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かりんジャムの効能や食べ方とは?そのまま食べる?収穫時期や使い道レシピなど詳しく解説

2022年10月4日

かりんジャムの効能や食べ方とは?そのまま食べる?
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秋になるとスーパーに並ぶようになる、かりんという果物をみなさんは知っているでしょうか?

最近では、ジャムにしたり飴として売られていますが、他にはどんな食べ方があるのか気になりますよね。

今回は、かりんジャムの効能や食べ方について紹介します。

 

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「かりん」とは?どんな果物?

そもそも、かりんはどんな果物なのでしょうか?

かりんはメジャーではない果物なので、実際どんな果物なのか知らない人の方が多いと思います。

他にも、収穫時期がいつなのかについても気になりますよね。

まずは、かりんとはどんな果物なのかについて紹介します。

 

どんな果物?

かりんという果物は、実のような形をしています。

そのため、果物というより実という認識の方が強い人も多いです。

かりんは秋から冬にかけて成熟する果物で、秋や冬に山に行くと地面に転がっていることも少なくありません。

特徴として、かなり良い香りがします。

かりんは熟すと、梅と桃を混ぜたフルーティーな匂いがするので、芳香剤代わりに使われることもあります。

なので、かりんは果物というより、実に近いという認識の方が強いです。

 

かりんの収穫時期は?(カリンの収穫時期は10~11月)

かりんの収穫時期は、10~11月です。

先程紹介したとおり、かりんは10月から11月に成熟するので、成熟したころを見計らって収穫しています。

収穫する目安は、匂いと実の色が基準です。

実の色が黄色になり、良い匂いがし始めたころが収穫しどきです。

 

「かりん」の食べ方!そのまま食べる?

かりんは、香りがとても魅力的な果物です。

ジャムや飴として店頭に並ぶことが多いですが、そもそもそのまま食べることはできるのでしょうか?

またそのまま食べられなかった場合、どうすれば食べられるのかも謎です。

続いて、かりんはそのまま食べられるのかについて紹介します。

 

そのままでは食べれない

実はかりんは、そのままでは食べることは出来ません。

というのも、味と食感が大きな理由です。

かりんはとても良い匂いがしますが、タンニンという渋さを作り出す物質がかなり含まれています。

なので、そのまま食べてしまうと苦味で舌がヒリヒリしてしまうんです。

もう1つの食感ですが、かりんはそのまま食べるとゴムのような食感がします。

嚙み切るのも難しいですし、食べていて違和感しかないので、食べることはおすすめしません。

 

かりんを食べる方法

かりんの食べ方についてですが、主に加工することで食べることが出来ます。

例えば、ジャムやシロップにして食べますが、はちみつ漬けなどにしても食べることが出来るんです。

かりんシロップはお酒などに合いますし、ジャムにすれば甘さが引き立ちます。

特にジャムにすると、かりんの中にあるタンニンが少なくなるのでより甘くなります。

 

かりんジャムの効能や栄養とは?

かりんは、そのまま食べることは出来ないのでジャムなどにする必要があります。

ただかりん自体、どんな栄養素や効能があるか知っている人はそうそういません。

続いて、かりんジャムの効能や栄養素について紹介します。

 

効能や栄養とは?

かりんには、多くの栄養素が含まれています。

かりんに含まれる栄養素は、主に食物繊維、クエン酸、カリウム、ポリフェノール、カルシウム、マグネシウムです。

食物繊維は不溶性食物繊維で、水に溶けず便として出す効果があります。

クエン酸は疲労回復や血流改善に効果的で、冷え性対策や体の不調の改善に役立ちます。

カリウムは無駄な成分を外に出し、ミネラルと一緒に摂るとより水分を外に出す効果が強くなります。

ポリフェノールは細胞の老化防止に役立ち、カルシウムや骨の栄養素になるなど効能がかなり多いです。

 

栄養や効能を使ったもの

かりんは色んな栄養素や効能を使っているので、色んなものに使われています。

シロップはもちろんですが、普段は食べない種も、のど飴などに使われているんです。

かりんの種には、アミグダリンという喉に効く成分が多く含まれています。

そのため、かりんの種はのど飴を作る際に使われることが多いです。

 

ジャム以外にも「かりん」を食べる方法

かりんは、一般的にジャムにして食べます。

ジャムもいいですが、中には違う食べ方があるなら、それも食べてみたいという人もいるかもしれません。

続いて、ジャム以外にもかりんを食べる方法について紹介します。

 

かりんシロップ

かりんを食べる方法1つめは、シロップです。

かりんの実は、主にジャムにして食べます。

かりんはそのまま食べると苦いですが、熱を通すと中にあるタンニンが少なくなります。

さらにジャムを作るときは砂糖を使うので、より苦味が目立たなくなるんです。

ジャムにすると風味と香りが良いので、1度食べてみると癖になります。

 

かりんはちみつ漬け

かりんを食べる方法2つめは、はちみつ漬けです。

かりんのはちみつ漬けは、かりんを細く切り、瓶にはちみつと一緒に入れて漬けるだけで出来上がります。

かりんのはちみつ漬けは風邪予防に役立ち、風邪を引いた時もお湯に混ぜて飲むと喉など良いです。

はちみつ漬けを作ったとき、種も一緒に瓶に入れますが、漬けてから1ヶ月で種を取り出しましょう。

こうすることで、苦味が混ざることはありません。

 

かりんジャムのレシピを紹介

先程紹介したかりんジャムの効能を見て、自分でもかりんジャムを作りたいと思った人もいると思います。

では、かりんジャムは一体どのように作ればいいのでしょうか?

最後に、かりんジャムのレシピを紹介します。

 

レシピ

ジャムを作る前に、かりんと水、砂糖、レモン汁を用意します。

まずかりんをよく洗って、縦に切って種を取り除きます。

そして圧力鍋で15分ほど加熱し、圧力鍋の圧力がぬけたら火からおろしましょう。

圧力鍋を火からおろした後は、ミキサーにかけて、砂糖とレモン汁を加えて混ぜます。

そして大きな耐熱ボウルに移し、軽くラップをかけて、600Wで加熱します。

加熱した後はよくかきまぜ、さらに5分ほど加熱します。

そして水分を飛ばした後は、しっかり消毒した瓶に詰めれば完成です。

 

ジャムを作るときの注意点

かりんジャムを作るときは、いくつか注意点があります。

まず1つめは、水分はなるべく加熱して飛ばすことです。

しっかり加熱せずに水分が残ったままだと、水っぽくなってジャムのような粘度がなくなってしまいます。

2つめは、レモン汁を加えて砂糖は多めにすることです。

砂糖が少なくレモン汁を入れないと、腐敗していく速度が速くなってしまいます。

ジャムにする際は、この2つに注意して作りましょう。

 

まとめ

今回はかりんジャムの効能について紹介しましたが、参考になったでしょうか?

かりんジャムは作るのもそこまで手がかかりませんし、栄養が豊富に含まれています。

風邪予防や疲労回復に効果的なので、疲れやすい人にはおすすめです。

もし、かりんジャムは気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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