今食パンはどこでも売られていますが、添加物があるせいで「食べたくない」と思う人も多いです。
中には、赤ちゃんに食べさせたいのに添加物が怖くて食べさせることができないと悩む人も多いでしょう。
では、添加物の少ないパンメーカーはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、添加物の少ないパンメーカーについて紹介します。
食パンの原材料とは?
添加物の少ないパンメーカーは気になりますが、そもそも食パンの原材料はどんなものがあるのでしょうか?
実は、知っておかないと困るような物も入っているんです。
まずは、食パンの原材料について紹介します。
乳化剤
食パンの原材料1つめは、乳化剤です。
乳化剤というのは、水と油を混ぜるために使う添加物です。
水と油は混ざり合わないので、乳化剤を使うことで混ぜることができます。
ただこの乳化剤は天然由来のものと、添加物の含まれたものがあるんです。
ですが、含まれている乳化剤が天然由来かどうかは原材料表記には書かれていません。
イーストフード
食パンの原材料2つめは、イーストフードです。
イーストフードは、イースト菌の働きを良くし、パンの発酵を早めるための物です。
このイーストフードですが、食品添加物の1つです。
またイーストフードに含まれている化学物質に、塩化アンモニウムが含まれています。
一体どんなものなのかは後で紹介しますが、あまり体に良いものとはいえません。
マーガリン
食パンの原材料3つめは、マーガリンです。
マーガリンは、食パンを作る上で欠かせない物だといわれています。
ですがマーガリンも添加物とされていて、体には有害だとか良いものではないとWHOで検討されています。
ただ上限が設けられているので、1度2度食べただけで体に害が出るわけではありません。
輸入小麦
食パンの原材料4つめは、輸入小麦です。
マーガリンと同じく、小麦は食パンには欠かせない原材料です。
ただ国内で売られている食パンは、輸入小麦が使われていることが多いといわれています。
そのため、「あまり体に良くないのでは?」といわれる原因となっているんです。
実際、「輸入小麦は危険だ」という声もありますが、日本政府ではこのような回答をしています。
国内で販売されている輸入小麦を使ったものは、食品衛生法に基づいているといわれています。
そのため、許容摂取量を規定して管理しているから問題はないとのことです。
食パンの添加物について
普通に売られている食パンには、添加物が含まれています。
添加物といえば悪いイメージがありますが、実は知っておかないと困ることが色々あるんです。
続いて、食パンに含まれている添加物について紹介します。
乳化剤
食パンに含まれている添加物1つめは、乳化剤です。
乳化剤には化学合成されたのもあり、化学合成された物の方が体に悪影響を及ぼします。
多くの食パンには、原材料名への表記にどの物質でどんな添加物が含まれているかは書かれていません。
なので、私たちは知らないうちに化学合成された添加物を口にしている可能性もあるのです。
イーストフード
食パンに含まれている添加物2つめは、イーストフードです。
イーストフードに含まれている化学物質には、塩化アンモニウムが使われています。
この塩化アンモニウムは、大量に摂取すると昏睡や嘔吐などを引き起こす可能性があるんです。
さらに同じく含まれているリン酸化合物も、骨粗しょう症や心筋梗塞に繋がる可能性もあります。
なので、イーストフードを含む食パンを長期間食べていると、体に悪影響を及ぼします。
マーガリン
食パンに含まれている添加物3つめは、マーガリンです。
マーガリンには生成過程の中で、トランス脂肪酸が発生します。
このトランス脂肪酸は、心臓疾患のリスク増加と強い関連性があるといわれています。
なので、WHOは2023年までにトランス脂肪酸を世界の食品から一掃するとも宣言しています。
海外産の小麦
食パンに含まれている添加物4つめは、海外産の小麦です。
海外産の小麦には、ポストハーベストを気にする必要があります。
ポストハーベストは化学合成された農薬で、輸入小麦には使われていることが多いです。
ホストハーベストは普通の農薬より濃度が濃いので、心配な人も少なくありません。
先程紹介しましたが、国内で使う場合は食品衛生法に基づいてはいます。
ただ、許容摂取量を規定して管理しているとはいえ全く危険がないわけではないです。
添加物の少ない(無添加)食パンメーカー!
添加物を使った食パンは、お世辞にも体に良いとはいえません。
マーガリンに含まれるトランス脂肪酸のこともあり、今では無添加の食パンも売られています。
では一体、どのような食パンが売られているのでしょうか?
続いて、添加物の少ないパンメーカーについて紹介します。
Pasco(パコス)の超熟国産小麦【原材料・味・価格】
添加物の少ないパンメーカー1つめは、Pascoの超熟国産小麦です。
このPascoの超熟国産小麦は、北海道産の国産小麦を100パーセント使用しています。
そのため、海外産の小麦は使っていないため、農薬の心配はいりません。
食感が柔らかく、小麦やバターの風味が良いことで評判です。
スーパーだと6枚スライスで、250円で購入することができます。
セブンイレブンの金の食パン【原材料・味・価格】
添加物の少ないパンメーカー2つめは、セブンイレブンの金の食パンです。
昔販売されていた金の食パンは、国産小麦を使っていなかったんです。
しかし現在では国産小麦を使用し、他の添加物も含んでいません。
厚切りタイプでもちもちしており、無添加とは思えないぐらいの食感の良さです。
ただ2枚入りで149円なので、少し高価です。
紀ノ国屋のイギリスパン
添加物の少ないパンメーカー3つめは、紀ノ国屋のイギリスパンです。
この紀ノ国屋のイギリスパンは、ロングセラーの食パンです。
自家製ホップスを使用しており、数ある無添加食パンの中でも原材料がシンプルです。
食感は固めで、ホップスを使用しているせいか少し酸味があります。
3枚入りで、税込み257円で売られています。
イオンのパン・ド・ミ
添加物の少ないパンメーカー4つめは、イオンのパン・ド・ミです。
このパン・ド・ミはマーガリンの代わりに、オリーブオイルを使用しています。
またイーストフードや乳化剤も使っていない、無添加食パンです。
薄切りタイプで、柔らかさは超熟とよく似ています。
3枚入りで100円以内で買えるので、コスパが非常にいいです。
生協パルシステムのこだわり酵母食パン
添加物の少ないパンメーカー5つめは、生協パルシステムのこだわり酵母食パンです。
食品宅配サービス・パスシステムでも原材料がシンプルな食パンが販売されています。
原材料は小麦粉、酵母、砂糖、食塩と添加物少なめで造られています。
国産小麦は使用していませんが、その代わりに天然酵母を使っているのでおすすめです。
5枚スライスで200円ほどで購入できるので、買える場合は1度買ってみてもいいでしょう。
シャトレーゼの無添加食パン
添加物の少ないパンメーカー6つめは、シャトレーゼの無添加食パンです。
シャトレーゼでも、無添加食パンは販売されています。
無添加食パンとはありますが、マーガリンは使用しているそうです。
ですが乳化剤、保存料、イーストフードは使用されていません。
食感はもちもちで、微かな甘味が特徴です。
値段は6枚切りで、180円とかなり安価で、3斤ぶんは500円で販売されています。
まとめ
今回は、添加物の少ないパンメーカーについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
残念ながら、普通に売られている食パンには添加物が使用されています。
なので、添加物が気になる人は無添加食パンを選びましょう。
もし、添加物の少ない食パンを探している方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。