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舞茸が腐るとどうなる?臭いや味は?食べたら食中毒になる危険あり

舞茸が腐るとどうなる?臭いや味は?
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平たい形が特徴の舞茸。

味も香りも良く、どんな料理にも合わせやすいので人気の食材ですよね。

そんな舞茸ですが、

「冷蔵庫に入れておいた舞茸から変な臭い!食べても大丈夫?」

「舞茸が腐るとどんな変化があるの?」

など、舞茸の腐敗について気になる方も多いのではないでしょうか?

舞茸はあまり腐るイメージが無いので、見た目や臭いに違和感があると腐っているのか気になります・・・。

そこで今回は、舞茸が腐るとどうなるのか?詳しく解説していきます。

また、舞茸の保存方法や大量消費レシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

そもそも舞茸とは?

きのこには様々な種類がありますが、そもそも舞茸ってそんなきのこなのでしょうか?

 

舞茸とは?

舞茸とは、カサの部分が平たくなっているきのこのこと。

日本では平安時代から食べられていたとされ、日本人になじみの深い食材の1つと言えますね♪

また、舞茸と言えば茶色いものが主流ですが、「白舞茸」という真っ白な舞茸も売られています。

味は普通の舞茸とほとんど同じですが、スープなどに色を付けたくない場合には白舞茸をオススメします!

ちなみに舞茸は世界中でも広く食べられており、昨今のヴィーガンの急増によって人気もさらに高まっているんですよ♪

 

舞茸が腐るとどうなる?見た目・臭いや味は?

舞茸は価格も安いので、ついついまとめ買いしてしまいがちですよね。

しかし、長期間放置していると腐ってしまうことも!

舞茸が腐るとどうなるのでしょうか?

 

見た目

舞茸が腐ると、見た目には以下のような変化が現れます。

  • カビが生える(白や黒のカビが多い)
  • 水っぽくなり、ヌメヌメする
  • 色が黒ずむ

このような変化が見られたら食べるのはやめましょう。

また、腐った舞茸は触るとボロボロと形が崩れてしまうこともありますから、そのような場合も食べるのはやめておきましょう。

ちなみに、「舞茸にカビが生えたら、カビの部分を除去すれば大丈夫なのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、少しでもカビが生えている場合、カビの菌糸は全体に広がっている可能性が高いです。

ですから、カビが生えた舞茸は丸ごと廃棄するのをオススメします。

 

臭い

舞茸が腐ると、臭いには以下のような変化が現れます。

・かび臭くなる
・鼻にツンとくる酸っぱいような臭いがする

このような変化が見られたら食べるのはやめましょう。

 

舞茸が腐ると、味には以下のような変化が現れます。

  • 舌がピリピリする
  • 粘り気がある
  • 酸っぱい

腐った舞茸は当たり前ですが美味しくありませんし、食中毒を起こす危険もあります。

少しでも味に違和感を感じたらすぐに吐き出すようにしてくださいね。

 

腐った舞茸を食べたら食中毒になる?

腐った舞茸を食べてしまうと、食中毒の危険があります。

食中毒になると、どのような症状が現れるのでしょうか?

 

腹痛や嘔吐

腐った舞茸を食べて食中毒になると、主に腹痛や嘔吐などの症状が現れます。

もし腐った舞茸を食べてこのような症状が表れた場合には、早めに病院を受診するようにしましょう。

また、舞茸は腐っていなくても必ずしっかり加熱してから食べるようにしてください!

まだ原因はハッキリとしていないようですが、生の舞茸を食べた人が急性脳症を起こし、死亡者が出た事例があるんです。

サラダなどに使う場合であっても、必ず火を通してくださいね。

 

食べることができる舞茸の見分け方

さて、腐った舞茸の特徴をお伝えしましたが、よく見ても判断が付かない場合もあるかと思います。

そんな時のために、食べることのできる舞茸の見分け方をご紹介します。

 

見分け方

①舞茸を切った際に断面が赤やピンクっぽくなっていることがよくあります。

これは舞茸が傷み始めているサイン!

ただし、この赤い色素自体は毒ではありませんから、気にしなくてもOKですよ♪

②舞茸の表面がヌルヌルしていることがよくあります。

多少のヌメリであればきのこの特徴でもありますから気にしなくても大丈夫です。

③舞茸は90%以上が水分でできているため、日にちが経つと乾燥してパサパサしてきます。

風味はやや落ちますが、品質には問題ありませんよ♪

 

舞茸の保存方法

ここからは舞茸の適切な保存方法についてご紹介します♪

 

常温保存

舞茸はスーパーなどでは常温の棚に置かれていることが多いですよね。

しかし、舞茸は常温だと3日程しか日持ちしません!

購入後は冷蔵保存することをオススメします。

 

冷蔵保存

舞茸を冷蔵保存すると、約1週間日持ちさせることができます。

購入後、1週間以内に食べ切れるのであれば、冷蔵保存をオススメします。

 

冷凍保存

舞茸は実は冷凍保存もできちゃいます!

方法は簡単♪

まず石づきを取り、適当なサイズにカットしていきます。

その後、1回分の量ごとに密閉できる袋に入れ、冷凍庫へ入れるだけでOK!

解凍する手間もなく、加熱する際にそのままポイっと料理に入れるだけでよいので、非常に便利ですよ。

 

舞茸を大量に消費できる美味しいレシピ

最後に、舞茸を大量に消費できる美味しいレシピを2つ!ご紹介していきます。

作り方も簡単ですから、ぜひ試してみてくださいね♪

 

小松菜とマイタケのごま油炒め

〈材料〉
舞茸・・・1袋
小松菜・・・1袋
豚肉・・・50g(ウインナーでも◎)
もやし・・・1/2袋
ごま油・・・大さじ1
中華あじ・・・大さじ1
醤油・・・小さじ1

〈作り方〉
①舞茸、小松菜、豚肉を食べやすい大きさにカットする
②フライパンにごま油をひき、①を入れて炒める
③具がしんなりしてきたら、中華あじと醤油を入れて軽く炒めたら完成です

 

マイタケと鶏肉の甘辛煮

〈材料〉
舞茸・・・3袋
鶏もも肉・・・150g
ごぼう・・・1/2本
ごま油・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1

〈作り方〉
①舞茸、鶏肉、ごぼうを食べやすい大きさにカットする
②フライパンにごま油をひき、鶏もも肉を炒める
③火が通ったら舞茸とごぼう、その他の調味料を全て入れる
④しんなりしてきたら完成!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

舞茸は使い勝手もよく、値段も安いのでついつい買いすぎてしまいますよね。

しかし、腐った舞茸を食べてしまうと食中毒の危険もあり、大変危険です!

見た目やにおい、味に少しでも違和感を感じたら食べるのはやめておきましょう。

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