ホットケーキを食べるときなどに、メープルシロップを使う人は多いですよね。
大人の場合、好きにかけることができますが、そもそもメープルシロップは体に害はないのでしょうか?
他にも、赤ちゃんのような乳児に与えてもいいか悩んでしまいますよね。
今回は、メープルシロップは体に悪いのかどうかについて紹介します。
目次
メープルシロップは体に悪いの?
甘いのが好きな人は、ついメープルシロップをかけすぎてしまうことがあると思います。
そんな普段なんなく食べているメープルシロップですが、はたして体に悪いものなのでしょうか?
まずは、メープルシロップは体に悪いのかどうかについて紹介します。
メープルシロップは体に優しい
結論からいうと、メープルシロップは体に悪いわけではありません。
むしろ、体に優しいものです。
メープルシロップは、主にサトウカエデという品種の樹木の樹液を煮詰めたもののことをいいます。
しかも、このサトウカエデやカエデ類の樹液を100パーセントのものだけでできています。なので、添加物などの人工物は1つも入っていません。
また、カルシウムなども入っていて、白砂糖などと比べると血糖値の上がり方も緩やかです。
これらのことを考えると、適量であれば体に悪いどころか、優しいことがよく分かると思います。
カリウムが多いので注意
ただ体に優しいメープルシロップですが、1つだけ注意しなければいけない点があります。
それが、カリウムの多さです。
実はメープルシロップには、大さじ1杯で約48mlのカリウムが含まれています。
これはかなり多い量なので、メープルシロップを大量摂取するとカリウムの摂取過多になってしまいます。
そのため、腎臓病などでカリウムの摂取に制限をされている人は注意しましょう。
メープルシロップは赤ちゃんに与えていいの?
メープルシロップは体に悪いのではなく、体に優しいものです。
しかし、それはあくまで大人を基準にしたもので、赤ちゃんに与えていいのか迷いますよね。
実は、赤ちゃんもある時期を過ぎれば、メープルシロップを食べることができるんです。
続いて、メープルシロップは赤ちゃんに与えていいのかについて紹介します。
生後10ヶ月以後を目安に与える
赤ちゃんにメープルシロップを与えていいのは、生後10ヶ月以降を目安にしたほうがいいです。
というのも、離乳食を開始し始めた生後6ヶ月頃は、消化器官が未発達な状態です。消化器官が整ってくるのは、生後9~10ヶ月頃といわれています。
またまだ歯が生えたばかりだと、虫歯のリスクなども高い状態です。
そのため、赤ちゃんにメープルシロップを与えるなら、生後10ヶ月以降を目安にしましょう。
メープルシロップを与える上での注意点
ただ赤ちゃんにメープルシロップを与える上で、注意点がいくつかあります。
その注意点というのが、与えるならまずは少量から始めるということです。突然大量に与えてしまうと、消化器官や歯などに大きな負担を与えてしまいます。
なにより、まだ味覚ができあがっていない状態で甘いものをあげすぎると、今後味覚がおかしくなってしまいます。
そうなってしまうと、肥満などのリスクを負ってしまうので注意が必要です。
赤ちゃんにメープルシロップを与えるなら、まずはスプーンにちょっと乗せた程度にとどめておきましょう。
メープルシロップにカビが生えたら!対処法
メープルシロップを使うときはありますが、そう頻繁に使うことはありませんよね。
そのため、しばらくの間そのまま常温などで放置してしまうことも少なくありません。そしてもう1度使おうとしたら、カビが生えていたなんてこともありえると思います。
では、メープルシロップにカビが生えていたらどうすればいいのでしょうか?
続いて、メープルシロップにカビが生えていたときの対処法について紹介します。
食べてはいけない
おおよそ見当がつくと思いますが、メープルシロップにカビが生えたら食べてはいけません。
そもそもチーズなど一部の食品を除いて、カビの生えたものを食べるのは体に悪いです。特に、メープルシロップは開封してすぐにカビが生えることが多いです。
なので、カビの生えたメープルシロップを食べないためには、すぐに使いきりましょう。
他にも対策としては、開封した後は冷凍庫で保管するのがベストです。メープルシロップは糖度が高いので、比較的凍りにくくできています。
ですが、できるなら冷凍保存するより、すぐに使いきった方が安全だといえます。
もしカビの生えたメープルシロップを食べてしまったら
カビの生えたメープルシロップを食べてしまった場合、まずは様子をみてみましょう。
もし腹痛などを起こしたり、嘔吐をした場合は病院で診てもらう必要があります。食べた後に気づいたら、すぐに食べるのを止めて、できるだけ戻すのも1つの手段です。
ですが大体はそこまで悪化したケースもないので、落ち着いて経過をみることが大切です。
メープルシロップ!安く買うならどこ?
メープルシロップを買うとき、正直にいうと高すぎて買うのを躊躇うときもあると思います。
基本メープルシロップは少量で売られているのに、値段と比例しませんよね。
そんなとき、メープルシロップを買う場合は、どこで買えば安く買えるのでしょうか?
続いて、メープルシロップを買うなら、どこで安く買えるかどうかについて紹介します。
最安値で購入するなら!Amazon
メープルシロップを安く買うなら、Amazonがおすすめです。
というのも、Amazonでメープルシロップを検索すると、250gのものが最安値の「600円前後」で売られています。
ちょっと変わったメープルシロップが欲しいときも、豊富な種類を選ぶことができるのがいいですね。
変わった種類のものも、1,000円以内で買えるので、メープルシロップを使う機会が多い人は1度Amazonで検索してみてはどうでしょうか。
ちなみに下記の「モンファボリ メープルシロップ 250g」は、Amazonで1番売れているベストセラー1位のメープルシロップです。
コストコ
もう1つ、メープルシロップを安く買えるところがあるとするなら、コストコをおすすめします。
コストコといえば、量が多いかつ安いのをコンセプトに日本では有名ですよね。
例えば、940mlのメープルシロップが1500円で売られているなどかなり驚きです。
普通の業務スーパーなどで買うより、ずっと安いので、1度コストコで実物を見てみるのもいいでしょう。
メープルシロップとはちみつの違いとは?
よくメープルシロップと、はちみつを同じものだと勘違いしてしまう人がいると思います。
ですが実は、メープルシロップとはちみつには、いくつかの違いがあるんです。
最後に、メープルシロップとはちみつの違いについて紹介します。
樹液が違う
メープルシロップとはちみつの違い1つめは、取れる樹液が違うことです。
先ほども紹介しましたが、メープルシロップはサトウカエデの樹液からできています。しかしはちみつの場合は、ハチが集めた花の蜜がハチの唾液酵素と反応してできたものです。
これらを比べてみると、大きな違いがありますよね。
こうして、何でできたかを遡ってみると、メープルシロップとはちみつの違いが分かりやすいです。
保存の仕方が異なる
メープルシロップとはちみつの違い2つめは、保存の仕方が異なるところです。
メープルシロップは、開封後はカビが生えるのを防ぐために冷蔵・冷凍保存をしなければいけません。
ですが、はちみつは開封後に冷蔵保存すると、結晶化してしまいます。そのため、はちみつは開封後も常温で保存する必要があるんです。
この保存の方法も比べてみると、大きく変わるので、2つの違いを比べるには分かりやすいと思います。
ポツリヌス菌の危険
メープルシロップとはちみつの違い3つめは、ポツリヌス菌の危険にさらされているかどうかです。
はちみつは、ポツリヌス菌の危険があるため、1歳未満の乳児に与えてはいけません。
しかし、メープルシロップはポツリヌス菌の危険はないので、赤ちゃんに与えても問題はないんです。
ただ糖度の問題があるので、赤ちゃんに与えるとしても、生後10ヶ月を過ぎてからにしましょう。
まとめ
今回は、メープルシロップは体に悪いのかどうかを紹介しましたが、参考になったでしょうか?
メープルシロップは体に悪いどころか、とても体に優しいものです。しかし、体に悪いものでなくとも、赤ちゃんなどに与えるときには注意が必要です。
また開封後はすぐにカビが生えるので、保存の仕方も間違えないようにしましょう。
もし、メープルシロップは体に悪いのか悩んでいる方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。