イタリア料理でよく食べられる、フォカッチャ。
見た目や味も、パンとよく似ていますが、どんな違いがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、フォカッチャとパンの違いについて、詳しく解説していきます!
最後にはフォカッチャのおすすめレシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
フォカッチャとは?どんな食べ物?
そもそも、フォカッチャとはどのような食べ物なのでしょうか?
まずは、フォカッチャについてご紹介していきます♪
イタリアのパン
フォカッチャはイタリアで食べられるパンです。
基本的に、小麦粉とオリーブオイル、水、塩といった素朴な材料のみで作られており、平ぺったい形をしているのが特徴です。
また、表面にくぼみを付けて焼き、そこへトマトやオリーブなどのトッピングをして食べることも多く、「ピザの原型」とも考えられているんですよ!
フォカッチャってどんな意味?
フォカッチャとは、イタリア語で「火で焼いたパン」という意味。
その名の通り、フォカッチャは石窯などで火を使って焼かれることが多いのです。
ちなみに、サイゼリヤのメニューにある「フォッカチオ」という商品は、フォカッチャとは違うもの。
「フォッカチオ」という商品名も、サイゼリヤの造語なんですよ!
フォカッチャとパンの違いとは?
さて、フォカッチャと普通のパンにはどのような違いがあるのでしょうか?
ここからは、フォカッチャとパンの違いを5つ、ご紹介します♪
バターとオリーブオイルの違い
普段、私たちが食べているパンにはバターが使われていることがほとんどですよね。
しかし、フォカッチャではバターの代わりにオリーブオイルが使われているんですよ!
そのため、フォカッチャはオリーブの香りがするパンなんですよ♪
形の違い
フォカッチャは平たい形をしていて、さらに表面にくぼみがたくさんあります。
パンの形は、その種類によって様々ですが、フォカッチャの形はパンの中でも特徴的な形をしていますね!
味や食感の違い
普通のパンはバターや牛乳、物によっては砂糖やレーズンなんかも使われていますよね。
それに対して、フォカッチャは小麦粉とオリーブオイル、水、塩といった素朴な材料しか使っていません。
そのため、オリーブオイルの香りが少しするくらいで、非常にシンプルな味だと言えます。
また、フォカッチャはインド料理のナンのようなモッチリとした食感をしています。
焼き方の違い
通常、パンを作る時には1次発酵と2次発酵の2回、発酵させるのが一般的です。
しかし、フォカッチャは1度しか発酵させないのです。
そのため、普通のパンよりフォカッチャの方が作るのが楽かもしれませんね。
カロリーが違う
先ほどもお伝えしましたが、フォカッチャは小麦粉とオリーブオイルの他は、塩や水くらいしか使用しません。
そのため、バターや牛乳などを使うパンと比べれば、カロリーは低くなります。
フォカッチャのレシピ
さて、ここからはお家で簡単に作れるフォカッチャレシピをご紹介していきます!
材料も少なく、パンを作るのが初めての方でも安心して作れますので、ぜひ試してみてくださいね♪
〈材料〉
小麦粉(薄力粉でも強力粉でもOK!)・・・200g
オリーブオイル・・・大さじ1
オリーブオイル(塗る用)・・・適量
塩・・・小さじ?
ドライイースト・・・小さじ1
水・・・120㏄
〈作り方〉
?オーブンを200℃に余熱しておく。
①オリーブオイル以外の材料全てをボウルで混ぜ合わせる。
②粉っぽさが無くなったらオリーブオイルを加え、さらにこねる。
③ボウルにラップをし、常温で1時間ほど発酵させる。
④2倍ほどに膨らんできたら、手で押し込んで空気を抜く。
⑤3等分にして、厚さ1㎝位の楕円型に伸ばし、表面にくぼみをつける。
⑥表面にオリーブオイルを薄く塗り、200℃のオーブンで約15分焼けば完成です♪
お好みでオリーブの実やトマト、ローズマリーなどをのせても美味しいですよ♪
また、小麦粉は薄力粉を使えばふんわりとした食感、強力粉を使えばもっちりとした食感になります。
薄力粉と強力粉を混ぜて使用することもできますので、ぜひ割合を調整してお好みの食感を見つけてみては♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イタリア発祥のフォカッチャはパンの仲間ではありますが、材料や形に特徴があります。
特に、バターではなくオリーブオイルを使うという点は、他のパンと大きく異なります。
もっちりとした食感と、素朴でシンプルな味わいは、どんな料理とも相性が良いので、ぜひ作ってみてくださいね!