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冷凍枝豆は体に悪いの?海外産や国内産の安全性と栄養について詳しく解説

冷凍枝豆は体に悪いの?海外産や国内産の安全性と栄養
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ちょっとしたおかずや、お酒のつまみに丁度いい枝豆!

中でも、冷凍枝豆はレンジで温めるだけで簡単に食べられるので、冷凍庫に常時ストックしている方も多いのではないでしょうか?

しかし、

「冷凍の野菜では栄養が取れないのかな?」

「冷凍枝豆には添加物がたくさん入っているって聞いたけど、本当?」

と、不安に感じてしまうこともありますよね。

また、冷凍枝豆には中国産の安価なものも多く、品質が良くないのではないかと思っている方もいるかもしれませんね。

そこで今回は、冷凍枝豆が本当に体に悪いのか、詳しく解説していきます!

海外産や国内産の安全性や、栄養素についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

冷凍枝豆は体に悪いの?本当は誤解だらけ

手軽に美味しく食べられる冷凍枝豆ですが、「体に悪い」などと言われることも多いです。

便利な食品なだけに、体に悪いとなると困ってしまいますよね。

でも実は、冷凍枝豆が体に悪いというのは、誤解だらけの話なんですよ!

これから詳しくご紹介していきますね。

 

冷凍枝豆!基本的には保存料が使われていない

様々な食品に使われている保存料。

食品の腐敗を防ぐ効果はありますが、できればあまり摂取したくはないですよね。

でも安心してください!

実は、冷凍枝豆には保存料は使われていないんですよ。

なぜかと言うと、冷凍食品は基本的に腐りにくいので、保存料が使われないことが多いんです。

冷凍枝豆!添加物は入っているが安全

保存料の他に気になるのが、食品添加物ですよね。

食品の風味や色合いを良くするために使われる添加物ですが、冷凍枝豆にも添加物が入ったものもあります。

しかし、現在売られている冷凍枝豆は、厚生労働省の基準にのっとって、製造されていますし、衛生管理もしっかりされています。

また、冷凍野菜は他の食品に比べても添加物は少ないんですよ!

ですから、冷凍枝豆を食べたからと言って、健康被害が出るようなことはまず無いでしょう。

 

中国産が多いが安全

冷凍枝豆には、中国産のものも多く売られていますよね。

中国産の食品というと、

「農薬がたくさん使われていそう・・・」

「異物が混入していたり、衛生面が不安・・・」

と感じる方も多いかもしれませんね。

しかし昨今では、中国産といえども日本人が徹底した管理を行っていることがほとんどなんですよ。

ですから、中国産であっても安心して食べることができます。

 

どうしても冷凍枝豆が不安なら!国産を選ぶ

ここまで、冷凍枝豆の安全性についてお伝えしてきましたが、それでもやはり不安だという方には、国産の冷凍枝豆をオススメします!

国産であれば、衛生面もバッチリですし、枝豆の品質も良いので美味しいですよ。

また、国産の冷凍枝豆には添加物が使われていないものが多いんです。

袋の裏の食品表示を見てみると分かるのですが、原材料が「枝豆」と「塩」のみという商品が多いので安心ですね♪

 

冷凍枝豆は栄養価に優れている

冷凍枝豆は安心して食べられることが分かりましたね♪

枝豆は栄養価の高い食べ物でもあるので、ぜひ積極的に取り入れていきましょう!

しかし、冷凍した野菜って、なんとなく栄養が損なわれているような気がしませんか?

ところが、実は冷凍枝豆の栄養素は、生の枝豆と比べてもほとんど変わらないんですよ!

それどころか、冷凍枝豆は枝豆が多く収穫できる旬の時期にまとめて作られることが多いので、季節外れの物と比べると栄養価が高いこともあるんです♪

そんな枝豆に含まれる栄養素をこれからご紹介していきますね!

 

イソフラボン

イソフラボンは美肌効果や更年期症状を和らげる働きを持つため、女性に嬉しい栄養素として有名ですよね♪

他にも、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防したり、ストレスを緩和してくれる働きもあるんですよ。

しかし一方で、イソフラボンを摂りすぎてしまうと、肝臓ガンを発症しやすくなったり、ホルモンバランスが崩れてしまう恐れもあるため、注意が必要です。

 

葉酸

葉酸は赤血球を作る働きや、細胞の生産・再生に関わるため、私たちにとって重要な栄養素の1つです。

また、最近の研究ではコレステロール値を下げる効果があるのではないかと期待される栄養素でもあるんですよ♪

 

タンパク質

タンパク質は三大栄養素の一つで、筋トレをしている方にとっては、筋肉を作るのに欠かせない栄養素ですよね。

また、タンパク質は筋肉以外にも、血液やホルモン、髪の毛など、あらゆる所に使われるため、人間にとって必要不可欠な栄養素なんですよ!

 

メチオニン

メチオニンは必須アミノ酸の一つで、アルコールの分解を助ける働きがあります。

お酒のつまみに枝豆がよく食べられるのは、このためなのかもしれませんね♪

 

カリウム

カリウムは塩分(ナトリウム)を排出する働きをするため、血圧を安定させる効果があります。

また、神経伝達や筋肉の収縮など、様々な役割を持つため、非常に重要な栄養素です。

 

冷凍枝豆!食べ過ぎには注意

ダメ

美味しくて、栄養価も高い枝豆は、酒のつまみにもなるので、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれませんね。

しかし、どんな食品も食べ過ぎには注意が必要です。

ここからは、冷凍枝豆の食べ過ぎによるデメリットについて解説していきます。

 

カロリーが高い

枝豆は野菜なので、ヘルシーな食べ物だと思っていませんか?

実は、枝豆のカロリーは、じゃがいもよりも高いんですよ!

じゃがいものカロリーは100gあたり76kcalであるのに対し、枝豆は135kcalとやく2倍!

ですから、油断しているとあっという間にカロリーオーバーしてしまうことも。

 

痛風になる

枝豆には、痛風の原因となるプリン体が多く含まれています。

ちなみに、1日のプリン体摂取目安は400㎎。

枝豆のプリン体は100gあたり50mgほど。

プリン体はビールにも多く含まれますから、

「ビールのつまみに枝豆!」

なんてことをしていると、あっという間に痛風になってしまうかもしれません。

 

冷凍枝豆の解凍方法と美味しい食べ方

冷凍枝豆を食べる際、みなさんはどのように解凍していますか?

冷凍枝豆の解凍方法には、電子レンジを使ったり、茹でたり、常温で放置したり、様々あると思います。

この中で最もオススメの方法は、お湯で茹でて解凍すること!

少し手間はかかってしまいますが、1番美味しく食べられる方法なので、ぜひ余裕がある時に試してみてくださいね♪

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冷凍枝豆は体に悪いどころか、栄養価も高く、安心して食べられることが分かりましたね!

しかし、カロリーが高く、プリン体が多く含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。

 

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