健康に良いオイルの代表格とも言える、オリーブオイル。
しかし、ひと口にオリーブオイルと言っても色々な種類があって、違いを理解せず使用している方も多いのではないでしょうか?
今回はその中でも、オリーブポマスオイルと呼ばれるものについて、詳しく解説していきますね♪
「オリーブオイルにしては安いから、実は体に悪い?!」
「オリーブポマスオイルって、オリーブオイルの一種でしょ?」
「オリーブポマスオイルって美味しいの?」
このような疑問を解決することができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
オリーブポマスオイルって体に悪い?
オリーブポマスオイルは、別名サンサオリーブオイルとも呼ばれるオイルです。
「オリーブポマスオイルは体に悪い!」と言われることも多いのですが、実際はどうなのでしょうか?
体に悪くない
結論から言うと、オリーブポマスオイルは別に体に悪いわけではありません。
しかしここで注意していただきたいのですが、オリーブポマスオイルはオリーブオイルのように健康に良い成分が含まれているわけでもないんです!
ですから、オリーブポマスオイルを日常的にあえて摂取したり、生食するというのは健康に対して意味が無い行為ですから注意してくださいね。
摂取量は注意!
オリーブポマスオイルは体に悪いというわけではありませんが、摂取量には注意が必要です。
オリーブポマスオイルに限った話ではありませんが、いくら健康に良いとされるオイルであっても油は油!
摂取のしすぎは脂質やカロリーの取りすぎとなり、肥満や生活習慣病などのリスクも高まります。
健康に良いオリーブオイルを食べる場合も、1日大さじ1~2杯までとして、たんぱく質や野菜などのバランスも考えて食事をするようにしてくださいね。
オリーブポマスオイルとオリーブオイルの違いとは?
オリーブポマスオイルとオリーブオイルは似た名前を持ちますが、実は異なる特性を持つ食用油です。
その違いについて詳しく見ていきましょう。
オリーブオイル
オリーブオイルはオリーブの実を搾って取った油です。
主に料理に使用され、その風味や品質によって価格が異なりますが、日本では普通の油と比較して高値で取引されることが多いですね。
また、オリーブオイルは健康的で美味しい油として知られ、サラダなどに直接かけて食べることもできますよ。
オリーブポマスオイル
オリーブポマスオイルの「ポマス」とは、「搾りかす」という意味があります。
つまり、通常のオリーブオイルを作った後に残る搾りかすから、溶剤を使って抽出したオイルということです。
抽出方法が、有機溶剤を使用した化学的な方法となることから、日本以外の多くの国々では、このオリーブポマスオイルを食用として販売することは禁止されているんですよ。
オリーブポマスオイルの味とは?
さて、そもそもオリーブポマスオイルってどんな味がするのでしょうか?
オリーブオイルのような味がするのか気になりますよね。
あまり美味しくない
結論から言うと、オリーブポマスオイルはあまり美味しくありません・・・。
特に、エキストラバージンオリーブオイルのようにスプーンでそのまま生食するようなことは、オススメできませんね。
確かにオリーブ特有の風味は多少あるのですが、味の深みはほとんどありませんし、「オリーブの香りがなんとなくするサラダ油」くらいのイメージでしょうか。
オリーブポマスオイルの使い方
オリーブポマスオイルは比較的安価で購入できるので、健康に良いわけでなくても使用する方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、そんなオリーブポマスオイルのオススメの使い方をご紹介していきますね♪
料理用の油
日本で販売されているオリーブポマスオイルは、日本のJAS規格をクリアした商品なので、サラダ油などと同じように料理に使うことができます。
サラダドレッシングのように生のまま使うことはあまりオススメしませんが、炒め物や揚げ物なんかには重宝しますよ。
メイク落とし
オリーブポマスオイルは、メイク落としにも使用できます。
「オリーブポマスオイルはなんだか健康に悪い気がして使いづらい」という方でも、メイク落としとしてなら有効に使用できるのではないでしょうか。
一応食用の油ですから、肌に使用するのも安心できますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オリーブポマスオイルは、オリーブオイルを絞った後のカスから作られるオイルですので、純粋なオリーブオイルとは言えず、賛否の分かれる食品です。
オリーブオイルのような健康に良い有効成分を含んでいるわけでもないので注意が必要です。