よくスーパーで売られているはっさくですが、少々苦味があって程よい甘さのある柑橘類です。
そんなはっさくですが、実は食べ過ぎると太るといわれているんです。
では、1日にどれくらい食べていいのでしょうか?
今回は、はっさくを食べ過ぎると太るのかどうかについて紹介します。
はっさく(八朔)とは?
はっさくは、他の柑橘類より苦味が目立ちますが、程よい甘さもあるので人気があります。
ですが中には、口にしたことがないひともいると思います。
まずははっさくの特徴と、旬の時期について紹介します。
見た目や味などの特徴とは?
はっさくの見た目は、ぽんかんによく似た見た目をしています。
その見た目からして、柑橘類なのはよく分かります。
味は、甘酸っぱくて少々苦味があるのが特徴です。
皮を剥いてみると皮は結構分厚く、また中の薄皮も剥かなければ、はっさくは食べられません。
なので、はっさくを食べるときは少々手間がかかるもの特徴ともいえます。
はっさく(八朔)が旬な時期
はっさくの旬は一般的には、12月から1月です。
ただはっさくは収穫した後に、蔵などで保管して寝かしておく必要があります。
なので、スーパーなどに並ぶのは3月から4月の間です。
収穫できるのは12月から1月の間ですが、旬といえば3月から4月の間といえます。
はっさく食べ過ぎると太る?気になるカロリーや糖質
はっさくは食べるのに少々手間がかかりますが、苦味と甘さの程よさがクセになります。
そのため、つい食べ過ぎてしまうなんてことも少なくあります。
ですが、はっさくは食べ過ぎると太るといわれているんです。
続いて、はっさくのカロリーや糖質について紹介します。
カロリーや糖質
はっさくのカロリーは、1個88kcalと結構低めです。
糖質も19.5gと低いので、普通に食べるぶんであれば糖分の摂取しすぎにはなりません。
そもそも、はっさく1つだけでかなり食べ応えがあるので、早々食べ過ぎにはならないと思います。
食べ過ぎなければ太らない
はっさくは、カロリーも糖質も低いです。
そのため、ダイエット中などにも安心して食べられるのですが、食べ過ぎれば糖分の摂取のしすぎになってしまいます。
また、連日はっさくを食べ続けると、ある栄養素のせいで体に悪い影響を与えてしまうんです。
はっさくを食べる上での注意点や1日の摂取量については、後ほど紹介します。
はっさくの食べ過ぎ!注意すること
はっさくは、食べ過ぎなければ太ることはありません。
ただはっさくを食べる上で、いくつか気をつけなければいけない点があるんです。
では、一体どのようなことに気をつけて食べればいいのでしょうか?
続いて、はっさくを食べる上で注意すべき点について紹介します。
カリウム
はっさくを食べる上で気をつけなければいけないのが、高カリウム症です。
高カリウム症とは、カリウムの摂取のしすぎで起こってしまう病気です。
はっさくにはカリウムが含まれているので、食べ過ぎれば高カリウム症を起こす可能性があります。
高カリウム症を起こすと、手足や唇のしびれが出ます。
重症化すると心肺停止を起こすこともあるので、注意が必要です。
1日の摂取量はどれぐらい?
はっさくの1日の摂取量は、7個以下です。
なぜ7個以下に抑える必要があるかというと、先程紹介したカリウムが深く関わっています。
高カリウム症は1日に、成人男性で2500mg、女性だと2000mg以上のカリウムを摂ってしまうと発症しやすくなります。
はっさくに含まれるカリウム量は、351mgなので、単純計算すると1日に7~8個という計算になるんです。
ただ、カロリーや糖分のことを考えれば、1日5個以内に収めておきましょう。
はっさく(八朔)の効果効能
今まで、はっさくに色々紹介しましたが、はっさくにはどのような効果効能があるのでしょうか?
実ははっさくには、女性が喜ぶような効果効能が含まれているんです。
続いて、はっさくの効果効能について紹介します。
ビタミンC
はっさくに含まれる栄養素1つめは、ビタミンCです。
ビタミンCには、皮膚や血管の老化を防ぐ効果があります。
そのため、美肌効果がありアンチエイジング効果も期待できます。
クエン酸
はっさくに含まれる栄養素2つめは、クエン酸です。
クエン酸は、疲労回復には欠かせない栄養素です。
またクエン酸は、体のエネルギーを作る栄養素なので、生きて行く上では欠かせません。
なので、はっさくを食べると疲労回復が解消されやすくなります。
オーラプテン
はっさくに含まれる栄養素3つめは、オーラプテンです。
オーラプテンには、発がん性物質の毒素を低くしたり、なくす効果があります。
なので抗ガン作用に効果的で、他にも抗菌作用や抗炎症作用もあります。
生活習慣病予防にも効果があるので、日ごろからはっさくを食べておくのはがん予防に効果的です。
アスパラギン酸
はっさくに含まれる栄養素4つめは、アスパラギン酸です。
アスパラギン酸には利尿作用があり、有害なアンモニアや体内の老廃物を外に出してくれます。
そのため、むくみ解消に効果的といわれています。
また乳酸をエネルギーに変える効能もあるので、疲労回復にも期待できます。
ナリンギン
はっさくに含まれる栄養素5つめは、ナリンギンです。
ナリンギンは抗アレルギー作用があるので、花粉症の症状緩和に役立ちます。
他にも、ウィルスへの抵抗を高めるので免疫力が上がります。
すると風邪予防やアレルギー予防になるので、冬から春頃にはぜひ摂っておきたい栄養素です。
β-クリプトキサンチン
はっさくに含まれる栄養素6つめは、β-クリプトキサンチンです。
β-クリプトキサンチンには、骨粗しょう症を防ぐ効果があります。
骨粗しょう症は閉経後の女性に起こりやすいので、β-クリプトキサンチンを摂ることで骨粗しょう症になりにくくなります。
はっさくの美味しい食べ方レシピ
はっさくには、アンチエイジング効果やむくみ解消などに役立ちます。
そのままはっさくを食べるのもいいですが、できることならば美味しく食べたいですよね。
最後に、はっさくを美味しく食べるレシピについて紹介します。
はっさくサラダ
はっさくを美味しく食べるレシピは、はっさくサラダです。
材料は、はっさく、菜の花、スナップえんどう、アスパラガスとハムを用意します。
他にドレッシングの材料として、紫玉ねぎ、オリーブオイル、レモン汁に砂糖、塩も用意しましょう。
まず下準備として、はっさくの皮と薄皮を剥き、アスパラガスの固い皮の部分をピーラーで剥いておきます。
はっさくと菜の花を半分に切り、菜の花は茎の部分を縦に半分にします。
アスパラガスも5センチ幅に切り、紫玉ねぎもみじん切りにし、ハムの4等分に切りましょう。
お湯を沸かした鍋に塩を入れ、スナップエンドウをしんなりするまで中火で茹でます。
茹でた後はザルに上げて流水で粗熱を取り、水気を切ります。
最後にドレッシングの材料をボウルに入れて混ぜ、材料を並べてドレッシングをかけて完成です。
まとめ
今回は、はっさくを食べ過ぎると太るのかどうかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
はっさくはカロリーと糖分も低いので、食べ過ぎなければ太ることはありません。
さらに、がん予防や疲労回復などの効能もあるんです。
もし、はっさくが気になった方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。