現在は吸盤が100均でも売っていますが、ものすごく便利ですよね。
しかし吸盤を買ったばかりなのに、くっつかないなんて事はよくありませんか?
「100均のだからかな?」と思うかもしれませんが、実は吸盤がくっつかない理由は他にあるんです。
なので今回は、吸盤がくっつかない理由について紹介します。
吸盤がくっつかない!3つの対処法とは?
これは100均で売っているもの以外もですが、吸盤が急にくっつかなくなる事はありますよね。
買ったばかりなのに、1週間もすれば床に落ちてるなんて事もめずらしくありません。では、吸盤がすぐ剥がれてしまう場合、一体どうすればいいのでしょうか?
まずは、吸盤がくっつかないときの対処法について3つ紹介します。
①買ったばかりの吸盤にハンドクリームを塗ってみる
吸盤がくっつかないときの対処法1つめは、ハンドクリームを塗る方法です。
「なんでハンドクリーム?」と思うかもしれませんが、要はハンドクリームが接着剤になるんです。
吸盤をくっつけたとき、隙間が空いてしまうと、吸盤はすぐにくっつかなくなります。なので、その隙間をハンドクリームで埋めるんです。
ちなみにこの方法は、買ったばかりの吸盤にしか使えません。1度でも使った吸盤だと、汚れや傷などが邪魔してしまい、意味がなくなってしまうのです。
他にも、吸盤にもハンドクリームを塗るときも量には注意が必要です。
全体にべったりと塗ると、逆に油分の多さで剥がれてしまいます。なので、米粒程度の大きさを塗るだけで大丈夫です。
②吸盤と壁の汚れを取ってみる
吸盤がくっつかないときの対処法2つめは、吸盤と壁の汚れを取る方法です。
吸盤がくっつかない理由の1つに、汚れというものがあります。汚れが溜まってしまうと、吸盤がくっつかなくなってしまうんです。
なので、吸盤を貼る前に壁の汚れをしっかり取っておく必要があります。
後、長く使っていると剥がれるのも汚れが原因なので、吸盤の汚れを取るのも大事です。ただ汚れはすぐ溜まるので、長く使いすぎるのも問題があるといえます。
③劣化した吸盤に熱湯をかけてみる
吸盤がくっつかないときの対処法3つめは、吸盤に熱湯をかけてみる方法です。
吸盤がくっつかなくなるのは、吸盤自体が変形しているからという原因もあります。なので、その吸盤の形を戻すために熱湯をかけるという対処法も有効です。
お湯の温度の目安は、80℃ぐらいの温度が目安です。約80℃から90℃のお湯にくっつかない吸盤を5分程度つけます。するとある程度形が元に戻って、再びくっつくようになります。
ただあまりこの方法を繰り返すのも逆効果なので、やりすぎには気をつけましょう。
どうしても吸盤がくっつかないとき!グッズを購入してみる
吸盤がくっつかなくて、色々試してみても、まだくっつかないなんて事はめずらしくありません。
そうなったとき、手っとり早いのが他の商品と組み合わせるという対処法です。今では多くの吸盤補助の商品も売られていて、値段も様々です。
続いて、吸盤がくっつかないときに使えるグッズについて紹介します。
吸盤接着専用シール
吸盤がくっつかないときに使えるグッズ1つめは、吸盤接着専用シールです。
この吸盤接着専用シールは、100均でも売られています。しかも、効果も100均とは思えないぐらいの商品です。
サイズもいくつかあり、木材やコンクリートなどにも適しています。なので、吸盤と相性の悪い場所に吸盤を貼りつけたいときにも役に立ちます。
ただこのシールを貼るときは、シールと吸盤の間に空気を入れない事が大事です。ここで空気を入れてしまうと、上手く密着せずくっつかない事があります。
他にも、シールを貼る前に吸盤はしっかりと汚れをとっておくのも上手く使うコツです。
レバー式強力吸盤付フック
吸盤がくっつかないときに使えるグッズ2つめは、レバー式強力吸盤フックです。
これは100均では売られていませんが、「最終手段といえばコレ!」と噂される商品です。
普通の吸盤ではなく、ゲル状の吸盤となっているので、どんなところでもくっつくようになっています。非常に強力で耐久性も強いので、外でも室内でも使えますが、個体によって吸いつきが違うようです。
中には、全く吸いつかず、すぐに落ちてしまったという人も少なくありません。なのでもし不安ならば、先程紹介した吸盤接着専用シールをおすすめします。
そもそも何で吸盤ってくっつかなくなるのか?
今まで吸盤がくっつかないときの対処法を紹介しましたが、そもそも吸盤がくっつかない原因とはなんなのでしょうか?
いくら対処しても原因が分からない以上、対処に踏み切るのも諦めてしまいますよね。なので最後に、吸盤がくっつかない原因についても紹介します。
吸盤の変形
吸盤がくっつかない原因1つめは、吸盤の変形です。
吸盤は、綺麗なおわん形をしていますよね。あの形こそしっかりと貼り付くように設計されていて、形が崩れればくっつかなくなってしまいます。
なので吸盤の使いすぎや、吸盤に負担などがかかると、吸盤はくっつかなくなります。先程紹介しましたが、吸盤の変形を直すには熱湯などをかけて戻すしかありません。
もし今くっついていても、吸盤が変形していたら、それは替え時の合図です。
汚れや傷が中に入り込む
吸盤がくっつかない原因2つめは、汚れや傷が中に入り込むからです。
吸盤が綺麗にくっつくのも、壁としっかりと密着しているからです。吸盤との間に空気があるのはもちろん、汚れなどで間を塞いでしまうと、当然くっつかなくなります。
他にも傷ができてしまうと、その傷がまた新しく開いて空気をいれてしまいます。それだけでなく、傷に埃などが入ってしまうと、余計にくっつかなくなるんです。
なので、吸盤を長く使いたいなら、定期的に掃除をする事をおすすめします。汚れや傷が目立つ場合は、変形と同じく替え時の合図です。
吸盤を貼る場所の問題
吸盤がくっつかない原因3つめは、吸盤貼る場所の問題です。
経験した事のある人も多いですが、買ったばかりの吸盤がくっつかないときがありますよね。あれはどこで買ったからなどが問題ではなく、吸盤を貼る場所にも問題があるんです。
例えば吸盤は、木材やコンクリートなどにはくっつかない性質を持っています。なので、木材やコンクリートといった素材には、吸盤は無効という事です。
ただ先程紹介した、吸盤接着専用シールなどを使えば、この問題は解決されます。吸盤を貼る場所も重要ですが、こうした便利グッズなどを使う事で解決できる場合もあります。
まとめ
今回は、吸盤がくっつかない理由について紹介しましたが、参考になったでしょうか?
中には、「100均で買ったからくっつかない」という人もいますが、一概にそうとはいえません。吸盤がくっつかない原因は様々で、対処法もいくつかあります。
他にも、どんなところに吸盤を貼るべきかも考えるべきです。もし吸盤を買ったばかりで悩む人がいましたら、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。