赤ちゃんを育てている方は、5か月ごろから離乳食を食べさせ始めることでしょう。
離乳食は、月数が進むにつれて食べれるものが増えていくので、赤ちゃんのために準備するのも栄養なども考えると思います。
だいたい離乳食が完了するのが、平均的には1歳前後です。
離乳食を作っている間は、赤ちゃんに合わせて薄味を心掛けるので、味付けはほとんど不要ですよね。
この記事では、
- しらすをそのまま食べれるのはいつから?
- 離乳食が完了したあとは、しらすの塩抜きは不要?
- しらすの塩抜きを使った料理
について詳しく解説します。
目次
しらすをそのままいつから食べても大丈夫?何歳からOKか詳しく解説
ここでは、しらすをそのまま食べれる年齢はどれくらいからなのか説明します。
1歳半ごろまでは塩抜きが必要
一般的には、しらすは離乳食完了したあとの1歳半ごろまでは塩抜きが必要になります。
離乳食完了後の味付けの目安は、大人の1/2~1/3くらいの味付けが基準となります。
1日の塩分の目安は、3gです。
しらすは、小皿1杯分の塩分が1.5gと多くなっているので、しらすをそのまま食べさせるのは幼児食が始まってからがおすすめです。
お子さんによって離乳食などの進み具合も違いますので、お子さんによって塩抜きをやめる時期を決めた方が良いでしょう。
赤ちゃんには「しらす」の塩抜きが絶対に必要な理由とは?
どうして赤ちゃんには「しらす」の塩抜きが必要なのでしょうか?
詳しく見てみましょう。
塩分が強すぎる
赤ちゃんには塩分が強すぎるというのが理由です。
塩分が強いことで濃い味になれてしまい、薄い料理を食べなくなってしまう可能性もあります。
薄味から少しずつ味付けを足していくような感じで離乳食を進めていく段階なので、あまり濃い味は良くありません。
塩分が強すぎるのと味付けが濃いのがどうしてそんなに良くないのかと言いますと、塩分過多になることによってまだまだ赤ちゃんの発達段階にある腎臓に負担になってしまうおそれがあるからです。
子供は食塩を排出する腎臓の働きが発達段階で未成熟なので、塩分過多になることによって食塩が体内に蓄積されてしまう恐れもあるようなので、お子さんのことを考えるとやはり塩分過多になるのは避けたいですよね。
しらすの塩抜きをする方法
しらすの塩分が多いということはお伝えしましたが、塩抜きの方法についても説明します。
しらすの塩抜きをする手順
しらすの量が少ない場合の手順は、まずお椀と茶こしを準備します。
茶こしにしらすを入れて、それをお椀の上にセットします。
そこに熱湯を入れたら2~3分置いて水気を切ったら完了です。
しらすの量が多い場合の手順は、まず深めの耐熱容器とラップを用意します。
耐熱容器にしらすとしらすが十分に浸るくらいに水を入れてラップしたら、600wの電子レンジで約1分ほど加熱したら完了です。
水気はしっかりと切ってください。
離乳食完了後1歳~1歳半くらいまでの手順は、
茶こしにしらすを入れて、それをお椀の上にセットします。
そこに熱湯を回し入れて水気を取るだけで完了です。
※この方法は、しらすの種類によっては塩分が十分に取れていない可能性もあるので味見をされてみてください。
塩抜きした「しらす」料理を紹介
塩抜したしらすは、美味しくないんじゃない?と心配になるかもしれません。
なので、塩抜きしたしらすを美味しく食べれる料理を紹介します。
塩抜きしたしらすは、冷凍しておくととても便利なのでおすすめです。
しらすと青のりのごはん(おかゆ)
【材料】
・ごはん(おかゆでもOK) 子供の茶碗で半分くらいの量
・しらす 小さじ2
・青のり 小さじ1/2
【作り方】
塩抜きをしたしらすをごはん(またはおかゆ)に青のりとしらすを混ぜ合わせたら完成です。
このレシピはごはんでもおかゆでも作れますので、おすすめします。
まとめ
この記事では、
- しらすをそのまま食べれるのはいつから?
- 離乳食が完了したあとは、しらすの塩抜きは不要?
- しらすの塩抜きを使った料理
について詳しく解説してきました。
しらすは栄養もあり、比較的安価で栄養もたくさん入っているのでお子さんにも食べさせたいという方は多いでしょう。
塩分過多にならないように塩抜きしてから、食べさせてあげるようにしましょう。
赤ちゃんに薄味や塩分を気をつけてあげているうちにお父さんお母さんもいつの間にか塩分に気を付けるようになって家族みんなが健康になるといった良い循環もあると思います。
離乳食を準備する期間はあっという間なのでせっかくなら楽しみながら準備されてみてくださいね!