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ハタハタは丸ごと食べる!下処理や食べ方とは?煮付け・塩焼きレシピを紹介

ハタハタは丸ごと食べる!下処理や食べ方とは?
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皆さんは、ハタハタという魚を知っているでしょうか?

秋田県や兵庫県で獲れる魚なのですが、あまり馴染みがないかもしれません。

実は、ハタハタは丸ごと食べるというのがベターなんです。

ではハタハタの食べ方や、下処理の仕方はどうすればいいのでしょうか。

今回は、ハタハタの食べ方について紹介します。

 

そもそもハタハタとは?

ハタハタの魚

そもそも、ハタハタという魚はどういった魚なのでしょうか?

特に関東圏に住む人は、あまりは馴染みのない魚かもしれません。

また、生産地や旬の時期はいつなのかも気になると思います。

まずは、ハタハタはどういった魚なのかについて紹介します。

 

ハタハタはスズキ目ハタハタ科の魚

ハタハタは、スズキ目ハタハタ科の魚です。

ハタハタと珍しい響きの名前ですが、名前の由来は「はたたがみ」から来ています。

「はたたがみ」は、鳴り轟く雷を意味しています。

こんな名前がついたのは、産卵期を迎えるとハタハタが勢いよく沿岸に押し寄せる様が雷に似ているからとのことです。

 

生産地

ハタハタの生産地は、国内では兵庫県が1番の生産量を誇っています。

他にも、鳥取県と秋田県での生産が有名で、この3つの地域近くではよく獲れるそうです。

そのため、兵庫県や秋田県などではハタハタは馴染みの深い魚といわれています。

 

ハタハタの旬の時期

ハタハタの旬の時期は、冬です。

ただ生産地によってごく僅かに旬は違っていて、鳥取県では9月から5月の間が旬です。

秋田県では、11月から1月が旬といわれています。

ただ全体を通してみてみると冬によく獲れるので、冬の魚としてのイメージが強いです。

 

ハタハタの栄養について

ハタハタは、兵庫県や鳥取県で獲ることができ、冬の時期に旬を迎える魚です。

旬の時期や生産地を知っても、栄養については知っている人も多くはないと思います。

続いて、ハタハタの栄養について紹介します。

 

DHA

ハタハタに含まれている栄養1つめは、DHAです。

DHAは脳や血管、代謝に関わってくる重要な栄養素の1つです。

脳の発達や神経機能維持にDHAは必要で、眼精疲労や情報伝達の向上に効果的といわれています。

他にも、血液中の脂質を減少させ、脂肪燃焼にも欠かせない栄養素です。

 

EPA

ハタハタに含まれている栄養2つめは、EPAです。

EPAは血管性の病気を防ぐのに重要な栄養素で、血液をサラサラにしてくれる効果があるんです。

そのため、心筋梗塞や脳梗塞といった病気の予防に効果的です。

他にも、アレルギー症状の改善にも効果的といわれています。

 

カリウム

ハタハタに含まれている栄養3つめは、カリウムです。

カリウムは体内の水分を排出するのに大事な栄養素で、むくみなどを解消してくれます。

ナトリウムとセットで体内の水分量を調整してくれるので、生きていく以上では欠かせない栄養素です。

 

骨の形成に必要なリンやカルシウム

ハタハタに含まれている栄養4つめは、リンとカルシウムです。

リンは体内のミネラルの中で、カルシウムの次に多い栄養素といわれています。

主にリンは骨や歯を作る原料となっていて、他にも筋肉や脳などに含まれるエネルギーを生みだしてくれます。

カルシウムも似たような効果があり、人体の生成には欠かせない栄養素の1つです。

 

ハタハタは丸ごと食べる!レシピ

ハタハタには色んな栄養が含まれていますが、一体どう食べればいいのか想像がつきません。

基本ハタハタは丸ごと食べるのですが、どういった食べ方があるのでしょうか?

最後に、ハタハタを丸ごと食べるレシピについて紹介します。

 

ハタハタの唐揚げ

ハタハタを丸ごと食べるレシピ1つめは、ハタハタの唐揚げです。

材料はハタハタと薄力粉、片栗粉と塩を用意します。

まず下処理をするため、ハタハタの頭を落とし、包丁の刃先を使って内臓を取り除きます。

内臓を取り除いた後は流水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。

後は、小麦粉と片栗粉を1対1で混ぜて、ハタハタにまぶして170度の油で6~7分ほど揚げます。

1度揚げた後は一旦油から取り出して、再度180度で2~3分揚げれば完成です。

味付けはシンプルに塩のみですが、ハタハタのサクサク感としょっぱさがクセになります。

 

ハタハタの塩焼き

ハタハタを丸ごと食べるレシピ2つめは、ハタハタの塩焼きです。

材料はハタハタと塩、レモンと、大根おろしを用意します。

まずはハタハタを水で洗い、汚れやぬめりを落とします。

汚れを洗った後は、頭を落として腹を斜めに切って、内臓を取り出して流水で洗い流します。

そしてキッチンペーパーで水気を拭き、ハタハタの背びれ、胸びれ、尾びれに塩をつけましょう。

塩をつけた後は半面だけ中火で焼き、塩を軽く振って、焼き色が付いたら火からおろします。

最後に、大根おろしとレモンと一緒に盛り付けて完成です。

 

ハタハタの一夜干し

ハタハタを丸ごと食べるレシピ3つめは、ハタハタの一夜干しです。

材料は、ハタハタの干物とサラダ油を用意します。

まずはフライパンにサラダ油を敷き、ハタハタを並べます。

ハタハタを並べた後は蓋をし、蒸し焼きにします。

軽く焼き色がついたら裏返し、同様に焼き色がつくまで焼き、焼き上がったら完成です。

 

まとめ

今回は、ハタハタの食べ方について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

ハタハタは兵庫県で獲れることが多く、旬の季節は冬の魚です。

丸ごと食べることが多いので、唐揚げや干物などの料理に使えます。

もし、ハタハタの食べ方が気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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