カリウム等のミネラル類・フラボノイド化合物・ヘスペリジン
- オーラプテン・シネフリン・テルペノイド・ナリンジン・β―カロテン
- β―クリプトキサンチン・ペクチン・ノミリン・リモネン
などが含まれています。
こんなにたくさんの栄養素が入っているんですね!
また成分は、
ビタミン類は美容と健康には欠かせない成分。
β―カロテンが皮膚や粘膜を保護する成分。
クエン酸が疲労原因物質を抑制する成分。
β―クリプトキサンチンがガンや老化現物質の活性酸素を抑える成分。
とたくさんの体に良い成分が入っています。
まとめ
ここまでみかんと食べ合わせが悪い食べ物・食べ合わせが良い食べ物について紹介してきました。
知っているものはありましたか?
私自身はほとんど知らなくて調べていてびっくりすることばかりでした。栄養素もたくさん入っているんですね!
今の季節はみかんが食卓に並んでいたりおかれていたりすると思います。みかんと食べ合わせが良いものと体に取り入れて寒い冬を乗り越えていきましょう!