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はちみつの代わりになるもの!代用品10選を解説

はちみつの代わりになるもの
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私たちが普段料理をする上で、はちみつはあると非常に便利ですよね。

しかし、いざはちみつを使おうとしたときにはちみつがないなんてことはないでしょうか?

そんなとき、はちみつの代わりになるものがあると便利ですよね。

今回は、はちみつの代わりになるものについて紹介します。

 

はちみつの代用品は「三温糖」がオススメ

実ははちみつの代わりになるもので、おすすめな代用品があります。

それが、三温糖です。

では一体なぜ、三温糖がはちみつの代用としておすすめなのでしょうか?

まずは、はちみつの代用品として三温糖がおすすめな理由について紹介します。

 

三温糖がオススメな理由

はちみつの代用品として良いといわれる三温糖ですが、なぜおすすめされるのでしょうか?

その理由は、三温糖を使って出るコクの差です。上白糖といわれる普通の砂糖でも、料理に甘みを出すことはできます。

ですが上白糖を使うより、三温糖を使った方がコクが出るのではちみつに似た風味になるんです。

もし三温糖がない場合は、コクに欠けますが上白糖でも代用はできます。

 

 

三温糖を使う上での注意点

三温糖は、はちみつの代わりになるものとしては、非常に優秀なものです。

しかしだからといって、はちみつと同じ分の量を入れればいいわけではありません。実は三温糖や砂糖というのは、はちみつに比べると甘さが弱いです。

そのため、はちみつと同じ分量を入れてしまうと甘みが弱くなってしまいます。

三温糖の甘みは、はちみつの約3分の1程度です。それを元に分量を考えると、はちみつの代用にするなら、その3倍の量は入れるという計算になります。

この分量については、よく考えなければいけません。

 

はちみつの代用品!その他10選

はちみつの代用品として三温糖はおすすめですが、別に三温糖だけがはちみつの代わりになるわけではありません。

実は私たちの身の回りには、はちみつの代用品となるものが多く存在するんです。

続いて、三温糖の他にもはちみつの代わりになるものを10選紹介します。

 

①オリゴ糖

はちみつの代わりになるもの1つめは、オリゴ糖です。

オリゴ糖は、砂糖と同じ糖分に分類されるものです。その特徴として、様々な製法で多くの商品に使われる多様性があります。

しかもオリゴ糖のいいところは、砂糖などよりもカロリーが低いところです。そのため、糖質制限をしている人などには非常に代用しやすいものともいえます。

またクセや香りもないので、はちみつだけでなくいろんなものの代用品にできます。

 

②メープルシロップ

はちみつの代わりになるもの2つめは、メープルシロップです。

メープルシロップを舐めたことがある人なら、なんとなくこの話は分かると思います。

メープルシロップとはちみつは、どこか似たような味がするのが特徴です。というのも、メープルシロップも樹液からできる蜜だからです。

またメープルシロップは、はちみつより糖度が低いので、糖質を気にする人に向いています。

ですがそのぶん、代用する場合は、量を多く入れなければいけません。

 

③ガムシロップ

はちみつの代わりになるもの3つめは、ガムシロップです。

意外かもしれませんが、ガムシロップもはちみつの代用品としてよく使われます。

ガムシロップはサラサラとしているので、溶けやすい性質を持っています。そのため砂糖などのように、ダマになって溶けにくいなどの問題はありません。

ただガムシロップも糖度が低いので、料理に入れる際にははちみつのときより多くいれる必要があります。

 

④ケーキシロップ

はちみつの代わりになるもの4つめは、ケーキシロップです。

ケーキシロップは主に、ぶどう糖果糖液糖や水あめから作られたものです。

メープルシロップのように樹液でできたわけではないですが、メープルシロップの代用品として使われることがあります。

そのため、ホットケーキなどではメープルシロップの代わりにケーキシロップを使う人もいます。この2つは味が非常に似ているので、はちみつの代わりになるものとしては最適です。

 

⑤グラニュー糖

はちみつの代わりになるもの5つめは、グラニュー糖です。

グラニュー糖は、三温糖とは違ってコクを出すような効果はありません。甘味を出すのに最適ですが、余計なものが一切混じっていないのが良いところです。

なので、はちみつの風味や香りが苦手な人にとってはうってつけの代用品といえるでしょう。ただグラニュー糖は、砂糖と比べると糖度がかなり高いです。

もし使うのであれば、しっかりと量を測ってから使わなければいけません。

 

⑥黒蜜

はちみつの代わりになるもの6つめは、黒蜜です。

黒蜜もはちみつと同じように、風味とコクがかなり強い特徴があります。そのため風味づけやコクを出すのには、はちみつの代用品としては非常に優秀です。

ただ問題なのは、糖度の高さです。黒蜜の原料である黒砂糖の糖度は、80パーセント前後といわれています。

なので、はちみつの代用品として使うならば、少し量を減らして使いましょう。

 

⑦水飴

はちみつの代わりになるもの7つめは、水飴です。

日本で水飴はかなり昔から使われていて、砂糖よりも身近なものとされています。もちろん料理に使うことも多く、はちみつの代用品としても使えます。

料理のツヤ出しやコクを足すのに使われているので、はちみつと似たような効果が出るんです。また水飴のいいところは、はちみつのように余計な風味などがないところです。

甘さもはちみつと同じなので、はちみつの風味が苦手な人にはおすすめできる代用品です。

 

⑧フルーツ缶詰のシロップ

はちみつの代わりになるもの8つめは、フルーツ缶詰のシロップです。

意外かもしれませんが、フルーツ缶詰のシロップもはちみつの代用品になります。

そもそもフルーツ缶詰のシロップがかなり甘いのは、中に入った果物を腐らせないためです。そのため、糖度に関しては折り紙付きでとても高いです。

またサラサラとした液体なので、料理に溶けやすいのも利点です。

 

⑨みりん

はちみつの代わりになるもの9つめは、みりんです。

みりんは、よく肉や魚の臭みを取るのに使いますよね。実はみりんも、はちみつの代用品として使うことができるんです。

しかしみりんの使い方は、今まで紹介していた物と違った使い方をします。はちみつは料理のツヤ出しにも使われるのですが、みりんも料理のツヤ出しに使うんです。

甘さを足す場合には、やはり砂糖などを入れるので、あくまでみりんはツヤ出しのために使うのを覚えておきましょう。

 

⑩ジャム

はちみつの代わりになるもの10つめは、ジャムです。

これを聞いて、「ジャムで大丈夫なの?」と思った方もいると思います。ですが実際、はちみつの代わりにジャムを入れてしょうが焼きを作ることもできます。

はちみつの代用品にはなるのですが、そんなジャムにも欠点があります。

それが、糖度です。ジャムはそれぞれ糖度が違うため、糖度が低いものでは甘さがなくなってしまいます。

そのため、量の多い煮込み料理を作るときに使うのは少しだけ無理があるともいえます。

ただし、量が少なくさっぱりとした味付けを出したいときにジャムは最適です。

 

はちみつの代用品は用途で使い分ける

はちみつの代用品は数多くありますが、全て同じように使えばいいわけではありません。

ですが、一体どうやって使い分ければいいのかなんてわかりませんよね。続いては、はちみつの代用品の使い分けについて紹介します。

 

甘さだけを出したいとき

はちみつを代用品として使い分けるときは、基本甘さを出したいときに使います。

はちみつは風味をつけるのにも使いますが、そもそもは甘さを出したいときに使うのが基本です。そのため代用品も、甘さに特化したものを使うことを求められます。

甘さだけを出したいときは、砂糖やグラニュー糖、ガムシロップなどを使います。他にもメープルシロップやフルーツ缶詰のシロップなど糖度の高いものを使いましょう。

もし糖質を気にするなら、グラニュー糖あたりが妥当かもしれません。

 

コクを出したいとき

はちみつを料理に使うときは、甘さを足すときだけではありません。

コクを出したいときにもはちみつは使うので、代用品もコクが出やすいものを使います。コクを出したい場合は、三温糖やみりん、水飴や黒糖を使いましょう。

また照りを出したいときも、今あげたものは、はちみつの代用品として使うことができます。

 

料理のレシピで砂糖ではなく「はちみつ」を使う理由

そもそも甘さを出したいなら、なぜはちみつを使うのか疑問に思ったことはあると思います。

実は、料理のレシピではちみつを使う理由には、深い意味がこめられているんです。最後に、一部の料理で砂糖ではなくはちみつを使う理由について紹介します。

 

砂糖よりもカロリーが低い

砂糖ではなくはちみつを使う理由1つめは、砂糖よりもカロリーが低いからです。

実ははちみつのカロリーは、砂糖よりも低いです。砂糖100gのカロリーが384kcalなのに対し、はちみつのカロリーは294kcalです。

これだけの差がある上、同じ甘さを出せるとなれば、はちみつを使うのも納得できると思います。

 

はちみつ特有の味がある

砂糖ではなくはちみつを使う理由2つめは、はちみつ特有の味があるからです。

はちみつをそのまま舐めると、他にはない独特な味がしますよね。あの独特な味が、いろんな料理に生かされていることが多いです。

特に甘さとコクを同時に出してくれるので、いちいち砂糖とみりんを一緒にいれる必要もありません。

はちみつ1つで2つの調味料の役目を果たせるのは、非常に便利です。

 

肉が柔くなる

砂糖ではなくはちみつを使う理由3つめは、肉が柔らかくなるからです。

はちみつには、肉のたんぱく質が凝固するのを防ぐ効果があります。そのため、肉を焼いたとしても肉が柔らかく仕上がるんです。

しょうが焼きなどではちみつを使う人は多いですが、こういった理由から使っていることがよくわかります。

 

ニオイを抑える

砂糖ではなくはちみつを使う理由4つめは、ニオイを抑えることができるからです。

実ははちみつには、肉や魚などの臭みを消す効果があるんです。肉や魚の臭みは、菌の繁殖によって起こることがあります。

その菌の繁殖を、はちみつに含まれる殺菌効果で打ち消すことができるんです。なので、肉や魚の臭みや臭いを抑えるときにはちみつはかなり役に立ちます。

 

まとめ

今回ははちみつの代わりになるものについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?

はちみつは、私たちの生活の中で身近にあるものです。だからこそ使う機会が多いのですが、他のものでもはちみつの代わりになるものはあります。

もし、はちみつがなくて困った方はぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

 

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