お正月やおめでたい日に食べるお餅。
最近では餅をつく家庭も少なくなっていますが、年末に家族や親戚と餅をつくのは楽しいイベントにもなりますよね。
ところで、年末に餅つきをする際、餅をついてはいけない日があるのはご存じでしょうか?
ある特定の日に餅をついてしまうと、縁起が悪いとされているんですよ。
せっかく、餅をつくのなら縁起の良い日につきたいですよね!
そこで今回は、餅をついてはいけない日について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
餅をついてはいけない日!縁起が悪い日はいつ?
餅をついてはいけない日があるというのは驚きですよね。
縁起が悪いとされる日をこれからご紹介しますので、気を付けてくださいね!
12月24日
12月24日はクリスマス・イブの日ですが、餅をつくのには縁起の悪い日とされています。
その理由は、「2→二重」「4→シという忌み数」となっているから。
4という数字が縁起の悪い数とされているのは、有名ですよね。
ですから、12月24日は餅をつかずに、家族でクリスマスパーティーでも開催した方が良さそうですね♪
12月26日
12月26日も、餅をついてはいけない日とされていますよ。
その理由は、6という数字が「ろくでもない日」と連想させるため。
語呂合わせではありますが、昔から縁起が悪いとされているので、12月26日も避けるようにしましょう。
12月29日
12月29日も、餅つきをしてはいけない日とされています。
理由はこちらも語呂合わせで、「2→二重」「9→苦」で「二重に苦しむ」となるからです。
ここまで語呂合わせばかりだと、
「語呂合わせなんて、いちいち気にしなくていいじゃないか!」
と思われるかもしれませんね・・・。
しかし、日本だけではなく世界中で、言葉は神聖なものと考えられています。
そのため、語呂合わせであっても昔から重要視されてきたんですよ♪
ちなみに、地域によっては29日は「福(ふく)」と読めることから、縁起の良い日とされることもあります。
12月31日
12月31日の大みそかに餅をつくのも、良くないとされています。
ただし、その理由は語呂合わせではありません!
そもそも年末に餅をつくのは、お正月に神様をお迎えするため。
12月31日に餅をついてしまうと、もう翌日にはお正月になってしまいます!
大事な神様をお迎えする準備を1日で終わらせてしまっては、神様に失礼ですよね。
このような考えから、12月31日の大みそかについた餅は、「一夜餅」と言われ、縁起が悪いんですよ!
年末の餅つき!縁起が良い日はいつ?
ここまで、餅をつくのに縁起の悪い日をご紹介してきました。
縁起の悪い日は避けるとして、どうせ餅つきをするなら縁起の良い日にしたいものですよね!
実は、餅をつくのに適した日が1日だけあるんですよ。
これからご紹介しますね♪
縁起が良い日は「12月28日」
餅をつくのに縁起の良い日は、12月28日です!
その理由は、「8」を漢字にすると「八」となり、末広がりで縁起が良いとされるため。
ちなみに、末広がりがなぜ良いのかというと、子孫繁栄や将来が開けていくイメージを持つからなんですよ♪
餅をつく際は、ぜひ12月28日につくようにしましょう!
そもそも年末に餅をつく理由とは?
さて、お正月には必ずと言っていいほどお餅を食べますよね。
焼き餅やお雑煮にしたり、鏡餅として飾ったりもします。
しかし、そもそもなぜ年末に餅をつくのかご存じでしょうか?
その理由は、『正月が日本人にとって非常に大切な日だから』なんです!
餅は米から作られるため、昔から米の収穫や豊作を神様に感謝するお供え物でした。
そして、お正月は年神様という神様が山から降りてきて、幸せや?栄をもたらしてくれるという大切な日。
そんな大切な日だから、年末に餅をつき、年神様をお迎えする準備をするというわけなんですよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
思っていた以上に、餅をつくのに縁起が悪い日が多くありましたね。
12月24・26・29・31日の4日間は、できるだけ避けるようにしましょう。
そして、できれば12月28日の縁起が良い日に餅つきができると良いですね!
お餅をたくさんついて、美味しく食べましょう♪