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紅ズワイガニが安い理由とは?まずいから?値段や食べ方など紹介

紅ズワイガニが安い理由とは?まずいから?
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カニには色んな種類がありますが、どれも高いイメージがありますよね。

ですが、紅ズワイガニはカニの中でも比較的安価です。

では、紅ズワイガニが安いのは一体なぜなのでしょうか?

今回は、紅ズワイガニが安い理由について紹介します。

 

紅ズワイガニが安い理由とは?まずいから?

紅ズワイガニはカニの中でも、比較的安価で売られています。

中には、紅ズワイガニが安い理由がまずいからと思っている人も少なくありません。

では、一体なぜ紅ズワイガニは安いのでしょうか?

まずは、紅ズワイガニが安い理由について紹介します。

 

安い理由とは?

紅ズワイガニが安い理由は、漁穫量が多いからです。

毛ガニなどは漁穫量が少ないため、その分値段は高めに設定されています。

ですが、紅ズワイガニは漁穫量が多いため、安価で売っていても問題がないのです。

また、「まずいから安いのではないか?」と思うかもしれませんが、そうでもありません。

むしろ、紅ズワイガニは他のカニと比べて甘味が目立ちます。

そのため、甘めのカニを好む人からは人気を得ています。

 

身入りが少ない

紅ズワイガニが安い理由は、まずいからではありません。

漁穫量が多く、身も甘いのでいいところづくしかと思うかもしれませんが、そうでもないんです。

実は、紅ズワイガニは身入りが少ないです。

他にも、水分量が多いため、仕入れる先が中々ないという理由もあります。

 

紅ズワイガニと松葉ガニの違いとは?

紅ズワイガニと松葉カニは、見た目が非常に似ています。

そのため、紅ズワイガニと松葉ガニがどう違うのは分からない人も多いと思います。

続いて、紅ズワイガニと松葉ガニの違いについて紹介します。

 

産地と漁期

紅ズワイガニと松葉ガニの違い1つめは、産地と漁期です。

紅ズワイガニの産地は近畿地方ですが、松葉ガニの産地は山陰地方です。

紅ズワイガニは、別名で香住カニと呼ばれています。

そのため、近畿地方で取れることが多く、そのことからこのような別名がついています。

 

値段

紅ズワイガニと松葉ガニの違い2つめは、値段です。

松葉ガニの値段の相場は、15000から30000円です。

紅ズワイガニが安い理由は、先程紹介した通りです。

紅ズワイガニは漁穫量が多く、身入りが少ない上に水分量が多いといわれています。

一方、松葉ガニは身入りも多く、漁穫量は少ないです。

漁穫量は値段に大きく左右するので、値段が高いものほど漁穫量は少ない傾向があります。

 

特徴

紅ズワイガニと松葉ガニの違い3つめは、特徴です。

紅ズワイガニの特徴は、水分量が多く身入りが少ないところです。

一方、松葉ガニはカニ味噌が絶品で身入りも多いのが特徴です。

こういった特徴の差も、紅ズワイガニが安い理由に起因しています。

 

紅ズワイガニの旬や産地は?

今まで、紅ズワイガニについて色々と紹介してきています。

しかし、紅ズワイガニの旬や産地など、分からないことも多いと思います。

続いて、紅ズワイガニの旬や産地などについて紹介します。

 

紅ズワイガニの漁期は、9月から翌年の6月とかなり長いです。

先程紹介した松葉ガニだと、11月から翌年の3月が漁期といわれています。

また、紅ズワイガニの旬は産地によって違ってきます。

石川県だと6月~8月頃で、富山県だと1月、2月、11月、12月が旬です。

漁期が長いため、県によって旬が違うのも紅ズワイガニの特徴です。

 

産地

紅ズワイガニの産地は、基本近畿地方が多いです。

しかし、1月から2月の間であれば、北海道でも獲ることができます。

漁穫量が多いのは石川県で、梅雨時期から夏場の間は特に漁穫量も多いそうです。

1年を通して流通されるので、市場に出回りやすいのも安い理由でないかと噂されています。

 

紅ズワイガニの美味しい食べ方

カニには、それぞれ美味しい食べ方があります。

紅ズワイガニにも美味しい食べ方があるのですが、一体どんな食べ方なのでしょうか?

続いて、紅ズワイガニの美味しい食べ方について紹介します。

 

美味しい食べ方

紅ズワイガニの美味しい食べ方は、茹でガニです。

沸騰したお湯に塩を茹でて、できあがったのが茹でガニといわれています。

まず甲羅と脚を切り離し、腹の手前側にあるふんどしといわれる箇所を外します。

そしてカニの両足を折り、一気に内側に折ります。

そのまま片方ずつ甲羅から足を外して食べるのが、茹でガニの食べ方です。

 

美味しい紅ズワイガニの選び方

美味しい紅ズワイガニを見分けるには、いくつかのポイントがあります。

まず1つめは、生きていても冷凍でも重いものを選ぶことです。

というのも、軽いものだと水分が抜け落ちていて、味が落ちていることが多いからです。

 

2つめは、甲羅は固いものを選ぶことです。

甲羅の柔らかいカニは、鮮度が落ちているといわれています。

 

3つめは、あまり冷凍をしていないものを選ぶことです。

紅ズワイガニは水分量が多いので、冷凍したものはあまりおすすめしません。

 

紅ズワイガニを食べた人の口コミ

紅ズワイガニが安い理由にまずいという予測がありましたが、そんなことはありません。

では実際、紅ズワイガニを食べた人はどんな口コミを残しているのでしょうか?

最後に、紅ズワイガニを食べた人の口コミについて紹介します。

 

悪い口コミ

紅ズワイガニの悪い口コミで多いのは、冷凍の紅ズワイガニを買って食べた人が多いです。

冷凍した紅ズワイガニを茹でると、カニカマのような味になってしまいます。

さらに、冷凍しておくと質が落ちるので、まずいといわれることがあります。

ただ、調理方法によっては美味しくなるので、冷凍した紅ズワイガニは避けておきましょう。

 

良い口コミ

紅ズワイガニの良い口コミで多いのは、茹でて調理したものを食べた人が多いです。

先程紹介した茹でガニだったり、味噌汁の具にすると美味しいと評判です。

元々紅ズワイガニは甘味が強いので、茹でると一層甘味が増します。

なので、できることなら紅ズワイガニは茹でて食べましょう。

 

まとめ

今回は紅ズワイガニが安い理由について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

紅ズワイガニが安い理由は、まずいからではありません。

身入りが少なく、漁獲量が多いのが理由ですが、誤解はされやすいそうです。

ただ食べ方によってはまずくなってしまうので、工夫して食べてみましょう。

 

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