今では、飛行機で移動することは当たり前の時代になっていますよね。
そのため、飛行機に乗る機会も多いですが、中には飛行機で酔ってしまう人も多いです。そんなとき、「せめて飛行機で揺れない席があればなぁ」なんて考えたこともあるでしょう。
なので今回は、飛行機で揺れない席はどこなのかについて紹介します。
飛行機で揺れない席はどこ?
飛行機に乗ると、ものすごく揺れる席もあれば揺れない席もあります。
では、飛行機のどのあたりの席が揺れない席なのでしょうか?
実は、飛行機の揺れない席は飛行機のメカニズムに関係しています。まずは、飛行機で揺れない席はどこなのかについて紹介します。
主翼4分の1あたり
飛行機で揺れない席はどこなのかというと、主翼の4分の1あたりです。
簡単に説明すると、1番中央の席付近辺りが、飛行機の揺れない席になります。というのも、これは飛行機の構造が大きく関係しています。
飛行機は主翼でバランスを取っているので、この主翼の4分の1あたりの席が重点となります。重点が揺れないのは、両方のバランスを上手くコントロールをしているからです。
そのため、重点付近に座れば、機体のコントロールに左右されず揺れないという状態になるんです。ただ機材や調子によっては、この重点近くの席でも揺れることはあります。
なので、必ずしも揺れない席だとは確証はできません。
揺れない席がとれない場合は
飛行機の重点近くの席に座っていても、揺れるときは揺れます。
なにより、飛行機の席を取ろうとして席が取れなかったなんてこともありますよね。そういったとき、揺れることが多い席を知っておいて損はありません。
では、飛行機で揺れる席はどこなのかというと、それは尾翼がある機体の後方です。尾翼は風を受けてしまうので、揺れることはほぼ確実ともいえます。
なので、飛行機で酔いやすい人は、なるべく尾翼の後方近くに乗らないようにしましょう。また機体前方の方は客室乗務員の方が多いので、酔ったときでも対処はしやすいです。
もし、主翼近くに席を取れない場合は、なるべく機体前方に席を取るようにしましょう。
飛行機に乗っても酔わない方法!10選
飛行機で揺れない席を知っても、予約を取るには難しいことも多いと思います。
そうなってしまうと、事前に酔わないようにする対策などが必要ですよね。他にも、飛行機内で酔わないための対策なども知っておいて損はありません。
続いて、飛行機に乗っても酔わない方法について紹介します。
①酔い止めの薬を前もって飲んでおく
飛行機に乗っても酔わない方法1つめは、酔い止めの薬を前もって飲んでおくことです。
これが1番てっとり早く、ベターな方法です。
ただ中には、薬の飲み合わせなども問題で、酔い止めの薬を飲めない人もいます。そういった場合は、また別の対処法を取りましょう。
下手に薬の飲み合わせを間違えると、さらに具合が悪くなってしまうので注意が必要です。
②ゆったりできる服装
飛行機に乗っても酔わない方法2つめは、ゆったりした服装で搭乗することです。
飛行機に乗っていると、空気の圧力の問題で少しだけ体がこわばります。そのため、キツい服装などを着てしまうとさらに締め付けられてしまうんです。
なので、飛行機に乗るときは、ゆったりとした服装を着ることをおすすめします。
③新聞や読書、スマホは見ない
飛行機に乗っても酔わない方法3つめは、新聞やスマホをみないことです。
これは、車などでも同じことがいえますよね。しかも飛行機の揺れは、車よりもひどいことがあります。
なので、なるべく飛行機などでスマホをみたりするのは止めておきましょう。また飛行機内でパソコンを使うことも、おすすめはしません。
④空腹や満腹を避ける
飛行機に乗っても酔わない方法4つめは、空腹や満腹状態を避けることです。
空腹の状態で飛行機に乗ると、酔ってしまうことが多いです。なので、飛行機に乗る前には軽く食事をとっておきましょう。
ですがしっかり食べてしまうと、逆に気持ち悪くなってしまいます。ヨーグルトやフルーツ、パンなども2個程度にとどめておいた方がいいです。
⑤リラックスする
飛行機に乗っても酔わない方法5つめは、リラックスすることです。
緊張した状態のままで飛行機に乗ると、興奮して気持ち悪くなることがあります。そのため、リラックスする状態でいたほうが、比較的酔わずに済みます。
リラックス方法は人それぞれですが、あまり気負わないことも大事です。
⑥外を見る
飛行機に乗っても酔わない方法6つめは、外をみることです。
実は体を進行方向に向けておくと、酔いにくいという結果がでています。なので、下や地表は見ずに外の景色をゆっくりとみておきましょう。
ただこれは窓側の席に座れた場合なので、座れなかった場合は別の方法を試す必要があります。
⑦寝る
飛行機に乗っても酔わない方法7つめは、寝ることです。
これも、酔い止めをあらかじめ飲むと同じぐらいに推奨される方法ですよね。ただ寝るときも、ただ寝ればいいわけではありません。
酔わないためには、頭を固定する必要があります。なので、ヘッドレストを頭の位置に動かしたり、ネックピローなどを使いましょう。
⑧ツボを押してみる
飛行機に乗っても酔わない方法8つめは、ツボを押してみることです。
乗り物酔いには、内関というツボを押すことで乗り物酔いを防ぐことができます。
内関は手首にあるツボで、手首の中央から指幅3本分内側の部分にあります。そこを押してみると、少しは酔いが緩和するでしょう。
⑨横にならない
飛行機に乗っても酔わない方法9つめは、横にならないことです。
実は勘違いしている人も多いのですが、飛行機の中で横になるのはあまりおすすめできません。
というのも、座席で横になると頭が下になってしまうからです。頭を下にしまうと、少しの揺れでも気持ち悪くなってしまいます。
なにより、座った状態でリクライニングした方が酔いにくいといわれています。
⑩冷たい空気を浴びる
飛行機に乗っても酔わない方法10つめは、冷たい空気を浴びることです。
実は飛行機で酔ってしまうのは、揺れだけではありません。匂いなどでも酔いを起こすことがあるため、新鮮な空気を吸うことでリフレッシュするのがおすすめです。
機内の座席上にあるノズルを開くと新鮮な空気が流れてくるので、酔ったらノズルを開けましょう。
飛行機乗るなら!2つの注意点
飛行機で酔わないように対処するのは、ある意味当然のことです。
それ以前に、飛行機で酔わないようにするためには、色々とコンディションを整えなければなりません。
では、どのようにすれば飛行機内で酔わないようになるのでしょうか?
最後に、飛行機に乗る上での注意点について紹介します。
①寝不足に注意
飛行機に乗る上でまず注意したいのが、寝不足の状態で飛行機に乗らないことです。
よく「寝不足の状態で飛行機に乗るのはよくない」といわれることは多いです。しかしこれには、少し語弊があります。
正確には、寝不足による体調不良がある場合は、飛行機に乗るのに注意すべきです。寝不足で、体調不良に陥ってしまう人は少なくはありません。
そのためそういった人は、なるべく飛行機に乗る際は寝不足の状態で乗らないようにしましょう。
もし、飛行機に乗らなければいけないなら、きちんと飛行機内で寝ることをおすすめします。
②食べすぎに注意
寝不足による体調不良の他にも、飛行機に乗る上での注意点はあります。
それが、食べすぎの状態で飛行機に乗る事です。これは、先ほども軽く説明したと思います。
食べすぎの状態で飛行機に乗ってしまうと、気圧の問題で胃に入った物がせり上がりやすくなります。なので、食べすぎの状態で飛行機に乗ってしまうと嘔吐してしまう可能性も高くなるんです。
先ほども紹介しましたが、飛行機に乗る前は軽い食事をとる程度でとどめておきましょう。
まとめ
今回は、飛行機で揺れない席について紹介しましたが、参考になったでしょうか?
飛行機で酔わないためにも、揺れない席は知っておいた方がいい情報です。なので、飛行機で酔いやすい人はあらかじめ揺れない席を調べておきましょう。
もし、飛行機で酔いやすい方がいましたら、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。