子どもも大人も大好きなポップコーンですが、何歳から食べさせていいのか分かりませんよね。
映画館やスーパーなどで、まだ小さな子どもに「買って!」といわれて困った親御さんも多いと思います。
では、ポップコーンは何歳から食べられるのでしょうか?
今回は、ポップコーンは何歳から食べられるのかについて紹介します。
ポップコーンは何歳から食べれる?
ポップコーンですが、小さな子どもにあげるとなると親としては怖くなってしまいますよね。
目も離せないですし、そもそも喉に詰まらないか心配な親御さんも多いと思います。
まず、ポップコーンは何歳から食べられるのかについて紹介します。
赤ちゃん(0~1歳)は与えないほうがよい
まず赤ちゃんにポップコーンを与えていいのかについてですが、結論からいうと与えないほうがいいです。
まだ0歳~1歳だと歯が生えそろっていないので、喉につまらせるというリスクが高いからです。
他にも、ポップコーンの塩分量が赤ちゃんにとって害になってしまうこともあります。
生後6ヶ月から11ヶ月の子どもの1日の食塩摂取量は、約1.5gとされています。
ポップコーン1袋の食塩量は0.7gなので、これだけで1日の食塩摂取量の半分をとってしまうんです。
なので、塩分の問題も考えると0歳から1歳の子どもにポップコーンを与えるのは止めましょう。
2歳は注意しながら
2歳になると歯も生え揃いますし、ある程度の食べ物が食べられるようになります。
そのため、ポップコーンを食べさせてもいいのですが注意が必要です。
まだ歯が完全に揃っていないので噛みが甘いですし、小さな粒をそのまま飲んでしまう危険性もあります。
そのため、親と一緒に食べたり、白いふわふわした箇所だけを食べさせるようにしましょう。
3歳以降は大丈夫
3歳になると歯が生え揃い始めているうえ、噛む力も強くなってきています。
なので、3歳を迎えたころにはポップコーンを食べさせても大丈夫です。
ポップコーンの中にある粒も噛めるようになるので、粒を執拗に取り除かなくても問題ありません。
それを考えると、3歳過ぎた子どもにはポップコーンをあげても問題はないといえます。
しかし、ポップコーンの食塩量は1袋0.7gなので、1袋そのままあげたら塩分の摂りすぎになってしまいます。
ポップコーンを食べさせる場合は、しっかり量を測って食べさせましょう。
ポップコーンを食べるときの注意点
ポップコーンは、0歳から1歳の間の子どもに与えるのはよくありません。
3歳以降はいいといいますが、それでも子どもに食べさせる上で注意点があります。
では、子どもにポップコーンを食べさせるときはどんなことに気をつければいいのでしょうか?
続いて、子どもにポップコーンを食べさせるときの注意点について紹介します。
口に沢山入れない
子どもにポップコーンを食べさせるときの注意点1つめは、口に沢山入れないことです。
3歳を迎えた子どもでも、ポップコーンを食べさせるときは口に沢山入れないように気をつけなければいけません。
子どもにポップコーンを食べさせるときは、「1粒ずつね」と子どもに教えておきましょう。
また子どもがポップコーンを食べているときは、しっかり目を離さないことが大切です。
塩分に注意
子どもにポップコーンを食べさせるときの注意点2つめは、塩分に注意することです。
ポップコーン1袋の食塩量は、約0.7gといわれています。
一方、2歳~3歳の子どもの1日の塩分摂取量は、3~4gとされています。
なので、1袋そのまま与えてしまうと、ポップコーンだけで1日の3分の1の塩分を摂ってしまうんです。
食べさせるときの安全だけでなく、塩分の問題も考えてお皿に出して与えましょう。
アレルギーを確認
子どもにポップコーンを食べさせるときの注意点3つめは、アレルギーの確認をすることです。
ポップコーンにも、アレルギー要素は含まれています。
主に大豆、卵、乳には注意が必要です。
ポップコーンは作るときに大量の大豆油を使うので、アレルギーを起こす要因になります。
卵は意外かもしれませんが、フレーバーのあるポップコーンには卵が含まれているんです。
乳成分も卵と同じで、フレーバーのあるポップコーンに含まれていることが多いです。
特にキャラメル味のポップコーンなどは、卵と乳製品のどちらも含まれているので注意しましょう。
食べ過ぎに注意
子どもにポップコーンを食べさせるときの注意点4つめは、食べ過ぎに注意することです。
ポップコーンは食べ過ぎると、塩分の摂取過多になるだけではありません。
バターなども多く使っているので、食べ過ぎると胸やけを起こしてしまいます。
なので、「もっと食べたい!」といわれても、あげすぎないようにしましょう。
子供が食べても安心!手作りポップコーン
市販のポップコーンは塩分などが高いので、子どもに食べさせるときには注意が必要です。
しかし手作りしたポップコーンであれば、塩分などの調整ができるので市販のものより安全です。
最後に、子どもに安心して食べさせられる手作りポップコーンの作り方を紹介します。
ポップコーンマシーン
手作りポップコーンを作るときにおすすめなのが、「ポップコーンメーカー ポップコーンマシーン」です。
使い方は簡単で、ポップコーン用のコーンを入れた後、スイッチを入れるだけでポップコーンができます。
容器内でポップコーンがはじける様子を見れたり、色んなフレーバーを作れるのでおすすめです。
マシン本体は3000円前後で、材料のコーンも100均で買うことができるので安くポップコーンを作れます。
ポップコーンマシーンを使う上での注意点
先程紹介したポップコーンマシーンは作り方だけでなく、マシンの組み立ても非常に簡単です。
しかし1つだけ注意点があります。
それが、付属の軽量カップでしっかりとコーンを測っていれることです。
軽量カップぶんの量以上のコーンを入れすぎたりしてしまうと、マシンの故障に繋がります。
また、事故を起こす可能性もあるので、ポップコーンを作っている最中はマシンから目を離さないようにしましょう。
まとめ
今回は、ポップコーンは何歳から食べられるのかについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
ポップコーンは、3歳を過ぎてから食べさせることをおすすめします。
ただ年齢問わず、子どもがポップコーンを食べる際にはしっかりと見ておく必要があります。
もし、ポップコーンを何歳からあげるか悩んでいる方は、ぜひ今回は紹介した内容を参考にしてみてくださいね。