誰しもが好き嫌いはありますが、あんこが嫌いな人はかなりいるはずです。
中には子どものうちから食べなかったり、そもそもあんこ自体をなんとなく敬遠してきた人も多い事でしょう。では、あんこが嫌いだったり苦手な人は、なぜ食べたくないと思うのでしょうか?
今回は、あんこが嫌いな人の理由などについて紹介します。
あんこが嫌いな人!3つの理由とは?
あんこが嫌いな人にその理由を聞くと、大体は似たような返答が返ってきます。
そもそも甘いものが苦手だったりする人は、共通してあんこが嫌いという事もあります。他にも食感などもありますが、結論として一体なにが苦手だと思われているのでしょうか。
まずは、あんこが嫌いな人が思うあんこが嫌いな理由を3つ紹介します。
①甘い
あんこが嫌われる理由1つめは、甘いことです。
あんこが苦手な人の半分は、あまり甘いものが好きではない人が占めているそうです。確かにあんこは砂糖を煮詰めているので、他の甘いものよりも甘さをくどく感じてしまいますよね。
あんこが嫌いな理由を聞いて酷い人は、「そのまま砂糖を口にいれたような甘さが嫌い」という人も少なくありません。なので、アイスクリームやクッキーなどのように嫌いなのを克服する事自体も難しいそうです。
②触感が嫌い
あんこが嫌われる理由2つめは、食感です。
特につぶあんの豆の食感が嫌いというのも、甘さと同じであんこ嫌いの大半の人にとって嫌う理由だそうです。大福などを食べたとき、つぶつぶしていて、かつ固いのに嫌悪してしまう人も少なくありません。
豆の固さだけでなく、中には煮詰めたあんこの食感自体嫌いな人もいます。煮詰め方が甘いと、ふにゃふにゃとした不快感がまとわりつくので、この食感が嫌いな人も多いです。
そのため豆類自体が嫌いな人も、あんこが苦手な人が多いといわれています。
③ねばつく感じが嫌い
あんこが嫌われる理由3つめは、あんこのねばつく感じです。
あんこは大きく分けて、つぶあんとこしあんがありますよね。先程は、つぶあんが嫌いな人を取り挙げましたが、中にはこしあんでも嫌う人は多いそうです。
その理由として、ねばつく感じがあまり得意ではないという理由が多いんです。なので、完全に豆の食感を消しても、今度はこしたねばつきが嫌いになってしまう理由になりえます。
ただ、このあんこのねばつく感じが苦手な人は、総じてあんこが嫌いなわけではありません。中には、「飲み物があれば、まだ食べられる」という人も少なくはないそうです。
なんにせよ、あんこをこしたねばつきも不快感になってしまうのは、好みの問題といえるでしょう。
あんこ嫌いな人は育ちが悪い?
これは本当にごく稀にですが、あんこが嫌いイコール育ちが悪いというイメージに結びつける人もいるそうです。
ですがあんこが嫌いイコール、育ちが悪いというのは正直意味が分かりませんよね。意味が分からない人もいれば、中にはそうだと同意する人も少なくはありません。
ではなぜ、あんこが嫌いな人は育ちが悪いといわれるのでしょうか?
その謎についても、紹介しようと思います。
実際に育ちが悪いわけではない
結論からいうと、あんこ嫌いな人は育ちが悪いというのは嘘です。
いつからこんな嘘が広まったのかは分かりませんが、理由を聞く限りは最近になって出てきた噂のようです。あんこが嫌いな人でも、中には育ちのいい人はいますし、そもそも偏見でしかありません。
あくまで育ちは食だけでは成り立たないので、ある意味これは大きな偏見といってもいいでしょう。
全ては悪い想像
ではなぜあんこが嫌いな人は、育ちが悪いといわれてしまうのでしょうか?
答えとしては、全ては悪い想像でできているそうです。あんこは日本では昔からあって、特に茶道などにおいては今もお茶菓子で使われている事が多いですよね。
イコール、「日本文化を良く知っている」だとか「おしとやか」というイメージがついてしまったといわれています。
特に最近は、お菓子といえばスナック菓子が主流なので、良くも悪くも和菓子にそう触れる事はありません。そういった文化に触れる機会がない事を、育ちが悪いという偏見に繋がってしまったのだそうです。
全てはただの偏見でしかありませんが、やはり「あんこが嫌い」という伝え方にも問題はあるといわれています。なので、あんこが嫌いと他人に伝える場合は、あんこの何が嫌いと伝えた方が当たり障りはありません。
あんこが嫌いでも食べやすい方法!3選
あんこが嫌いな人は、色んな理由からあんこを嫌っています。
あんこの甘味だったり、食感など様々な理由から敬遠しているのは先程紹介したとおりです。恐らくあんこ嫌いを克服できるわけがないと思うでしょうが、実はそうでもありません。
なのであんこ嫌いを克服したい人へ、あんこの食べやすい方法を紹介します。
①上質なあんこを食べる
あんこ嫌いを克服する方法としてよく挙げられるのが、上質なあんこを食べるという方法です。
なぜ上質なあんこがあんこ嫌いの克服になるかというと、普通のあんことは格がものすごく違うからです。
たとえば、コンビニなどで売っている大福よりも、きちんとした和菓子店の大福の方が食べやすくできています。それもあんこの製法や、使っている豆や砂糖が違うからこそですが、実際に食べると違いが分かります。
なのであんこ嫌いを克服したいなら、まずは和菓子店で売っているあんこを食べる事をおすすめします。特に老舗店や有名和菓子店などだと、より一層美味しさは違ってきます。
②食感を変えてみる
先程、あんこが嫌いな人は食感が苦手と紹介しています。
その食感にも2つの種類があって、豆感が嫌いな人とあんこのねばつく感じが嫌いな人に分かれます。なので、1度苦手ではないほうを食べてみるというのも克服法としては優秀です。
中にはこの2つを入れ替えるだけで、あんこ嫌いが克服できたという人もいます。ですが、これはあくまで食感の問題なので、あんこの甘さ自体を嫌う人にはあまり効果はありません。
ただ食感が苦手というのなら、1度この方法を試してみるのもいい経験になると思います。また、和菓子店によってもあんこの食感は違うので、自分好みの和菓子店を見つけるのも良いでしょう。
③アイスなどにトッピング
あんこの甘さが苦手な人は、アイスなどにトッピングして食べるというのも1つの克服法です。
砂糖の煮詰めた甘さが苦手な人は多いので、何かで甘さを相殺する事で食べられる人も少なくありません。
ただこのときに注意したいのが、あんこの分量です。せっかくアイスなどで甘さを相殺しようとしても、あんこの量が多かったら意味がありません。
なので、まず始めは少しだけトッピングしてみるようにしましょう。アイスの他にも、トーストに少しだけ乗せてみるのも1つの方法です。
中には、ヨーグルトやゼリーなどにいれてみても、また違った味が感じられます。
まとめ
今回は、あんこが嫌いな理由について紹介しましたが、参考になったでしょうか?
甘さや舌触りなど、あんこを嫌ってしまう理由は人それぞれです。ですが、どれだけ突きつめても、甘さか食感の二択しかないので、ある意味克服方法は色々あります。
ただ、いきなり多く食べると本末転倒になるので、克服したい場合はまず少しずつ試してみましょう。もしくは、有名和菓子店や老舗和菓子店のあんこを1度だけでも食べてみるのもおすすめします。
もしあんこが苦手な人がいましたら、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。