昔から日本人に親しまれてきた健康食品、梅干し!
昔から、「梅干しさえ食べていれば医者いらず!」なんて言いますよね。
それに、梅干しって本当にご飯との相性がいいんですよね?。
梅干しさえあれば、何杯でもご飯が進んでしまうという方も多いのではないでしょうか?
しかし、いくら梅干しが健康に良いからと言って、食べ過ぎてしまうのもいけませんよね。
そこで今回は、梅干しは一日に何個までなら食べても大丈夫なのか?について詳しく解説していきます!
梅干しを食べ過ぎた際のデメリットや、梅干しの素晴らしい効果についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
梅干しは一日何個まで食べても大丈夫なの?
梅干しは昔からの健康食品として知られていますし、ご飯との相性もよいので、毎回の食事に欠かさず食べている方もいらっしゃると思います。
後ほど紹介しますが、確かに梅干しには多くのメリットがあり、毎日食べることで健康的な身体を作ることが出来ます!
しかし、梅干しは一日に1個程度にとどめておくことをオススメします。
「一日1個なんて少なすぎる・・・!」
と残念に思うかもしれませんが、それにはしっかりと理由があるんですよ。
これから説明していきますね。
梅干しの塩分量
梅干しを一日1個にとどめたほうが良い理由とは、
ズバリ!
梅干しの塩分量にあります。
厚生労働省では、一日の塩分摂取目安量を男性で7.5g未満、女性で6.5g未満としていますし、WHOの基準では5.0g未満と、さらに厳しめな数値に設定されています。
しかし、1つの梅干し(約20g)には、約2.0gもの塩分が含まれているんですよ!
梅干しを3?4個も食べてしまえば、すぐに塩分の摂りすぎになってしまいます。
もちろん、梅干しの大きさや種類によっても変わってきますが、梅干しに多くの塩分が含まれているのは事実。
ですから、梅干しは一日1個がオススメなんです。
どうしても1個以上食べたい時には、梅干しの成分表示などを確認し、塩分の摂りすぎにならないように注意してくださいね。
梅干しは食べ過ぎたらどうなるの?
先ほども説明しましたが、梅干しには多くの塩分が含まれており、一日1個が適量なんです。
ですから、そんな梅干しを食べ過ぎてしまうと様々な悪影響が生じてしまいます。
塩分摂取量が過剰になる
そもそも日本人は、醤油や漬物、味噌汁などの塩分の多い食事によって、塩分過多になりがちだということをご存じでしたか?
それなのに塩分量の多い梅干しを食べ過ぎてしまったら、必然的に塩分の過剰摂取になってしまいますよね。
塩分を摂りすぎると、高血圧や動脈硬化など様々な病気の原因にもなりますから気を付けましょう!
むくんでしまう
塩分の多い梅干しを食べ過ぎると、むくみの原因になります。
これは塩分を摂りすぎると体内のナトリウム濃度が高くなりますが、これを一定に保つために身体は水分を取り込みやすくするからなんです。
塩分の多い食事を食べた後に、のどが渇きやすくなるのもこのためなんですよ。
下痢や腹痛になる
梅干しを食べ過ぎると、下痢や腹痛を起こしやすくなります。
梅干しには塩分の他に、クエン酸やカテキンも多く含みます。
詳しいメカニズムまでは分かっていないのですが、これらを過剰に摂取してしまうと、腸内環境が酸性に傾いてしまい、下痢や腹痛を起こすのだとか!
梅干しの効果
さて、梅干しを食べすぎるデメリットについてお伝えしてきました。
しかし、昔から梅干しは体に良い食品と言われており、嬉しい効果もたくさんあります!
ここからは、梅干しの嬉しい効果について、3つご紹介しますね♪
細菌の増殖を防ぐ
梅干しには細菌の増殖を防ぐ効果があります!
お弁当に梅干しを入れるのも、この効果を狙ったもの。
梅干しを入れておくだけで、食中毒などを防ぐことが出来るんですから驚きですよね♪
疲労回復
梅干しには疲労回復効果もあります。
それは梅干しに多く含まれるクエン酸のおかげ!
疲労を感じる原因は乳酸なんですが、クエン酸にはこの乳酸を分解し、体外に排出する働きがあるんですよ♪
運動会など、スポーツをした後に食べるお弁当には梅干しを入れておくといいですね!
血流改善
驚くことに、梅干しには血流改善効果もあるんです!
梅干しに含まれるクエン酸が糖と結合すると、「ムメフラール」という成分が作られます。
この「ムメフラール」は近年注目されている成分で、血中のコレステロールを低下させ、血流を良くする働きがあるんですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美味しい梅干しが一日に1個までとは少し残念でしたね・・・。
しかし、一日1個の梅干しでも多くの嬉しい効果があることが分かりました!
健康的な生活にぜひ、梅干しを役立ててくださいね!