「大事な試合前、緊張して不安そうなこの人にどんな言葉をかけてあげればいいのかな?」と悩む人が多くいます。
それは、あなたがその人を想っているからで、とても素敵な悩みです。
確かに試合前は、「失敗したらどうしよう?」や「練習の成果が出せるのかな?」とか、”緊張”や”不安”な気持ちがが大きくなりますよね。
そんな不安げな人に、パッと”勇気の出る言葉”や”名言”を言ってあげられるとかっこいい。言われた人も、試合へのモチベーションが上がるでしょう。
では、人が試合前に言われてモチベーションが上がる言葉には、何があるのでしょうか?この記事では、”人が試合前に言われて嬉しい言葉やモチベーションが上がる言葉”を紹介します。
モチベーションが続かない頑張り屋さんのあなたへ 「喜多川 泰の名言集」
試合前に言われて嬉しい5つの言葉を紹介!
試合前で緊張したとき、言われて嬉しい言葉やモチベーションが上がる言葉はたくさんあります。
ここぞというときに使える定番の言葉は覚えておきましょう。
まずは、試合前に言われて嬉しい言葉を5つ紹介します。
①今まで頑張ってきた!あとは自分を信じるだけ
試合前に言われて嬉しい言葉1つ目は、「今までよく頑張ってきたね!あとは自分を信じよう!」です。
今まで努力を積み重ねてきた人には、「今まで頑張ってきた」という言葉が心に刺さります。その努力を認めてあげるだけで嬉しくなるはず。
ただし、周りからは努力して練習していると見えるのに、自分自身でその努力や練習のがんばり自体を認められない人も多いです。そんなストイックな人には、付け加えて「後は自分を信じるだけ」と言ってあげると、少しだけリラックスさせてあげられると思います。
今までの努力を認めてもらえる言葉は、試合前に聞きたい言葉の1つでしょう。
②試合を楽しんで
試合前に言われて嬉しい言葉2つ目は、「試合を楽しんで」です。
試合前になると、どうしても勝ち負けを第一に考えてしまいがちです。もちろん勝敗も大事ですが、勝ち負けばかり考えてしまうと、さらに緊張が増してしまいます。
そんなとき、「試合を楽しんで」と言ってあげるだけで、試合は勝ち負けだけではないと気づき、心が楽になると思いますよ。
③自分に勝ってこよう
試合前に言われて嬉しい言葉3つ目は、「自分に勝とう」です。
これは努力してきた人や、試合の勝ち負けにこだわってしまう人に1番リラックスできる言葉だと思います。
もちろん試合の勝敗は大切ですが、今まで頑張ってきた自分に報いるためにも試合前の緊張や不安に打ち勝つ(自分との闘いに勝つ)ことはもっと大事です。
自分に勝つことは、結果的に試合での勝利に繋がります。試合前に「自分に勝とう」と一言伝えるだけで、モチベーションはグンッと上がりますよ。
④どんな道も正解
試合前に言われて嬉しい言葉4つ目は、「どんな道も正解」です。
これは、自分自身にとって勝敗の定義がよく分からない人に伝えるのがおすすめです。
はたして、試合に勝つことが大事なのか、それともベストを尽くすのが大事なのか試合前は迷ってしまいますよね。
そんなとき、「どんな道でも正解だよ」と言ってあげることで、「どんな結果でも良いんだ」と気づかせリラックスさせてあげられるはずです。
⑤緊張を楽しめ
試合前に言われて嬉しい言葉5つ目は、「緊張を楽しめ」です。
緊張は捉え方次第で、プラスにもマイナスにも働きます。緊張を失敗や敗北に結びつけてしまうと、普段の練習のパフォーマンスを発揮できません。緊張をワクワクや楽しさに結びつけると、強気になれるので、緊張を上手にコントロールできます。
「緊張を楽しんで」と一言伝え、一気にモチベーションを上げてあげましょう。大事なのは、その人を試合前の緊張に対して強気にさせることです!
モチベーションが続かない頑張り屋さんのあなたへ 「喜多川 泰の名言集」
モチベーションが上がる4つの名言
試合前に不安げな人には、モチベーションが上がる名言を言ってあげるのがおすすめです。そして世の中には、偉人たちが残したモチベーションの上がる名言が沢山あります。
ここでは、試合前に聞いてモチベーションが上がる偉人たちの名言を4つ紹介します。
①努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない
この言葉は、日本の元プロ野球界のレジェンドである王貞治さんの名言です。
一見、試合前ではなく練習中に聞きたくなるような名言ですが、試合前でも効果的な名言です。
後半部分の「報われない努力があるならば、それはまだ努力とは呼べない」と聞くと、「あんなに練習したのに報われないなんて嫌だ、そんなわけない、悔しい」と感じさせられるでしょう。
王貞治のこの名言は、反骨心の強い性格の人に、自分がしてきた努力を信じさせる効果的な名言の1つです。ぜひ、試合前にこの名言を伝えてあげてください。
②勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
この言葉は、東北楽天ゴールデンイーグルス元監督の野村克也さんの名言です。
「負けに不思議の負けなし」というと、少しばかり重く感じるかもしれません。
ですが「勝ちに不思議の勝ちがある」と聞くと、勝つには努力だけが必要なわけではないことが分かりますよね。この名言は、ぜひ試合前に聞きたい一言の1つです。
③結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる
この言葉は、元メジャーリーガー選手であるイチローさんの名言です。
恐らくこの名言は、1度は聞いたことがある人もいるかもしれません。結局、最後に大切なのはあきらめない姿勢なんですよね。
この言葉を聞くと、自分のすべきことは何か?を考えるきっかけをくれるように感じられます。
④勝負に強いか弱いかは、執念の差
この言葉は、熊本県出身の元読売ジャイアンツ川上哲治さんの名言です。
試合前は、誰だって緊張や不安を感じています。そんな状況で試合の勝敗を分けるのは「他の選手との執念の差」。
試合前に「勝負に強いか弱いかは、執念の差だよ」と伝え、その人の勝利への執着心を奮い立たせてあげてください。
この名言は、負けず嫌いな性格の人に言ってあげると効果的です。
試合前にかけてはいけない4つの言葉
試合前に言われて嬉しい言葉もある一方で、かけてはいけない言葉もあります。
試合前に良かれと思って応援の言葉を言ってあげたつもりが、逆にその人のモチベーションが下がったり、さらに緊張させてしまうケースも多いです。
ここでは、試合前にかけてはいけない言葉を4つ紹介します。
①頑張れ
試合前にかけてはいけない言葉1つめは、「頑張れ」です。
この言葉は、試合前に応援する人の多くが言ってしまいがちで、言われると緊張を強めてしまう言葉の1つです。
「頑張れ」とは簡潔で分かりやすい言葉である一方で、非常に無責任な言葉とも言えます。本人はすでに頑張っているのだから、あまりモチベーションを上げることはできないでしょう。
試合前は、「頑張れ」の代わりに「踏ん張れ」と言うのがおすすめです。「踏ん張れ」は、緊張や不安に向き合っている人を支える言葉になるでしょう。
②失敗するな
試合前にかけてはいけない言葉2つ目は、「失敗するな」です。
試合前に感じる緊張や不安の理由の1つは、失敗です。緊張や不安の状況で、「失敗するな」と言われたら、さらに失敗してはいけないとその人を追い込んでしまいます。
また、試合前に気が抜けているように見える人に対して「そんなんだったら失敗するぞ、しっかりしろ」と伝えるのも慎重に。気が抜けているように見えるだけで、本人はリラックスしようとしているかもしれないからです。
とにかくどんな状況であっても、この「失敗するな」は言わない方がいいでしょう。
③負けるな
試合前にかけてはいけない言葉3つめは、「負けるな(試合に)」です。
この言葉は、私が嫌いな言葉の一つなのですが、無責任に「負けるな」という監督や顧問が多いです。
試合前に「負けるな」なんていわれたら、義務感がや使命感がマイナス方向に強まってしまい、ものすごいプレッシャーになってしまいます。
「失敗するな」もそうですが、負けたくないのは本人にとって当然の事実なので、「負けるな」は言わないようにしましょう。
④間違いなく勝てる
試合前にかけてはいけない言葉4つめは、「間違いなく勝てる」です。
試合前なのに、「間違いなく勝てる」は無責任極まりない言葉です。
潜在的にその選手は慢心して、100%の力が発揮できないかもしれません。勝ち負けは誰にもわからないので、ずっと一緒に練習してきた人でない限り「間違いなく勝てる」とは言わない方がいいでしょう。
まとめ
試合前で緊張や不安な人に言ってあげたい言葉や名言は見つかりましたか?
試合前はわかっていても緊張や不安で、モチベーションが下がります。
試合に出る本人ではどうしようもできない緊張や不安を、モチベーションや勇気に変える言葉をかけてあげてください。
モチベーションが続かない頑張り屋さんのあなたへ 「喜多川 泰の名言集」